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音が消える現象
よろしくお願いします。 また音についてなんですが。 音が消えるという現象があると聞きました。ある音源に他の音源をぶつけて消えるとあったと思うのですが。 それは、わざわざ音に音をぶつけるという作業をしなくて、一つの音を出さないものだけでも可能なんですか? 例えば、機械、家電製品、オーケストラとか、日常で一つの音しか出さないものなんて、めったにないと思います。 それならば、日常生活においても、その音だけしかなければ、その音が聞こえなくなる場所なんてあるのでしょうか? また、音が消える現象にいる位置から、少しでもずれると音は聞こえてくるんですか? (A点では聞こえないが、そこから1mでも離れた場所なら音が聞こえるんでしょうか?) つたない文で、わかりにくいと思いますが、すみません。 でも教えて頂きたいので、よろしくお願いします。
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そういうことですか >実は、何故だかわかりませんが、ある場合のときだけ測定ができませんでした。 >他の場合はきちんと測定できていたし、何度やってもそうなりました。 >私には聞こえているのに不思議だなと思いました。 >もしかして、測定機の場所で音が聞こえなくなるという現象が起きていたのでしょうか? 音が聞こえなくなる現象についてはいろいろと皆さん説明されていました。 音の波形が何波長も同じ形をしていると前の音で打ち消されることがあります。 地形的構造:建物の壁があるとかで反射した音が次の音を打ち消すことがあります。 一定の波長の:同じ周波数の音を出し続ければそれが成り立ちます。 音が反射するような地形では正しい音圧は測定できません。
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- Rossana
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すいません。絵が変でした。直します。 ______△______→ ←~~~~~~▽~~~~~~ ______△__→ ←~~▽~~~~~~ そして出会った瞬間!? ______ ~~~~~~ あれっ波が消えた!? でももう少し経つと ______△______→ ←~~~~~~▽~~~~~~
お礼
絵まで描いて下さるなんて! 本当にありがとうございます! 私としては、イメージでとらえた方がわかりやすいかもしれません。 教えて頂いた現象が測定で出たっぽいですよね。 すごいことだと思うけど、測定では使えそうにありません…。 ありがとうございました。
- Rossana
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物理が嫌い→数式を見るのも嫌い!? だと思うのでイメージで! こういう単発の波をパルスっていいますがそれはどうでもいいことで,波がどんどん近づく ______△______→ ←~~~~~~▽~~~~~~ ______△__→ ←~~▽~~~~~~ そして出会った瞬間!? ______ ~~~~~~ あれっ波が消えた!? でももう少し経つと ______△______→ ←~~~~~~▽~~~~~~ あれーまた出てきたって感じで。 こういう風に波は重ね合わせたものが実際の波形として観測できるのです。 絵が下手でちょっと分かりにくいかも…(^_^;) #2の方の言われておられること(+の波と-の波で打ち消しあう)がこういうことです。 この波はsin波ではないですが。
ご質問にあるのはアクティブノイズコントロールという技術です。自動車のエンジン音を低減する手法として既に実用化しており、交通騒音対策としても実験的に行われている方法です。 内容としては先の回答者にあるように、対象の音波と逆位相の音波を発生させて音を消すというものです。 質問にある1つの音というのは1つの周波数によりなる音(純音という)のことを言っていると思いますが、複雑な音でもある程度可能となっていますが、スピーカーが低音・中音・高音用に分かれているようにすべての周波数に対して制御することはかなり困難なものです。 位置による差があるのかどうかについては、音源に対して対策をした場合はほとんどないでしょうが、受音側の対策の場合は位置による差が出ます。 最後に音が消えるのではなく、ある音があると別な音が聞こえなくなるという現象(マスキング)もあります。これは特別制御など必要でなく日常的に発生します。夜寝ようとしてテレビを消すと今まで聞こえなかった音が気になることがあると思いますが、これはマスキングがなくなったために生じる現象です。 この現象を利用してある音(ノイズ)が気にならないように心地よいBGMを流すというのはよく使う手法です。
お礼
マスキングとか知らないことがあって、また検索などでいろいろと調べようと思います。 物理が大嫌いでしたので、こういう現象にあうまでは、全く考えもしませんでしたが、いろいろとおもしろいですね。 丁寧に教えて頂き、どうもありがとうございました。
- apple-man
