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現象学
哲学には現象学という分野があると聞いたのですが よく言われる「うち」と「そと」 「語られるもの」と「示されるもの」を 具体的に知ることが出来る日常生活での例はありますか?
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教育学部の大学生(4年)で、一応、教育哲学の専攻なのですが、(哲学初心者なのでそこまで当てにならないかもしれませんが)私は以下のように認識しています。 たとえば、9.11のテロの事件。 私たち日本人にとっては、テロ事件は、テレビなどの映像メディアで体験しています。 これは、私の人生で考えると私の五感全てで体験した<私の人生にとっての事実>ではありません。 [私の外]にあるものです。 一方、9.11を貿易センタービルの近くにいた住民(Aさん)が、現場を直視し、その飛行機が突っこむ瞬間の音を聞き、目で見て、その雰囲気を感じ、身をもって体験したとします。 その人にとっての9.11は、<Aさんの人生にとっての事実>として映っているはずです。 つまり、[Aさんの内]にあるものです。 同じ9.11の事件も、私にとっての9.11の事件と、Aさんにとっての9.11の事件は違うものであるはずです。 [私のうち]とは、私の人生において身をもって実感した事実、 [私のそと]とは、私の人生において身をもって実感していない事実を示すもの であると考えてよいと思います。 現象学ってきっとそんなものです。私はそう認識しています。 「語られるもの」と「示されるもの」もそんな感じじゃないでしょうか。 あくまで、専門家ではないので・・・
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シロウトなので質問の意味がよく理解できません。 1 現象学的手法により「うち」「そと」等を分析してみよという意味なのか。 2 「うち」「そと」等の言葉は現象学で使用される哲学用語でその例を日常生活から示しなさいという意味なのか。 質問者様 教えてください。 私がかじり読みした書籍には「うち」「そと」という現象学用語はなかったような気がしますが。