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「権限」と「権利」
お店にも客を選ぶ「権限」はある 許可したい気持ちは山々だけど、規定で決められているため、私にはそのような「権限」はない 「権限」という言葉を良く聞きます 「権利」に置き換えると お店にも客を選ぶ「権利」はある 私にはそのような「権利」はない となります 質問 「権利」よりも「権限」の方が意味通じやすいですか? または強い意味がありますか?
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- takochann2
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具体的な用法としては、その言葉の由来から、権限は他人をして何かをさせることですが、権利は自身のために用います。 私には釈放される権利はないとは言いますが権限とは言わない。 私には彼を釈放する検眼があるとは言いますが権利とは(通常)言いません。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2420/6678)
言葉の意味は似ていますが由来が違います。権利は本来なかったものを手段を講じてどこかからとってきたものというニュアンスの言葉です。したがって元来、権利はありがたく行使すべきで、権利を行使することによって不利益を受ける人がいる場合があると言う意味が込められています。権限はそのような由来はありません。
お礼
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8740/19838)
>お店にも客を選ぶ「権限」はある 誤用です。その場合は「権利」を使います。 >「権利」に置き換えると 権利と権限は異なる概念なので、置き換え出来ません。 >お店にも客を選ぶ「権利」はある これは正しい用法です。 >私にはそのような「権利」はない これは間違った用法です。この場合は「権限」を使います。 権利と権限の違いは、次のような点です。 権利は法によって認められ、法によって制限されるのに対し、権限は公法や私法に基づいて与えられます。 権利は一定の利益を請求し、主張し、享受することができる法律上正当に認められた力ですが、権限は特定の者に認められた行為の範囲です。 >質問 >「権利」よりも「権限」の方が意味通じやすいですか? 異なる概念なので、権利と権限を置き換える事は出来ません。なので「どちらが通じやすいか?」と問われた場合「権利を用いる場面では権利を、権限を用いる場面では権限を用いないと、意味がまったく通じなくなる」が回答となります。 >または強い意味がありますか? 権利と権限は「異なる概念」なので、強い弱いの差は比べられません。リンゴとトンカチを比べても意味が無いのと同じです。
お礼
- AlexJenifer
- ベストアンサー率44% (683/1532)
・「権利」よりも「権限」の方が意味通じやすいですか? いいえ。権利と権限は全く同じ意味をもつ言葉ではありませんので。間違った使い方をすれば、意味が通じなくなります。 ・たとえば、グルメ番組の取材班がアポなしロケをすることがあります。取材していいか、と聞かれた相手が平社員だとその判断をする「権限」はありませんが、経営者であれば「権限」があります。この場合に「権利」という言葉は使えません。 ・お店にも客を選ぶ「権利」はある これは自然な日本語です。ですが、お店にも客を選ぶ「権限」はあるとは不自然です。 権限とは「正式または公的に行為し得る権利の範囲。特に、法規上の職権として、また法律や契約で認められて、行い得る権能の範囲」と定義されています。
お礼