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構成音が等しいdim7の使い分け
Cメジャー・キーとします。 構成音だけに注目すれば、 (1)Cdim7=D#dim7=F#dim7=Adim7 (2)C#dim7=Edim7=Gdim7=A#dim7 (3)Ddim7=Fdim7=G#dim7=Bdim7 です。 たとえば、 C→Cdim7→Dm の場合、ベースがクロマチックに上昇していくので、 Cdim7は(1)の中で一番適していると思われます。 (1)のうちdim7のどれを使うのかは、 ベース音に注目すればいいのでしょうか? それとも、何か他に注意すべき点はあるのでしょうか? よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
お答えいたします。 ご質問者さまのおっしゃるとおりだと思います。 (例にあるベースがクロマチックに上昇していくということは、 おそらくC#dim7を使うってことですよね?) 本質としては、演奏者さんなどが、コード譜を見て、理解しやすい、読みやすいように…ということであれば良いのです。 dimコードの表記上の注意点は、 たとえば、C→C#dim7→Dm の場合、 ここのC#dim7はA7の代わりのコードですから、さすがに Dbdim7って書いてしまうと、うーん…となってしまいますね。 現場ではこの事例以外はうるさく言われません。 ですので、現状でのご認識で問題ないかと思います。 しかし、もしご質問者様が厳密に定義をしてご理解を深められたいのであれば、一応示させていただきますが、ご理解いただかなくても、全く問題はありません。 (以下、ご参考程度に…) C→○dim7→Dmにおいて、○dim7≒A7 候補は(C#dim7の構成音と聞こえが同じdimコード) とすると、候補のコードの厳密な定義による構成音は C#dim7=C#,E,G,Bb Dbdim7=Db,Fb,Abb,Cbb Edim7=E,G,Bb,Db Gdim7=G,Bb,Db,Fb Bbdim7=Bb,Db,Fb,Abb A#dim7=A#,C#,E,G になります。 ここで、A7→Dmの部分的な調性はDm。したがって、Dmの音階から考えて、dimコードの構成音が音階にすべて含まれているコードは C#dim7のみ。したがって、A7の代わりになるものは厳密にはC#dim7のみである。 となります。 なんだか堅苦しいですね。 ご参考になればと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 完全に形式論で考えて、 C#dim7とDbdim7等も違うものとして、 Dmの音階と比較すると、 ひとつに絞れるのですね。 ありがとうございます。
補足
失礼いたしました。 ご指摘のとおり、 > たとえば、 >C→Cdim7→Dm >の場合、ベースがクロマチックに上昇していくので、 >Cdim7は(1)の中で一番適していると思われます。 は、 --- たとえば、 C→C#dim7→Dm の場合、ベースがクロマチックに上昇していくので、 C#dim7は(1)の中で一番適していると思われます。 --- の間違いでした。