aを抜かしても話が通じることは通じますが、英語は日本語と違って、数えられる名詞(物の名前)は数を考えないといけない言葉なんです。
(数えられない名詞もあります)
teacherは一人、二人と数えられる名詞なので、「私は(ある一人の)先生です」
「私は犬を1匹飼っています」なら、I have a dog.
「私は犬が好きです」だと、I like dogs. いろいろな犬をひっくるめてdogs.
ところが、
「私はその犬達が好きです」を言いたい時は「その」と定冠詞を付けて、I like the dogs.
「私はあの(一匹の)犬が好きです」なら、I like that dog.
「私はあれらの犬達が好きです」なら、I like those dogs.
「私は私の(飼っている一匹の)犬が好きです」なら、I like my dog.
何匹も飼っている場合は、I like my dogs.
これは「私の」ということが分かるので、「ある一匹」でもないし「あの」も「あれらの」も「その」もいらない。
数えられない名詞は、形がはっきりしていないものとか、漠然として数えられないもの。
でも日本語の感覚と違うので、調べて確認したり、慣れないと分かりにくいんですけどね。
furniture(ファニチャー、家具)は数えられないけど、chair(椅子)は数えられるとか。
http://www.linkage-club.co.jp/ExamInfo&Data/uncountables.html
よく出てくる不可算名詞というような、最初はそういうので覚えてしまって良いと思います。
他の方のアドバイスにあるマーク・ピーターセンさんの『日本人の英語』は面白いですよ。chicken(チキン)にaがあるか無いかでとんでもないことに・・・・(笑)岩波新書です。
大西泰斗さんとポール・マクベイさんの『ハートで感じる英文法』なんかもいいかもしれません。
冠詞や単数・複数は日本人にとっては難しいので、なかなか自然に使いこなせません。
外国人が「てにをは」を自然に使いこなすのが難しいぐらいに難しいんじゃないかと思います。
まずは「これはこう言うんだな」ということで、お手本(例文)を真似するところからだと思います。
前後の文脈や状況なんかによります。
> なぜ、teacherに冠詞 a を付けなければならないのでしょうか?
マズイ場合を想定すると、
・先生が大勢集まる集会なんかをやっている。
・自分以外にも、偉い先生なんかも大勢いる。
・先生としての意見をまとめなきゃならないが、モメている。
とかって状況で、
"I am teacher."
って言っちゃうと、自分がその場の先生全部を代表しているように伝わってしまうとか。
冠詞が無いと、ある一人の先生でなく、先生という概念や集合のようなニュアンスになる場合があります。
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> 冠詞 a を付けなければならないのでしょうか?
冠詞の話について、ちょっと古い本ですが、
「日本人の英語」マーク・ピーターセン著
という本を読んでみる事をお勧めします。
冠詞に関しては最初の10数ページで説明されていますが、学校なんかでは教えない目からウロコの内容です。
うろ覚えですが、本の説明だと、teacherに冠詞aがくっついてるのでなく、aという冠詞にteacherがくっついているって感覚になるそうです。
例えば、あんまり無いですが"teacher"って単語をド忘れしちゃった場合、
"I am a, a, a..., a teacher."
"I am the, the..., the teacher."
"I am um, uh... teacher!"
とかって具合に、teacherに先立って、冠詞がその後に続く単語の意味的なカテゴリーを決めるような事になるそうです。
はじめまして。
I am teacherでも通じますよ。
知り合い同士の会話なんかでしたら、言い間違えたのかなレベルです。
でも、訳すと「私は神様です」ぐらいの意味になります。
もし、この世の中に先生が1人だけなら I am teacherでもいいんですが、
先生はいっぱいいるいので冠詞 a が付きます。
いっぱいいる先生のうちの一人ですよね、どの先生も。
だから、冠詞 aは基本いっぱいあるものには必ずつきます。
たとえば、リンゴとか亀とか飛行機とか。
でも逆に、太陽とか地球みたいに唯一のものには aはつかないんです。
回答を参考にして頂けたら、幸いです。
お礼
ありがとうございます。 よくわかりました^^ 数えられる名詞(物の名前)は数を考えないといけない言葉なんだということが、よく理解できました。 マーク・ピーターセンさんの『日本人の英語』、よんでみます。