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既視現象について

おそらく、多くの方が「既視現象」(デジャブと呼ばれるアレです)を一度は耳にされていることと思います。 例えば、一度も来たことがないのにこの場所から見える風景を知っていると感じたとします。すると今よりも以前に、現在目にしている場面を見たことになると思いませんか。では、自分でも覚えがないのに、どのようにしてその風景を見たのでしょうか。不思議ですね・・・。 宗教や哲学、そしてオカルトといった分野には申し訳ありませんが私は興味がないのでそういった回答ではなく、医学・生物学的見解をしていただけると助かります。

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  • kawakawa
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回答No.5

人間の記憶というのは、一体どういうものでしょうか?人間は五感の中で生きています。勿論、人によってはそれが四感や三感の場合もあるのですが、いずれにせよ、複数の情報が集まって一つの記憶を形成しています。 今までで一番美味しかったものは何かと聞かれたとき、その食べ物の味だけが浮かんでくるンじゃなくて、その食べ物の味・匂い・湯気の風景・一緒に食べた人との会話・店の雰囲気・周りの物音‥そういった関連するものが混ざって思い出されます。 さて、生れて初めて行ったチベットの奥地で懐かしさを感じたり、友人と話しているときに「おや?この会話は覚えているぞ」と感じたり、そういった現象が一般にデジャブといわれていますね。 これは、先に述べた記憶の中の一つの要因が一致、或いは、近い線にあった場合に、記憶回路が誤って連結し、本当は違う場所なのに来たことがあるように錯覚したり、別の場所の同じような場面での会話が、現在進行形のものと同じものであるように錯覚してしまうのではないかと考えられます。 もう一つの大きな原因は、刷り込み記憶とでも呼ぶものでしょう。過去に人の話しを聞いたときに頭の中に思い浮かべた風景や、テレビ・映画などで見たもの(これは、はっきりと見たものである必要はなく、あるシーンの背景として見逃してしまうくらいの映像で十分です。極端な話し、18分の1秒であるフィルムの1コマにだけ写っていて、目には見えない風景でも十分です)などが、潜在意識の中に刷り込まれていて、その風景や状況に出会ったとき、「懐かしい!」「前に来たことがある!」と感じるわけです。 また、電車の中で聞くともなく聞こえてくる他人同士の会話や、コンピュータに向かって何かしているときのBGM代りのラジオやテレビの会話なんかが、記憶の奥にしまわれてしまいます。それが、何かのキッカケで間違った記憶回路の接続をもたらし、「前と同じ話しをしている」なんて錯覚するのです。 結局は、デジャブというのは、記憶回路が誤接続して関係のないものが繋ぎ合わされた結果である場合と、本人も気付かないうちに記憶に刷り込まれた場面を思い出すこと。これら二つでほとんどの場合は説明が付くと考えられます。

その他の回答 (6)

  • 4416
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回答No.7

昔、何かのテレビで見た気がします。  記憶というものは実は曖昧で、例えば「何処で誰と何をした」の場合でも「Aさんとそば屋でそばを食べた」と「Bさんと中華屋でラーメンを食べた」を経験したとします。 すると、「Aさんとそば屋でラーメンを食べた」や「Aさんと中華屋でそばを食べた」「Aさんと中華屋でラーメンを食べた」等記憶が混乱してきます。もちろん自覚はないのですが。また、似たような経験でなくとも「誰かがどこかのそば屋でそばを食べた」というのをテレビで見たとしても、それがあたかも自分の経験のように入れ替わってしまうこともあるそうです。となると、人から聞いた話でも自分の経験と入れ替わってしまったり、自分の経験でも(先の話のように)一部だけ入れ替わってしまったりしてしまうことがあります。景色にしても同じ事が言えるようです。子供の頃に遊んだ場所とテレビや写真などで見た場所が似ていると記憶に混乱が起こります。  特に「昔のはっきりした記憶」や「最近の曖昧な記憶」というのが混乱しやすいように思います。  こういった記憶の混乱が重なって「以前来たことがある」や「この会話をこの人としたことがある」といった実際経験の無いことも(実は錯覚なのですが)「記憶にある!」といった事になります。  う~ん、となると自分の記憶って何処までが真実なのか怪しくなってきますね。  分かりづらくて申し訳ありません。本当に記憶って曖昧ですね。

