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いまさら・・・仮定法過去 基本を教えて
It is high time you went to bed. 「もう寝る時間よ」ですが、 It is high time you go to bed. では、どうして間違いなのでしょうか。 敢えて日本語的には、「もう寝る時間よ」だと 思います。 あと、根本的に仮定法過去はこうなんだ、 ということがあれば、教えてください。
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仮定法の時、時制がずれると言うのは、心理的距離感があることを示すためだと言われています。同じ現象は、いわゆる敬語の場合にも現れます。 心理的距離感とは、今現在のことを過去形で表し、過去のことを過去完了形で表すと言うことで、時間的に遠くなることを言います。 仮定法はあくまで現実のことではなく、仮定のことを言うわけですから、仮定であると言うことがわかるように表現しなければいけません。そのため、英語では、時制を一つ昔にずらすと言う操作をします。今のことであれば、過去のこととして表現して、本当のことではないよと明示するわけです。I wish she liked me.:「彼女が僕のことを好きであったらなあ」 It's high time you went to bed. については、仮定法と言うよりも、敬語表現と言うか丁寧表現の一種と考えるべきだと思います。 もっと直接的に言うなら、It's the time you go to bed. と言えます。 「それをとってくれませんか」は、Give it to me. とも、Can you give it to me? とも、Could you give it to me? とも言えます。 Give it to me.は命令形ですから、動作を直接指示していて、丁寧さは全くありません。 Can you give it to me? は、「出来ますか」と相手の意向を聞いているので、その分、丁寧になっています。 Could you give it to me? と過去形を使うと、今のことではないですよと言うように、今の現実のことではないと言う感覚が出て、それだけ、臨場感が薄まり、心理的距離感が出て、丁寧な感覚が増すわけです。
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- wind-sky-wind
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この言い方は仮定法過去の枠組みで考えなくてもいいです。 歴史的には仮定法過去なのでしょうが,慣用的に「過去形」が用いられており,今でも用いられている仮定法過去で説明しようとすると,無理が生じます。 若干,ニュアンスは異なりますが, It is (high) time for you to go to bed. と書き替えることも可能で, やはり,「未来に向けて」寝るのです。 went の場合は,もう時間が過ぎてしまっているという感覚が強まります。
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みなさん、すごいわぁ。 ここでぼくなんかと『差』がでるみたいです。 ご回答はしっかり、身につけさせていただきます。 ありがとうございました。
- hyana0103
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ANo.1 の hyana です。 まず、時制と現実の時は必ずしも一致しない、ということを理解して下さい。 「あ、バスが来た。」まだ来てないのになぜ“来た”なの? 英語では、Here comes the bus. と現在形で表します。 「彼の話が終わった後で、君の話を聞こう。」まだ、終わってないのになぜ“終わった”なんでしょうね。After I finish listening to his story, I'll listen to you. 英語だと、また現在形になります。いずれも未来のことなのに。 これに比べれば仮定法はわかりやすい。現在の仮定の話をするときには過去形を使うに決まっているんですから。 > 「もう寝るじかんよ」をIt is high time you will go to bed. > では、だめなのでしょうか? 今、この時間が「あなたが本来であれば寝ている時間」なんですから、will はあり得ません。未来の話をしているのではありません。
お礼
あ・あ・あ・・・・ 頭痛がしてきました。 時間をおいて、熟読して理解しようと思います。 ありがとうございました。
- wind-sky-wind
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本来,仮定法過去形と,普通の過去形は別のものなのですが, ネイティブの人たちは区別していません。 同じ形なので,区別しません。 (主節側に would, could のような語があるときは そうではないかもしれませんが) 日本人が動名詞の ing と,現在分詞の ing を区別しても, 彼らは区別しないのと同じです。 was でなく,were を用いる点は違うはずですが, 同じものだと思っているため,口語レベルでは was を用いることが多いです。 特に,この it is time の後の過去形は,仮定法過去という感覚はないでしょう。 英和辞典でも,it is time の後は「仮定法過去」でなく, 単に「過去形」となっているものがあります。 他の仮定法過去以上に were は用いません。 「もう寝た」という過去のことになってもおかしくない という感覚で過去形になっていると考えればいいです。
お礼
専門家・自信ありが、 今回は仇になっているみたいな・・・ むずかしいです。 中学校のとき、このところでつまづいたという記憶があります。 「鳥だったら飛べたのに・・・」というあの英文。 時制の一致、仮定法過去、仮定法現在?・・・ いえいえ、今すぐ、理解しなきゃとかではなくて、回顧のひとつ です。 お手を取らせてすみません。ありがとうございました。
- hyana0103
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英語では事実を述べる述語動詞の形と、仮定の話をする形を区別します。前者を直説法と呼び、後者を仮定法と呼びます。つまり、仮定の話をするときは、仮定法を使わないといけないのです。 It's time you went to bed. の文は、まだ実際には「寝ていない」のですから、現在の事実に反しています。「もし、本来であれば寝ている時間だ」という仮定の話なのです。従って、go という直説法の動詞は使えません。 ご存知のように、“現在”の事実に反する“仮定”を表すには、仮定法過去形を、“過去”の事実に反する“仮定”を表すのに仮定法過去完了形を使います。 細かいことはたくさんありますが、仮定法は“仮定”の話をするときに使う述語動詞の形だ、というのが基本です。 細かくはさらに質問して下さい。
お礼
ありがとうございます。 と、言いたいところですが、わたしが読んだテキストにも ほぼ回答者様のご回答のような内容が掲載されていました。 ・・・むずかしいですね。 要は、『まだおきていないことは・・・』 待って、「もう寝るじかんよ」をIt is high time you Will go to bed. では、だめなのでしょうか? 『まだ寝ていない。これから(未来)寝るーーー時間だ』 お時間があれば、ご指摘ください。 暗記は、 It is high time you go to bed. とわかっております。
お礼
良い意味で、「なんとなく」わかりました。 言われてみれば、現実的な言い回しよりも、「少し引いて、いくぶん 過去の話として」相手に話す。 もしかしたら、ご回答読み取れず、私の勝手な理解かもしれませんが、 いずれにせよ、中学時代の奇問、仮定法過去はクリアできたようです。