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いつ頃「権理」から「権利」に?

「権利」という言葉は、以前は「権理」であったらしいです。 いつ頃「権理」から「権利」に変ったのですか? また、理由もわかれば教えてください。

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  • kine-ore
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回答No.1

角川書店「外来語辞典」によれば、1970年の福沢諭吉の「権利通義」としてライトの訳語にあてているし、その5年後の用語集には「荀子─勧学」中の言葉に由来するのか「権利」とあてているようです。 ライト【英 right】 (1)正しい(こと)(省略) (2)権利。「権義(ライト)」(福沢諭吉「文明論の概略」1870)。「権利通義」の4字を略して唯権義と記したり。何れも英語のライトと云ふ字に当る。(福沢諭吉「学問のすゝめ」1871)。 「権利(ライト)」(西周「明六雑誌39」1875)(島田三郎他「泰西通鑑」1883) ただ、小学館「国語大辞典」の「けんり」の項には「権利・権理」の二種があてられています。「権利」では当初、「権力と利益」の略語としての響きが避けられないとしてあえて「権理」をあてたものでしょうか。

noname#68161
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なかなか複雑ですね。「権理」から「権利」という、単純な流れではなさそうです。

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