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心理学用語ではなんというのでしょうか、このケース。
Aさんに、普段受け入れがたいと思っているBさんという人がいる場合、BさんがAさんを好意的に賞賛しているにもかかわらず、AさんはBさんの言葉を曲解して反発する言葉を発してしまう行動を心理学用語ではなんというのでしょうか。
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いろいろな解釈があると思いますが、専門が社会心理学なので、社会心理学の中でお答えします。 フェスティンガーという人が提唱した「認知的不協和理論」というのがあります。 簡単に言うと、「人は、自分の認知に不協和が生じたとき、その不協和を低減するように認知を変える」というような理論です。 clementiaさんのケースでは、Aさんは日頃、Bさんに対してネガティブな認知を抱いています。そんなBさんが自分を賞賛しました。一般的に、自分を賞賛してくれる相手にはポジティブな認知を抱くと思います。ここで、日頃から持っているBさんへのネガティブな認知と、賞賛されることによって新しく入ってきたBさんへのポジティブな認知が不協和を起こします。 この不協和を低減するために、Bさんの賞賛に対する認知を「実のところは心からの賞賛ではなく、単にお世辞で言っているだけだ」などのようにポジティブな方向からネガティブな方向へと変えます。それによって、普段から持っているネガティブな認知との斉合性を保とうとします。そして、反発するような言葉を発してしまうのではないでしょうか? clementiaさんが、どの程度の知識を持っているのか分からなかったため、心理学科の学部生程度を想定して回答しました。 もしよく分からない用語などがありましたら、説明します^^
お礼
ありがとうございました。 「認知的不協和理論」というのですか、ウ~ン長いですね。俳句の中でどう使いましょうか。 そうした感覚のBさんを普通にと云いますか透明な感覚の人にするには、どういう方法があるのでしょうか。普段の生活の中で、心理的な軋轢やコンプレックス・フラストレーションを巧く処理していい人間関係作りたいと希求し、できるだけ平等であることを心掛けているのですが、受け取り方が皆さんそれぞれなので苦慮しています。「妬み」がなくなればいいのですが……