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文の構造と意味を解説!仮定法と主語の関係について
- we are inclined to look upon ourselves as the products of a growth from within, upon the unfolding of our personality as something that would have been the same on the Robinson Crusoe's manless island as it has been in the particular social environment of which we are a part.
- we can hardly be too often reminded, though it may be a well-known fact, that there was once a man named Socrates between whom and the legal authorities and public opinion of his time there took place a memorable collision.
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>upon the unfolding of our personality as something that would have been the same on the Robinson Crusoe's manless island as it has been in the particular social environment of which we are a part. ○ 後半がなかなか歯ごたえのある英文になっているようですね。「upon」の前に省略されている語句を補ってみましょう。 (1) 【We are inclined to look】 upon ... as --- . ○ 前半で用いられている「look upon ... as ---」の構文が再度繰り返されていることが分かります。その部分は「・・・を---とみなす(考える)。」という意味ですね。 ○ そこで問題になるのは、その後にある「as it has been in the particular social environment of which we are a part」の中で使われている「as」とのつながりです。 ○ まず最初に思いつくのが、同等比較を表す「as --- as ~」の構文です。これは「~と同じくらい---だ。」という意味を持つ構文ですが、気をつけなければならないのは「as」と「as」の間には必ず「形容詞(副詞)の原級」、または「形容詞の原級+名詞」という形が置かれます。しかし、お尋ねの英文では、「形容詞(副詞)の原級)」ではなくて「something」という代名詞が置かれています。したがって、お尋ねの英文の中のこの部分を「as --- as ~」の構文であると考えることは難しいと思われます。 ○ 次に考えられるのが、「as」以下を「接続詞が導く副詞節」だとする考えです。この場合の「as」は普通「~のように」という様態か、または「~なので」という理由を表すことが多いのですが、後ろには完全な英文が続くことが前提となります。 ○ ところが、お尋ねの英文では、後ろに「as it has been in the particular social environment of ...」という不完全な英文が続いています。不完全な英文である理由は「has been」の後に「補語」の働きをする語がないということです。 ○ 「has been」の後にあるべき「補語」がない理由としては、その「補語」が関係代名詞の先行詞として前の方に移動しているということが考えれます。そこで前を見てみると、「the same」という語があります。この「as」は「the same」を先行詞とする関係代名詞だと考えるのが妥当ではないでしょうか。 (2) the same (...) as it has been in the particular social environment of --- ※「it」は「something」を指す。 ※「something」は「性格の変化の仕方」を漠然と表す。 ※「現在完了」は「これまでの現実」を表している。 訳:「社会環境におけるこれまでの(実際の)性格の変化の仕方と同じもの」 ○ (・・・)部に「on the Robinson Crusoe's manless island」が置かれている理由は、条件節を表すこの部分を最後に置くと帰結節の「would have been the same」との関係が分かりにくくなるからでしょう。 ○ 前回省略した前半を加えた全訳です。また後半の部分を少し手直ししています。 【前半】:「私たちには自分たち自身のことを(外部の影響を受けずに)内部から成長するものであると考える傾向があります。」 【後半】:「また、もし私たちがロビンソン・クルーソーの小説に出てくるような無人島で生活していた(仮定した)としても、私たちの性格の変化の仕方は、私たちが所属する社会環境の中におけるこれまでの(実際の)変化の仕方と同じであっただろう(と思われるようなものである)と考える傾向があるのです。」 ○ 結局、筆者が言いたいことは「周りの影響を全く受けない無人島で暮らしても、周りの影響を大いに受ける現実の環境で暮らしても、自分の性格の変化の仕方は変わらないものだと考える傾向が私たちにはある(が、実際にはそうではないのだ)。」ということでしょう。 ○ 英文が難解な分、説明も長くなってしまいました。ご参考になれば・・・。
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- duosonic
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<1> こういう風に節がたくさんつなげてあってダラダラ長い文は「run-on sentence」と呼ばれ、非常に嫌われます。読む人が理解し易いか否かまで考えて書かれていないということです。この文場合、3~4分割くらいできそうですよね。 と批判しておいて、著名な学者が書いた文だと困るので、それはともかく、、、 >>we are inclined to look upon ourselves as the products of a growth from within, upon the unfolding of our personality as something that would have been the same on the Robinson Crusoe's manless island as it has been in the particular social environment of which we are a part. ポイント(1) よ~く見ると、as ~ as となっています。つまり「(our personality)as something the same as ~⇒ ~と同じようなものとして」となりますよね。 ポイント(2) もう一つよく見ると、「on the(island)」と「in the(environment)」が対になっています。 ポイント(3) これらポイントを踏まえて: 「我々は自分たちのことを「内側から成長した産物である」と考え、個々が属する特定の社会環境の中にいても、性格の形成について、あたかもロビンソンクルーソーの無人島にいるのと同じもののように考えがちである。」 、、、いくらでも意訳ができますが、つまり「性格というのは、外の世界と遮断された無人島にいるのと同じように外的影響を受けずに内側から自ずと形成されるものだと思いがちだが、実際にはそうではなく、外的影響を受けながら形成されるものだ」というようなことが言いたいのではないかと考えます。 ポイント(4) 何故先生がこれを「仮定法だ」と言っていたのかというと、実社会をロビンソンクルーソの無人島に例えて「あたかも~」となっているからですね。省略されているのでしょう、as ifを使った文に書き換えることができる筈ですね。 <2> we can hardly be too often reminded, though it may be a well-known fact, that there was once a man named Socrates between whom and the legal authorities and public opinion of his time there took place a memorable collision. ポイント(1) between whom の後に何でandが来るのか? >このwhom というのは、ソクラテスを指すのだと思います。例えば、こんな具合に: ・There are three ways to pay for the car. One of which is charging on your credit card. 、、、and は「ソクラテスと司法関係者」の「~と~」ですね。 ポイント(2) thereは主語になるのか? > Here comes the sun.と同じような用法で、形式主語に近い主語ですね。訳すまでのことはありませんが、「ソクラテスの時代に、正にそこで起きた衝突」という意味合いになるのでしょう。「~his time, there took~」と間にカンマがあると仮定すると分かり易いでしょうか。 ポイント(3) これらを踏まえて: 「その昔ソクラテスという男が実在し、彼と(彼の時代の)司法関係者と世論の間で忘れえぬ衝突があったことは周知の事実であるが、幾度となく思い出させられても思い出させられ足りないことだ(=いつも思い出すべきだ)」 、、、これは前後の文脈を見ないと分かりませんが、要するに、ソクラテス逸話をいつも頭に置いて、例え100対1になろうとも、自分の意見を持って体制にぶつかっていく勇気と個性が大事だみたいな話かと考えます。 ご参考まで。
