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「現象」ってなんでしょうか?
- 「現象」は、見えるものや出来事を指し、それが存在するかどうかや本当かどうかよりも、観察された現れとして扱われるものです。
- 現象学は、「現象」についての学問であり、認識学や科学哲学の一部です。
- 「現象」は人にとって見える外面的な出来事を指し、その背後にあるものは問題にせずに観察される現れとして扱われます。
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質問者が選んだベストアンサー
たとえば、「1+1=2」を考える時、『1』は単位、ないし存在と いうべきものです。 そして『2』も、また別の存在です。 しかし『+』と『=』によって、それは『1』が相互作用した結果 によるものである事が示されています。 その『1+1』が「現象(ないし反応)」です。 この世界は、単位と、その相互作用から成り、相互作用の中 に残る安定な反応が、それまでの単位を内包した上位の単位 として新たなレベルでの相互作用を始める、この階層「現象」 性をくり返す事で、この多様な世界は成り立っているのです。 たとえば、目の前にあるコップの存在を、誰も疑いません。 しかしそれは、ケイ素や酸素といった原子の集合に過ぎず、 それは石ころと全く同じ要素であって、その二者の違いは、 いかなる存在(単位)の違いによってでもなく、「コップ」とは、 それらの単位の“並び方”の事に過ぎません。 つまり、どこにも「存在」しない‥‥それが現象なのです。
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- 雪中庵(@psytex)
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#1の物です。 2は、1と同列の“単位”です。 「1+1」が現象だから、それが単位となった2が 上位現象だというなら、「1=2-1」と書けば、 1が上位現象か、という話になります。 「1+1」が現象であるように、「1+1=2」も同レベル の現象であって、「上位」とはなり得ません。 「a+a=b」と置いてみれば分かりやすいでしょう。 そういう定義(a+b=c)を積み重ねて、公理系は できているのです(その「系」が「単位」となる)。 そのaやbが、日常環境の物体のカウントに対応 するというのは、その公理系自体とは関わりの ない話なのです。 「上位現象」とは、「1」や「+」といった同レベルの 記号とは別次元の(可換ではない)ものを指します。 ちなみに、記入欄に「補足する」とあるように、 ここのサイトの利用ガイドラインに従えば、コメント としてつけられるのは、当初の質問に不備があり 回答が食い違ったりした場合で、新たな質問を 付け足して、継続的論議をくり返すのはNG、 1つのコメントに複数の質問を書くのもNGです。 そういう場合は、特定の人物とのやりとりになら ないよう、独立した新たな質問としてスレ立てし、 不特定多数の人の回答を可能にしましょう。
お礼
ありがとうございました 頂いた意見を参考にしてまた新しく質問することに致します
お礼
ご回答ありがとうございます! 大変分かりやすく説明して頂き、以前よりも分かった気がします。 ただ、私の頭ではまだ完全に理解出来ておりません・・・。 大変に失礼な事なのですが、重ねて質問させて頂けますでしょうか? ・『1+1』は『2』なのですが、『1+1』が反応で、安定した反応が単位を内包した 上位の単位となるというのは『2』ではないのでしょうか? ・それともそれはコップ(ガラス)であり、ガラスそのものは単位として石と区別が出来ないので『ガラスになる単位の相互作用』や『石になる単位の相互作用』がケイ素や酸素を内包した上位の単位になるということなのでしょうか? ・『ガラスになる単位の相互作用』が現象だとすると現象というのはある種の 状態をさすのでしょうか?例えば水の入ったコップと氷の入ったコップがあるとして、原子レベルでその二つに差はありませんが、水は液体になる単位の作用によって液体であり、氷は個体になる単位の相互作用によってそうなる。という事になるように思えます。 ・そこがすごく引っかかっていて、物質に限るならばその状態は存在するのではないでしょうか?詳しくは忘れてしまったのですが、水分子?のようなモデルを高校の時に習ったように思いますし、ガラスや石にもそれらをそれらたらしめる構造とか状態は存在するように思えます。 ・精神とか意識、人格のようなものも現象の一種であるとするならば、必ずしも物質として存在しない物にも現象があるという点で存在しないのでしょうか? ・もしも参考文献などをご存知でしたら教えて頂けないでしょうか? おそらく的外れな質問だとは思うのですが、必死で考えてもストンと納得がいく答えが見つかりません。 どうかお教え頂けないでしょうか? よろしくお願いします。