古詩翻訳:ペトラルカCanzoneのIの一節
Thou, Love, dost feel, therefore to thee I plain,
How grievous is my loss;
https://archive.org/stream/petrarchtranslat00petriala/petrarchtranslat00petriala_djvu.txt
(Ctrl+F で上記の文章の前後の文脈を読むこともできます。)
長年片思いしていた、ローラが死んでしまった苦しみを、ペトラルカが誰かに語り掛けるように書いた詩の一節です。
「あんただから分かってくれると思って愚痴るんだけどね。」というたわいもない言葉なのですが、そのように言ってしまっては、あまりもありきたり過ぎてペトラルカに怒られてしまいます。英語訳は、ペトラルカの長年の思いと無念をうまく表現できていると思います。こんなにも美しい表現になるとは驚きました。 しかし、意味は分かっても日本語でどう表現したらいいのでしょうか?
拙訳:
愛を知り、心を汲める、汝にこそ、嘆くのだ
我が喪失と悲しみを
頑張ってみましたが、、、天国のペトラルカは私の訳では満足しないでしょう。
どのように翻訳すべきか、ご回答のほど宜しくお願い致します。
追伸:plainは古い英語で、complainの意味です。
https://www.merriam-webster.com/dictionary/plain
(PlainのEntry5より)
お礼
どうもありがとうございました。