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冠詞

ウィル・スミス主演の映画のタイトルは『I am legend』ですが、冠詞の『a』が入らない理由(英文法)を教えてくれませんか? 『I am a legend』とした場合の相違などもいっしょにお願いします。

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回答No.2

別の側面から見てみます。 不定冠詞が付くという事は、そのあとの名詞は基本的に可算名詞ですよね? 例えばI am a boy.という文章がある時に、I=boyという情報を与えるだけでなく、不定冠詞のaがある事によって話し手である「I」以外にも世の中にはboyがいるんだよという事も暗に示しています。 そのboyたちという集団の中から任意に1つ抜き出した存在が「I」なんだよ、というわけです。 別の言い方をすると、I am a member of the group called "boy".みたいな感じでしょうか。 legendにしても同様の事が言えます。 不定冠詞を付けてしまうと、「世の中には他にも伝説的な人物がいてその中の"とある一人に過ぎない"」という感覚になってしまいます。 確か映画の内容的にも、「ウィル・スミスだけが生き残った人間=伝説そのものと呼ぶに値する存在」みたいな感じだったように思いますので、不定冠詞を付けてしまうと上の感覚に合わない訳です。 そのため、不定冠詞を付けずに抽象性を出しているんだと思います。 また余談というか、#1さんのご説明とも少なからず繋がってくる事ですが、不定冠詞aの持つ"具体的な存在感"というのは、a few/a littleとfew/littleの意味の違いにも関係しているんだそうです。 参考までに。

kingfruits
質問者

お礼

ご解答ありがとうございます。 「a」が無い方が映画のタイトルにピッタリな感じがよく分りました。

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  • Parismadam
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回答No.3

はじめまして。 ご質問1: <冠詞の『a』が入らない理由(英文法)を教えてくれませんか?> 1.ここでは抽象名詞として使われていますが、映画の内容を考えると「固有名詞化」した用法と考えられます。 2.つまり、「私が伝説になる」「私こそが伝説だ」「私が伝説そのもの」といった特定・強調のニュアンスが、このタイトルから感じられます。 ご質問2: <『I am a legend』とした場合の相違> 1.不定冠詞をつけると「特定性」がなくなります。 2.ここでの不定冠詞「a」の用法は、沢山ある同種のものからある例をひとつ抽出して例示する用法です。 3.従って、不定冠詞がつくと 「伝説のようなもの」「ある伝説」「伝説の一人」 といった、不特定性が出てきて、限定・強調のニュアンスがなくなります。 従って、ここでは不定冠詞なしの用法が適切と言えます。 以上ご参考までに。

kingfruits
質問者

お礼

ご解答ありがとうございます。 ポイントを整理した説明で、よく理解できました。

  • litsa1234
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回答No.1

「I am legend.」は「I am legend itself.」 とすればお分かりになると思います。 「I am a legend.」は「具体的な伝説的な人物として存在している」という意味です。 参考まで。

kingfruits
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「I am a legend.」だと、「具体的な伝説的な人物として存在している」の「存在している」の意味が強いって感じなんですね。

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