  • ababa
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回答No.6

既に挙がっている回答の他に、「夢で見た」という説もあります。夢というのはものすごいスピードで、一晩にいくつも見ていて、そしてほとんどすべてを忘れてしまっているそうです。  目覚める直前に見た夢を運良く覚えていた場合を除いて、おびただしい数の夢が意識の外にあり普段は思い出すこともないのですが、偶然現実で似た光景に出くわした時に、既視感となる、という話です。

noname#147
noname#147
回答No.4

脳の神経回路は非常に複雑に絡み合っており、通常、目から入った情報を脳で映像として組み立てるわけですが、これが何らかの作用により記憶を司る部分を経由して伝わるため、初めて見た風景でさえ、これは以前に見たことがある、気がする。つまりは錯覚という脳内現象である。と言うような内容の番組を見たような気がします。

  • y45u
  • ベストアンサー率27% (140/516)
回答No.3

私が思うに以前に似たような風景見たというような視覚的な事ではなく、匂いや音、温度や湿度、視覚にしても形とかではなく色や明るさ等がその時の自分の心象に合わせて自分に都合良く記憶されていて、後々になって、似たような情景を見て(見てというより感じて)この風景は見たことがあると思ってしまうのではないでしょうか? おそらく、実際に自分の目で見たり、その場にいて何か感じてそう思うであって、ビデオや写真などではそういうデジャブを感じる事は少ないのではないでしょうか? 私の場合、お袋の実家のそばに魚市場があって幼い頃、よく遊びにいってとても楽しかった思いでがあります。今ではその家も無くなり行く事はないですが、旅行なんかでさびれた漁港なんかに行くと、初めてきた場所なのに、どっかで見たような感覚をもってしまいますね。小さい漁港って全国どこでも、船なんかは似たようなもんだし、うっすら生臭いし、朽ち果てた木箱や広げて乾かしている網、防波堤から伸びるロープにくっついている海藻も同じようについてるし、サンダルにラフな格好の釣り人・・・どこでも同じような感じなんですよね。

  • kurt
  • ベストアンサー率26% (4/15)
回答No.2

下記のホームページに書かれていますが やはり科学的にいうと、記憶と言うのは あまり思い出さないものは、記憶のネット ワークから外れてしまい、中からはアクセス 出来ない状態になる、つまり忘れるより ひどい状態になってしまいます。でも 人間と言うのは一度記憶したものは忘れま せんから、ネットワークから断たれたまま 存在してます。その情報がある時外部からの 刺激によって急激に呼び覚まされるものが 既視感だと思います。

参考URL:
http://www.ntv.co.jp/FERC/research/19971221/r014.html
  • shigatsu
  • ベストアンサー率26% (511/1924)
回答No.1

デジャブのポイントは「似たような」ってとこでしょうね。 つまり人生十数年も経てば、似たような風景の一つや二つは見たことがあるわけです。実際に自分がその場に行って無くても、TV番組のロケで見たとか、旅行案内番組で見たとか・・・ そんな時脳が「あ、これは以前見たぞ」って誤認しちゃうんじゃないでしょうかね。かなり漠然とした記憶だと思いますので、誤認に続いて記憶を良いように解釈してしまうということも考えられます。 ちゃんと証明されるなら、オレ的には幽体離脱してたとかのほうが好きなんですけどね。

Silky
質問者

補足

似たような風景の誤認ですかぁ・・・。なるほど。 確かに可能性としては大きいと思います。 私事で申し訳ないのですが、以前見たこともない風景のはずなのに「あっ、ここ知ってる気がする・・・。この先には○〇があって・・・。」などと知らないはずなのにその先のことまでわかったということがあったので、気になって気になって。 その風景というのが、普段住んでいるところからはまず見ることはないだろうと思われる林道の風景だったのです。う~ん、どこかで似たような景色でも見たことがあるのでしょうか。やっぱりちょっと不思議です。

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