- googoo1956
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>学校の先生は仮定法だと言っていたのですがifも見当たらないですし・・・。 ○ まず、1についてです。「would have been the same」が仮定法の帰結節です。条件節は「on the Robinson Crusoe's manless island」ですが、ifを用いた節に書き換えると「(even) if we had lived on the Robinson Crusoe's manless island」となりそうです。 ○ また、「as it has been ...」は「the same」にかかる関係代名詞節だと思われます。「it」は「something」を指します。元の英文としては「it has been 【the same】 in the particular social environment of which we are a part」が考えられます。訳は「それは私たちが所属する(特定の)社会環境においても同じである。」です。 ○ 上記の「of which we are a part」は「the particular social environment」を先行詞とする関係代名詞節です。 ○ 「upon the unfolding」以下の訳です。「as something that would have been the same」の部分は直訳ではなくて意訳の方が理解しやすくなりそうです。 「(私たちは)もし私たちがロビンソン・クルーソーに出てくるような無人島にいたとしても、私たちの性格(の変化の仕方)は、私たちが所属する社会環境の中で生活する場合と同じようなものになったであろう(とみなす傾向があります。)」 >次に上の文についてなのですがこれは最初の方からほとんどわからない状態です。 ○ 次に、2の英文についてです。 ○ 「can't ... too ---」や「can hardly ... too ---」で「いくら---しても・・・しすぎることはない。」という意味です。別の言い方をすると「・・・するべきである。」ということです。 ○ 「between whom」以下は「a man」にかかる関係代名詞節です。元の英文としては「There took place a memorable collision between him and legal authorities and public opinion of his time.」があったと考えられます。その中の「There」は形式上の主語です。実際の主語は「a memorable collision」です。 ○ 「between A and B」の構文が使われていますが、Aに「him」が、Bに「legal authorities and public opinion of his time」が置かれていることに注意が必要です。 ○ 2の英文の訳です。「between whom」以下を非制限用法のように区切って訳してみます。 「私たちが絶えず覚えておかねばならないことは、実はよく知られていることなのですが、かつてソクラテスという名前の男がいて、その男と当時の司法当局や一般大衆との間に重大な意見の衝突があったのだということです。」 ○ ご参考になれば・・・。
- d-y
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もう一度ご質問を読んだら、分からないところがちゃんと書いてあったので、少し補足します。 >学校の先生は仮定法だと言っていたのですがifも見当たらないですし・・・。 that would have been the same on the Robinson Crusoe's manless island. (実際には無人島での出来事ではないが)仮にロビンソン・クルーソーの無人島にいたとしても、それ(関係代名詞thatの先行詞=unfolding of our personality)は同じだったろう。 “on the Robinson Crusoe's manless island”のところが(ロビンソン・クルーソーの無人島にいたとしても)という意味ですから、if節の代りみたいなものになっています。 >between whom の後に何でandが来るのか? whomはソクラテスを指していますから、“between whom (=Socrates) and the legal authorities and public opinion of his time”だと「その人(=ソクラテス)と当時の司法当局と世論との間で」という意味になります。 >thereは主語になるのか? 主語は“a memorable collision”で、倒置構文になっています。 A memorable collision took place between Socrates and the legal authorities and public opinion of his time. → There took place a memorable collision between Socrates and the legal authorities and public opinion of his time. ということです。 Thereが文章のはじめに来る倒置構文は、 A book is on the desk. → There is a book on the desk. などと同じパターンです。 ご質問の文章では、Socratesのところが関係代名詞whomに化けたので、更にbetween以下が前に出て来ています。 ちょっと分かりにくいかもしれません。
- d-y
- ベストアンサー率46% (1528/3312)
意味が分かれば構造もわかるのではないかということで、取り敢えず訳してみました。 分からなければ、補足質問してください。 we are inclined to look upon ourselves as the products of a growth from within, 私たちは、自分自身が内部からの成長の所産であると考えがちだ。 (we are inclined to look)upon the unfolding of our personality as something that would have been the same on the Robinson Crusoe's manless island as it has been in the particular social environment of which we are a part.」 自分たちの性格の展開は、ロビンソン・クルーソーの無人島にいたとしても、私たちがその一部となっている特定の社会的環境にいた場合と同じだと(私たちは考えがちだ。) we can hardly be too often reminded ... that .... 私たちは、…だということを思い出さされるのが、頻繁すぎるということはほとんどない。 =私たちが・・・だということをどんなに頻繁に思い出したとしても、それが頻繁すぎるということはほとんどない。 though it may be a well-known fact, それは良く知られた事実であるが that there was once a man named Socrates かつてソクラテスという男がいて between whom and the legal authorities and public opinion of his time there took place a memorable collision.」 そのソクラテスという男と当時の司法当局と世論との間で、記憶すべき衝突がおこったということを