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人間五十年とは言うけれど
よく歴史物のドラマなどで、「人間五十年」と聞きますが、 戦国時代などでは六十歳や七十歳まで生きてる人が結構多いように感じます。 本当に戦国時代などでは五十歳ほどが平均年齢だったのでしょうか?
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16世紀頃の日本人の平均寿命は長くても30歳程度が良い所でしょう。 ただし、所謂歴史上の著名人物に限れば60歳前後だそうです。 逆に百姓等の一般の人々の平均寿命は16,7歳であったそうです。 我々が知り得る当時の人物達はほとんどが侍であり、戦国の世においても 格別に優遇された環境で生活していた人達です。病気なれば医者も薬も あったでしょうし、戦で家や畑を焼かれて飢え死に、等と言うこともなかったでしょう。 病が流行れば薬もなく死に、十分な食べ物もなく、戦争があれば十把一絡げで死んでいく人達が大多数だったことでしょう。 著名人だけみれば50歳など軽く超えている人は多々いますが、全体から見れば、そのような人々は九牛の一毛のような存在なのです。
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- chaff
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戦国時代の平均余命は五十歳ほどではありません おそらく28歳ー30歳ではないかと言われているのだそうです。 そもそも、50歳くらいまで生きて活躍していたから歴史物のお話のネタにもなるわけで、大した活躍もしないで30歳くらいで死んだやつなんて、歴史に名前を残すのも難しいのではないですか? カクして、歴史物の登場人物は年寄り(と、彼の若い頃の)の話ばかりになっている訳で、(結果的に)今の我々から見れば登場人物が皆50~60まで命を永らえたように見える訳だと思います。
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回答ありがとうございます。 とても納得できる説明でした。 そう考えると大河ドラマなどの見方も変わってくる機がします。
- -mizuki-
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人間五十年というフレーズは、 織田信長で有名になったものですが、 元は、幸若舞の「敦盛」の一節です。 敦盛というのは、平敦盛のことで、平安時代の人です。 平清盛の息子の一人ですね。 なぜ五十年かというと、 これは、別に平安時代の平均寿命でも何でもなくて、 四天王の一昼夜に相当するのだそうです。 詳しくは以下の参考URLをご覧ください。 http://www.kyo.co.jp/~shimada/riyc/essay/nobunaga.htm
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回答ありがとうございます。 信長のうたにはこんな背景があったんですね。 勉強になりました。
- toro7272
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http://www.chiyoda-sdc.com/japan/medical.html 「16、寿命について」 戦国時代、織田信長は人生僅か50年と嘆いたそうですが、下っ端の兵隊はもっと若くして死んでいったわけですから,その頃の平均寿命は30歳前後であったろうと推測されています。 http://www.mygsji.or.jp/twobirds/buck_num/tb_h13win/tb_h13win01.htm 戦国時代の平均寿命は30歳代、織田信長は、桶狭間の合戦前に「人生50年」と詠ったと言われているが、70歳で生涯を終えた政宗は、ロザリオなどの品に、果たすことの出来なかった海外との交流と、天下人の夢を見ていたのではなかろうか。 との事です。 今では、人生80年といいますよね。 それでも、80歳以上でも元気でがんばっていらっしゃる人もいらっしゃいますし。(^^
お礼
回答ありがとうございます。 平均寿命が実際三十歳前後だったなんておどろきました。 戦死という死に方を考えると納得できました。
聞いた話なので恐縮ですが,昔の年齢は0.7で割ればだいたい今の年齢になるそうです。 (食生活や医療の発達などの影響だそうです。) 50歳なら71歳,70歳なら100歳ですね。 今も100歳以上の方が多数いらっしゃるので別に不思議ではないと思います。
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回答ありがとうございます。 そんな計算式があったんですか。 参考になりました。
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回答ありがとうございます。 階級別でこんなにも寿命が違うのかと驚きました。 百姓の平均寿命なんて縄文人より短いですね。 たしかにドラマなどで見る人は偉い侍ばかりなので、納得できました。