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言葉遊び(10回クイズ、言わんのバカ、早口言葉)は心理学で説明できる?
昔、10回クイズ(「ピザ」と10回言わせた後、ひじを指差して「ここは?」と聞くと「ひざ」と答えてしまう)や、言わんのバカクイズ(出題者が解答者に「何といっても静岡と答えてください」とあらかじめ言っておいて、「お茶?」「静岡!」「うなぎ?」「静岡!」「わさび?」「静岡!」というやり取りがあった後、出題者が「塩漬け?」と言うと解答者が「しおずか」と思わず答えてしまう)というクイズというかゲームが流行りましたよね。 また、これとは別に早口言葉で「バスガス爆発」だと言いにくいけど、「バスが酢爆発」だとちょっと言いやすくなりますよね。 個人的に、これには心理学実験的な要素が含まれていると考えています。 こういった10回クイズ、言わんのバカクイズの他早口言葉などを含む言葉遊びと心理学(プライミング?)の関連について言及している本を探しているのですが、該当する書籍など知りませんか? あるいはそういったことを専門的に研究している大学の学部などありませんか?
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質問者が選んだベストアンサー
関連の書籍や研究機関については心当たりがなくて、大変申し訳ありませんが、 質問文とNo.1の方の回答を読み、このタイトルに思わず興味を持ってしまいました。 言語の解釈という意味での言語学と、心理学の要素が組み合わさった問題ではないかと思います。 私は「ひじ」にはまんまと引っ掛かり、落とし穴に落ちたことにさえ、しばらく気づきませんでした。 「ピザ」と「ひざ」の違いにとらわれるがために、「ひざ」と「ひじ」という、 「ひ」が共に同一で、「ざ」と「じ」というさ行の濁音の、母音違いにまで注意がいきませんでした。 さらに、「ひざ」と「ひじ」は共に、手と足というイメージ的に似た2者の、共に関節部分にあたり、 また、直観としての視覚的イメージで考えても、どちらも「くの字」で、この点でも混同しやすいです。 このように何重にもトリックが仕掛けられていて巧妙なのが、「ピザ」のクイズだと思います。 「塩漬け」には引っ掛からなかったのですが、これのポイントは、「け」と「か」の違いにとらわれ、 「お」と「づ(orず)」の語順の違いに対する配慮がおろそかになることではないかと思います。 「ひじ」と違い、問われる事前に「静岡」を連呼しているので、比較的間違いにくいはずです。 この手のジャンルは、一見言葉遊びのようで、社会的な有用性は少なそうにも思えますが、 他人を操作する方法論を研究すること自体は、振り込め詐欺などのトリックを見破るなど、 社会に有用な行為にも活用することもできるので、 もしかしたら、どこかにそのようなジャンルを遊び以上に真剣に研究している人もいるかもしれません。
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言語心理ではあると思いますよ。 ただ直感的に解けそうなので解いてみたいと思います。 まず、「ピザ」の場合、言葉遊びもしくは引っ掛けクイズという前提があるのでそれに対して自我適応しようと試みます。つまり「ピザ」と言わせようという相手の意図を回避しようと防衛機制を働かせると考えられます、そしてひじを示された時に相手の意図が「ピザ」と10回言わせて「ひざ」を「ピザ」と言わせたいと勘違いしたのだと思います。なので結果「ひざ」と言ってしまうのだろうと思います。 つまり相手の引っ掛けの意図を回避しようと相手の意図を読み解くという作業を自我が行っているのだと思います。しかもひじを示されるまでの間の時間が極端に短いため、近道形成の判断で「ひざ」と述べてしまうのだろうと考えます。 ただ、その効果は1回が限度ではないかと思います。まあ意地の悪い人なら、ひじを示された時に悪疑念的に間を置いて「ひじ!」とか答えると思いますw まあそれだけ難解な問題なので瞬間的に完全な意図を読めないというのが言葉遊びの特徴でしょうね、ただこれは悪戯な遊びなのであまり多様しない方がいいと思います、嫌われますよw 「塩漬け」の場合 「塩漬け」の場合は同調心理的な理由だと思いますね、多分出題者が「塩漬け」と言う時に同調圧力を加える雰囲気が出てるのではないかと思います、「塩漬け」という時に無意識の内に「塩漬けと言って」という願いが込められているような雰囲気に釣られたのじゃないかと思います。しかも塩漬けの初めの「し」が静岡の「し」と同じなので同調効果で「しお」と言ってしまうのではないかと思います。 しかも「塩漬け」はひらがなで4文字というところが味噌です、なぜなら「静岡」も同じ4文字だからです。そうするとテンポが似ていて釣られるという原理が働くのだと思います。 例えば「えっさ、ほいさ」なんていう掛け声もなんとなく合ってる様な感じがするのは文字数が同じであるというのと、最後の文字が同じ「さ」で終わっているので「さ」を支点に掛け声を掛け合っているのだと思います。 まあ同調効果なのでさっきの「ピザ」よりかは引っ掛かりにくいと思います。 そして最後に「バスガス爆発」に行きたいと思います。 これは単語の区切り方の違いだと思います。まず「バスガス爆発」ですが、これは単語の区切り方としては「バス,ガス,爆発」となると思います、しかもそのなかに似たような発音が含まれているので、ダブって発音してしまうとのだと思います。 そして、この単語に共通していることは濁音があることですね、初めに濁音があるので、早口で言っているとダブってしまうのだと思います、あと「す」や「は」などの清音も同様に含んでいるのでダブってしまい1ターンで言いにくいという事だと思います。 では「バスが酢爆発」を考えてみたいと思います、この場合は中間に格助詞付いているので、意味が通る節になっており、結果ダブり難いのではないかと思います、単語の区切りとしては「バス,が,酢爆発」で3つですが、格助詞があることで意味ある文になり発音的区切りが「バスが,酢爆,発」となりニアンスが「バスが,酢爆,した」に近い物になっているので結果1節のフレーズを繰り返しているのと殆ど同じになり、言いやすいということだろうと思われます。