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>日常生活においても、その音だけしかなければ、その音が聞こえなくなる場所なんてあるのでしょうか? 日常生活というのちょっと違いますが、 私が経験した音が消える現象は、高校の ときに体育祭でのスピーカーの音でした。 スピーカーって、よく見ると入力端子のところに プラス、マイナスとか、赤、白で色分けしている ものがあります。 音は空気の振動ですから、スピーカーは 空気に振動を伝えるため、前後に振動しています。 右のスピーカーが前に向かって振動しているときは、 左のスピーカーも前に向かって振動するように セットするのが普通で、それを間違えないよう、 入力端子を色分けしています。 これを逆につけると、同じ音でも 振動方向が逆さまの2つの音が出て行く ことになります。 この状態でスピーカーの中心で音を聞いて いると、右のスピーカーに押された振動が 耳に伝わってくるとい同時に、左のスピーカー で引かれた方向の振動の音が来るんで 打ち消しあって音が消えます。 ただ人間の耳で自然に音を聞くというのは、 2つの耳で聞いているわけで、耳が 頭の大きさだけ離れていることから、 厳密には左右の耳には同じ音が届いて いるわけではないので、音が消えると 言っても完全ではありません。 左右に移動してみると、ちょうど左右の スピーカーの真中で音が極端に小さくなるのが 体験できました。
お礼
私自身は、聞こえなかったわけではないのですが、測定で聞こえないという波形が出たので、どうなのかなと思いました。 頭の分だけでも、聞こえる聞こえないが生じてくるなんて、当たり前なのかもしれないですが、何だかすごいなと思います。 私も実際に体験してみたいです。 どうもありがとうございました。
- foobar
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別の音源を使って音を打ち消す方法: 音を消したいところに、同じ大きさで正負が逆の音が来るように、後付の音源を調整すれば音は消えます。 ただし、万能な方法ではなくて、 消音用の音源が、元の音源と距離が離れている場合には、音が消せる範囲は限定されます。(そこから離れると音が残り、条件(元の音源と消音用音源がある程度以上はなれている場合)によっては逆に音が大きくなります。(理屈の上では、騒音源と消音用音源を重ね合わせて設置すれば、全空間での消音は可能ですが、実現不可能ですね) また、逆位相の音を作る回路の応答時間による制限から、高い音の消音は困難です。 このため、限られた空間(たとえば自動車車内とかヘッドホンの内側とか)で低い雑音(エンジンの回転音など)を消したり、ダクト内を伝播する低周波騒音の消音が主な用途のようです。
お礼
>このため、限られた空間(たとえば自動車車内とかヘッドホンの内側とか)で低い雑音(エンジンの回転音など)を消したり、ダクト内を伝播する低周波騒音の消音が主な用途のようです。 そうなんですか。 今も実際に使われているんですよね。全く知りませんでした。生活の中にも使用されているんですね。 教えて頂いて、ありがとうございました。
- kininaruki
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この間観光でお寺に行ったときに釣鐘で実験してきましたよ(笑) 釣鐘の中に頭を突っ込んで釣鐘を叩くっていうふざけた実験ですが、結果は鐘の中央で確かに振動(音)が打ち消されているのを感じました。無音になるわけではありませんが、頭を中央からずらすととたんに激しい振動を感じます。 ちょっと感動しました。お試しあれ。 でも、間違っても鐘突きの棒で突いたりしないでくださいね!手で叩く程度で。 あと、信仰心の強い方から見るとバチ当たりな行為と不快に思われるかもしれないんで、人に見られないよーにしましょうっ。
お礼
わりと近所に、お寺があります。 どうなるのか、試させて頂きたいですね。気をつけてさせて頂きます! ありがとうございました!
- SteveStrawb
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音が消えるというのは音の波が打ち消し合う状態にある時です。 やとえば波形が正弦波の音をだす発振器があって、 その波形が A sin (t) だったとします。Aは振幅、tは時間。 これを打ち消すのは -A sin (t) の音です。2つの波の合成波は常に0である事がわかりますか? 理解できたら、ご質問については解決できるハズですが。
お礼
もともと理系ではなく、高校の物理も大嫌いで、よくわかりませんでした。 無知ですみません。 ありがとうございました。
- CAW
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音をアクティブに消すというのは工学的に研究されています。伝わってきた音に対してちょうど反対の 波動をぶつけて消すというものです。ある条件ではそれなりの成果をあげています。たとえばダクトというか煙突のような構造のものから 伝わってくるような音はくるものが想定できますので打ち消すための音を出せます。 それに比べてオープンなところで四方八方に広がる音を打ち消すのは 困難で、まあ実現できないでしょう。逆におっしゃるようにある地点だけでは 聞こえないということは可能でしょう。というかそれはできそうですね。 いろんなファクターを考えればどこかで発せられた音があらゆる地点で 聞こえないように打ち消すというのは至難の業でしょう。
お礼
実は、何故だかわかりませんが、ある場合のときだけ測定ができませんでした。 他の場合はきちんと測定できていたし、何度やってもそうなりました。 私には聞こえているのに不思議だなと思いました。 もしかして、測定機の場所で音が聞こえなくなるという現象が起きていたのでしょうか? 回答して頂いて、ありがとうございました!
お礼
>音の波形が何波長も同じ形をしていると前の音で打ち消されることがあります。 そうなんですか。なんだかすごいですね! 「地形的構造」は、一応測定するための場所で行ったので、大丈夫だと思います。 でも、「一定の波長」というのは、ありそうですね。 本当に不思議で、奥が深いですね。 いろいろと丁寧に教えて頂いて、本当にありがとうございました!