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SEの人材教育の動向について
営業のものです。 システムエンジニア(以下SE)業界の研修動向、人材育成動向を探っています。 お客さまがシステム開発の会社の人事の方なのですが、競合他社様の研修動向や人材育成動向を知りたいとのことです。 私、本を読んだりwebで探したりしましたが、中々答えが見つかりません。 やはりこういうことは人づてで聞くしかないと思い今回 この場を借りさせて頂きました。 改めますが、趣旨としては「人間成長できる自己啓発的な教育システムを知りたい」 という議題です。 お客様は会社発展のためには人材教育が必要不可欠と判断。 技術面よりも人間成長に力を入れたい。そのためには他社の研修や人材育成のノウハウが知りたい。 システム開発の仕事は請負でクライアントの会社に出向する形になります。ある意味派遣の仕事と同じです。そしてプロジェクトが終わるとまた別の会社に移ります。 で、クライアント先ではそのSEは会社の看板を背負って働くわけです。 ただ技術があるだけではだめで、クライアントの会社の人間とコミュニケーションをとらないといけないわけです。 挨拶に始まり挨拶に終わる、気配り、礼儀などなど・・一部、コミュニケーションをとるのが苦手な方が多いのも事実。 そこを打開して人間性のあふれたSEを育てたいというのが今回のお客様の狙い。 こういった研修や人材育成制度の内容は企業秘密の要素も強いのでこんなことを効くのは恐縮ですが、 話が分かる方いらっしゃいましたら教えて下さいませ。また、内容を知らないにしてもこういった情報を 仕入れる方法やノウハウなどを知っている方いらっしゃいましたら合わせて教えて下さいませ。
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- don_go
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>競合他社様の研修動向や人材育成動向を知りたいとのことです。 周りと同じ事をしていなければ安心できないという横並び主義は 日本人にとって最大の悪癖だと思いますが... 他人がしているからといって、それらが正しいとは限りませんし 自分に合っているとも限りません。 他社が何をしているかよりも、自社が将来的にどういった方向に 行きたいのかが重要だと思います。 10年後、20年後に会社がどうなっているか? 自分は今の会社で何をしているか? 将来の自分・会社に対して何の希望も持てないのに「会社の看板」 を背負う事を求められても、その気になれるでしょうか? 将来に対して納得できるだけの材料が提供され、環境も整えられ れば各人の意識や行動も違ってくると思います。 今、コスト削減を目的としてソフト開発を中国やインド等外国に 発注する事が多くなっていますが、10年後・20年後にはそれらの 国が高い開発能力と海外の仕事を受注するノウハウを得て、日本 以外の国にも広く進出して、規模拡大していくのに対して日本の ソフト会社は相も変わらず短納期で安い仕事のみを受注して劣悪 な労働環境の中で自転車操業をしているのでは?と危惧しています。 #組織の製品,サービスの開発,調達能力などを評価する指針で #あるCMMIを取得した会社の数も、インドや中国にも既に追い抜 #かれているようです。 単に価格が安いからオフシェアするというのでなく相手の開発 及び受注ノウハウを学びとるぐらいの気持ちは持っておいても 良いかもしれません。 #価格が安いというよりも、規模の大きい仕事をまとめて受注 #できる会社が無い方が原因の様な印象が有ります。 単なるSE・PG個々のバラ売りではなく、まとまった人数での組織 だった開発ができる会社を目指すのも方向性の1つだと思います。 相手から学ぶべきものがないか、相手が本当は何を求めているかを 聞きだす耳と目を持ち続ける事が自己啓発には一番大事だと思い ます。 頭の良い(学校での成績が良かった)人が多く集まるせいか自分の 考えている事のみを正しいとして、他人の意見を聞かない傾向の 人は結構多い... 客先の話もろくに聞かないし十分な説明もしないで、納期間近に なってから客先が意図している事と違うと言われ、あわてて仕様 変更作業を始める事になって大騒ぎ。 自分ではなく、いきなり仕様変更を言い出した客の方が悪いんだ と思っているので、反省もなく同じ事を何度でも繰り返す.... 何を重視し、目指すかによって対処の方法はいろいろと変わって きます。 単に挨拶ができる社員にしたいのなら、一般の会社でやっている 様に、新入社員向けの合宿セミナーを受けさせるという手も.... 有ると思います。
- don_go
- ベストアンサー率31% (336/1059)
>挨拶に始まり挨拶に終わる、気配り、礼儀などなど・・ いくら挨拶ができる様になっても、プログラムに対しての気配りが できる様になるとは限りません。 画一的な教育は教えられた事や指示された事は忠実にするが、独創 性が無い人間にしかならない物です。 うわべを重要視しすぎる事は「角を矯めて牛を殺す」という結果に なりかねません。 #無愛想だが優秀な人間が短期に仕事を済ませるより、そこそこの #能力の人材を送ってトラブル混じりでも長期間かけた方が儲けが #大きく、その場合は人当たりの良い人間の方が都合が良いといった #事情が有る事は想像に難くありませんが ..... 上意下達で従わせるのではなく、上の人間が現場の意見を良く聞く 事で現場の人間が作業し易い環境を整える。 むしろ上の人間の方が研修を受けるべきではないかと思います。 #上の人の顔色だけを見て、言うべき事でも言えないようになった #プロジェクトで成功した事例というのはまず見当たりません。
お礼
なるほど、たしかにそうですね。 技術者や現場の本質というものを深く理解できていなかったようです。 すごい参考になりました。ありがとうございました。
お礼
おっしゃるとおりですね。 会社の方針や組織のあり方から見直さないことにはにっちもさっちもいかないですよね。 またエンジニア個人のあり方にしてもより柔軟な考えや自己啓発が必要になるのですね。そういった方向性の研修などを探してみます。 貴重なご意見有難うございました。