- ベストアンサー
名詞をうまく訳す方法
The predictable movements of the sun was probably one reason why the Egyptians believed that the universe was ordered. という文章があるのですが、この文章を 太陽の動きが予想できたということは、おそらくエジプト人は宇宙が定められているということを信じていた一つの理由であろう。 orderが定めるであっているのか微妙ですが。 ききたいのは、The predictable movements of the sun の部分です。 形容詞が名詞を修飾すると言うことは、主語→述語の関係があると習いました。したがってmovements (主語)→predictable (述語)という関係があるので、「動きが予想できること」と訳してみたのですがこういう訳し方はいいのでしょうか?解説おねがいします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。7/21のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問1: <orderが定めるであっているのか微妙ですが。> ここはuniverseとの関係や、orderedと過去分詞になっていることに注目し、既に回答にあるように、「秩序のある」「秩序立った」という形容詞的用法と解釈するといいでしょう。 ご質問2: <「動きが予想できること」と訳してみたのですが> 「が」を「を」に変えると、よりこなれた訳になります。 1.天体の動きなので、「予測可能」「予測できる」とするといいでしょう。 2.なお、この部分を主述関係に書き換えると The movements of the sun is predictable 「太陽の動きが、予測可能である」 となりますが、これは「無生物主語構文」になります。 3.このような無生物主語構文は、主語を目的語にして、訳出されていない「人」を主語にして訳すときれいにまとまります。「予測する」のは人ですから。 従って 「太陽の動きが、予測可能である」 →「太陽の動きを予測できる」 というように、「を」を使って主語を目的語、人を主語として訳すといいでしょう。 ご質問3: <こういう訳し方はいいのでしょうか?> よくできている訳です。以下の点に注意した方がいいでしょう。 1.「~を信じていた一つの理由であろう」: 英文では、was probablyと過去時制になっていますから、そのニュアンスを出します。 例: 「~だったのだろう」 2.one reason why「~した理由」のところをもっとこなれた訳にすることができます。 例: 「~したことを裏付ける理由」 3.また、A is one reason why B「AはBとなる一つの理由である」という図式は、Aが「理由・原因」、Bが「結果」の原因になります。 これは「Aしたために、Bが起こった」という因果関係で前から訳し下げることもできます。 4.なお、文全体も主語がThe predictable movements of the sunと無生物構文になっています。この場合は、この主語を「理由」や「条件」にして訳すとこなれた訳になります。 例: It probably makes her happy. 「それはたぶん、彼女を幸せにするだろう」 →「そのお蔭でたぶん、彼女は幸せになれるだろう」(主語を理由) →「それならたぶん、彼女は幸せになれるだろう」(主語を仮定) 5.以上を含めて訳例は (直訳)「太陽の動きが予測可能だったということは、エジプト人は宇宙が秩序立っていることを信じていた、一つの理由であったのだろう。」 → (意訳1)「太陽の動きを予測できたことは、宇宙に秩序があるとエジプト人が信じていたことを裏付ける、理由のひとつとなっただろう」 → (意訳2)「太陽の動きを予測できたのだから、宇宙に秩序があるとエジプト人が信じていたとしても、それはもっともな理由だったのだろう」 となります。(意訳2)はかなりくずしていますから、(意訳1)でこなれた訳としては十分でしょう。 以上ご参考までに。
その他の回答 (3)
質問についてですが、「動きが予想できること」でも問題はありません。ただ、予測のほうがちゃんとしている感じがしてしっくりくるかなってくらいです。あと、「が」は一読しただけで「を」の意味だってことが分かるので、そこまで神経質になることはありません。ただ、「を」の方が突っ込まれないのは確かですが。。 一番気をつけなければいけないのは、調子に乗っていじりすぎて文の意味が変わってしまうことです。それは英語初心者によく見られますし、間違いですので注意して下さい。
お礼
和訳をいじり過ぎないように気をつけたいと思います。 有難うございました。
- keepfaith
- ベストアンサー率49% (77/155)
こんにちは。アメリカ在住で翻訳業に携る者です。 ご質問の部分、そういう考え方、そういう訳し方。「太陽の動きを予測できたこと」となるでしょう。この場合、天体の動きに関して言っているし、エジプト人は太陽の動きを知っていたということが知られていますから、「予想」より「予測」がより適していると思います。 で、全体としては、「太陽の動きを予測できたことが、エジプト人が 宇宙に秩序があると信じていた理由の1つだったのであろう。」というふうになるかと思います。 英語は名詞、日本語は動詞を使って表現することが多いですよね。 英語では、"She is a good cook." という表現がよく使われますが、日本語では、「彼女は料理が上手です。」と表現されるように、 英語で名詞になっている部分を日本語では動詞にしないと、不自然になってしまうことが多いですよね。 翻訳の勉強をしていたとき、英語で形容詞+名詞の部分は、主語+述語のように日本語にすると良いと学びました。実際にそのように訳すと、日本語として自然だし、原文の意味も損いませんからね。 また、できるだけ、英語の文の前から後ろへと訳して行くのが良いとも学びました。 以下ベストオブ天声人語の中の「春眠暁を覚えず」で、日本語から英語に訳されたものと元の日本語文ですが、 "Human concentration lasts only an hour and a half" 日本語の原文では「人間が集中できるのは1時間か1時間半」です。 ここで、上記2つの文を見ると、英語ではHumanとconcentrationが 形容詞と名詞の関係になっていますが、日本語では、主語と述語の関係となっていますよね。 またこの場合の "ordered" は「秩序ある」の意味で、形容詞と見たほうが良いでしょう。辞書に、形容詞として「規律正しい」などの意味が出ています。ここは宇宙についての記述で、天体の運行には秩序がありますからね。 ご理解のお役に立てば幸いです。
お礼
有難うございました。参考になります。
- duosonic
- ベストアンサー率51% (585/1140)
>>The predictable movements of the sun was probably one reason why the Egyptians believed that the universe was ordered. >宇宙に秩序があることを古代エジプト人が信じた一つの理由は、太陽の予測できる動き方だったのだろう。 ポイント(1) (The predictable movements of the sun) 、、、確かに「予測できたのはエジプト人」ですから、ここは「太陽の動きが予測できた」とも言えますよね。でも主語・述語の関係というよりも、名詞が ofでつながっている時にはシンプルに機械的に後ろから「the sun の predictable movements」と訳して、「太陽の予測できる動き方」とするとそれっぽいのかなと思いました。 で、原文にこれを組み込むと、「the universe was ordered をEgyptians が信じた一つの理由は、the sun の predictable movementsだったのだろう」となりますよね。 また、アドリブで「古代エジプト人」と訳してやるともっと感じが出ます。 ポイント(2) (orderが定めるであっているのか?) 、、、実は「the order of the Universe」という言い方が既にあって、物理学、天文学はもとより、哲学、宗教にも登場するフレーズなのです。「全てがバランスと秩序を守って整然と生誕が繰り返されているのが宇宙である」ということです。なので、kittenandcatさんが訳した「宇宙が定められていること」は正しいです。すなわち「宇宙の秩序」ですよね。 ご参考までに。
お礼
有難うございました。
お礼
文法を用いて解説していただき有難うございます。