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「他人を誹謗、実は自分がそう」心理学用語で?
ネットでの掲示板などで、たとえば「私は子供が嫌いです」という書き込みがあって、その書き込みに対して「あなたは最低です。子供はかわいいです」という、いかにも偽善者気取りの批判的な書き込みをした人がいたとします。でも、実はその人は大の子供嫌いであったりする場合がありますよね? いろいろなHPで掲示板などを見ていますと、そんな怪しい書き込みを多数見かけます。 こういった行動や心理を、心理学用語で例えることはできるでしょうか?
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いろいろな状況があるのでしょうが、 普段から「抑圧」が強い場合、 処理されるべきなのに処理されない感情が自分の中に蓄積されるわけで、 蓋をして放っておけば蓄積されたものは消えるかというとそうでもなく、 どこかで処理せざるを得なくなるのですが、 ネットという、自分にとって安全な場所では 溜まった感情の箱の蓋が外れやすいということと、 相手が(自分と同じように感情を持った)人間である、 という感覚が薄くなるというのもあるのでしょうね。 「抑圧」している本人は、溜まった感情を処理したいので、 ぶつけやすい相手を見つけたときに、 その人に「本来ぶつけるべき相手」を投影してぶつけることになります。 車の運転の例ですが、この人も、本来、自分にぶつけるべき言葉を、 他人にぶつけているのでしょうね。 この人が他人にぶつけているのは、 やんちゃな運転をする自分を許せないために溜まった自分に対する怒り、 ではないかと思います。 もうひとつ思いついたのは、ママの人も車の人も、 「抑圧しないで表現することができる他人」に対する嫉妬のようなものも 持っているのかもしれませんね。 「嫉妬」というのも気付かれにくくて怒りに変換されやすい感情だと思います。 「自己防衛」は自分を守るための「無意識」の仕事ですから、 本人もなかなか気付くことができないようです。
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- doorakanai
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それは心理学以前に 自分を棚に上げてるだけでは?
補足
ご意見ありがとうございます。 doorakanai様の回答スペースにての書き込み、大変恐縮ではありますが・・・ 回答書き込みについてですが、当方の質問への「答え」のみの回答限定とさせて頂きます。心理学に基づかない「意見」「考え」などはお受け致しかねますので、予めご了承ください。 はじめの質問書き込みの時点で付け加えれば良かったのですが・・・・
- 阿加井 凛悟(@neutral)
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自分を守るための「防衛機制」でしょうね。 防衛機制にもいろいろあるようですが、この場合、 自分がその感情を持っていることを認めないという「否認」、 そして、本来は自分に投げつけるべき言葉を、 自分に投げつけることに耐えられないために、 他の誰かに投げつけるという「投影」でしょうか。 この方の場合、 「子どもが嫌い」なのは「悪いこと」である、 というイラショナルビリーフ(不合理な思い込み)が強く、 自分が「悪い(と思い込んでいる)こと」をするのは耐えられないので、 自分の気持ちを強く「抑圧」しているように思います。
補足
早速のご回答ありがとうございます。何となく理解できます。 例が変わって、たとえばクルマの運転について「普段は安全運転を心がけていますが、時々やんちゃします」という書き込みに対して「よくネットで自らの暴走行為を白状できたものですね、あなたのような人がいるから事故は起きるのです」という、これまた偽善者気取りの書き込みをした人がいたとします。でも、実はその人自身、結構運転が荒っぽいといった場合があると思います。 この場合は、また違った考え方になるのでしょうか?
補足
再びのご回答ありがとうございました。 非常によく理解できました。私自身も「防衛機制」をたびたびしてしまう傾向にあります。気を付けなければいけないと思っております。