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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:固有語がない??)
固有語がない? 考えられない言語の現象
このQ&Aのポイント
- 固有語のない言語について考える。いにしえの中国や近現代の日本語の影響を考えれば納得できるものもあるが、粥や薬などの漢字語は固有語ではないのか疑問が残る。辞書には漢字語と表記されているが、固有語では薬を表現できないのか。固有語の場合にはスペルの後に【】がないことで知らせているとするが、それとも編集の都合上省略しているのかもしれない。
- 古代朝鮮でも漢字文化が流入する前にも粥は食べられていた可能性がある。もし固有語でも漢字語でもなんでもなく、頭内コンピューターのファイルで修正しなければならないとすれば大変な作業になる。
- 「ハルモニ」という言葉が存在しないことに驚きを感じる。昔の言葉が自然消滅した可能性はあるが、朝鮮の近代化に伴ってリストに入れられたのかもしれない。
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質問者が選んだベストアンサー
言語Aが言語Bと言語接触を起こしたとき、言語Aの語彙αが言語Bの語彙βに取って代わられることは良くあることです。特に、文化・政治・経済・軍事の中心となる言語の語彙に置換される傾向があるようです。 日本語でも英語の語彙に置換される例は少なくありません。 身の回りに有るものでも、例えば、机→テーブル・写真機→カメラ・押し入れ→クローゼット・戸→ドアのように、外来語の方が好まれる場合もあります。 朝鮮語も当然、外来語が固有語に取って代わる過程を経験しています。 近代化以前の朝鮮半島では中国語が経済文化的中心の言語でしたので、おおくの固有語が中国語に取って代われています。 その一例を示します。 山 뫼(メ) → 산(サン:山) 川 가람(カラム) → 강(カン:江) 主人 알범(アルボム) → 주인(チュイン:主人) 友達 벗(ボッ) → 친구(チング:親舊/親旧) 山の固有語뫼は完全に中国語からの借用語산に置換されましたが、一部の複合語に뫼の名残が残っています。 멧돼지 < 메 ㅅ 되지 (イノシシ < 山のブタ) 詳細は「コラム : 山の漢字語は‘산’固有語は‘뫼’」を参照 http://kikagakumoji.suinyeze.com/modules/blog/index.php?page=article&storyid=39 粥や薬もいにしえより存在していたであろうし、そうなれば かつては固有語として存在していたと見るのは決して誤りではないでしょう。 それは歴史的な文献を調べれば明らかになるはずです。 文字化けは次のURLで復旧できます。 http://suin.asia/oshiete_goo.php
お礼
※ いんや~このサイトは様々な人々が閲覧し、回答して上げようと思ってくれるので本当に勉強になる。 有難う御座いました。 カラム⇒川の古めかしい語 トミ ⇒「苦情の山」の山 (ここで扱っている「山」ではない) と、辞書にはありました。 =あ、さて~「粥/薬/熱/門」は漢字語、という事で話を進めると= (1) すでに韓国語として定着している事は十分承知しつつも、上記各語に関しては 中国語の直輸入or中国伝来の漢字をベースとして古代朝鮮が造字した、 のいずれなのかは知らねども、それ以前にあった固有語に取って代わったんだろうとのご意見。 まったく同感し「そう多分そうなんだよ、それ以外に考えられない。 でなければ漢字文化流入以前の人々がカユを知らなかった事となってしまう」 と言わせて頂きます。 (2) ではお聞きしますが、ハルモニは生き残ったが「カユ/クスリ/ネツ/ヤマ/モン」 の固有語が残っていないのは何故、どうしてなの? (3) いやいやご勘弁。 こんな事ソウル大・国文科の教授でも回答不能だろうと思う。 ま、こんな事を考えるのも韓国語の勉強のひとつかな、と思っただけで御座る。 (大昔の人々がすべての語彙を「固有語で」どの様に表現していたのか、 調べている人がきっと韓国にはいるとは思うが・・・)