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空芯コイルとコア付きコイルの違い
空芯コイルとコア付きコイルの特徴の違いについて 教えて下さい。 コアがあったほうがインダクタンスが多くとれるけど 電流飽和が問題となるでよろしいでしょうか? それぞれメリット、デメリットと代表的な用途先を 教えて下さい。
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- foobar
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回答No.2
コアを入れると、巻数あたりのインダクタンスは稼げますが、コアに起因する非線型性(電流によってインダクタンスが変化する、磁気飽和もその一種)が表れます。 上記以外で、コアを入れるメリットは、 ・(適切な形状のコアなら)洩れ磁束低減 ・コア途中のギャップでの磁束密度増大 ・(巻数あたりのインダクタンス増大に伴い)時定数(L/R)の増大 デメリットとしては、上記非線型性以外には ・コアでの損失発生 ・最大磁束密度がコアで制約される(強磁場発生用のコイルは空芯です) というのがあるかと思います。
noname#74145
回答No.1
一般的には周波数と目的によって使い分けているようです。 例えばAMラジオの高周波増幅段や中間周波回路などはコア付を、FM帯域の高周波増幅、テレビ用のブースターや分配器などは空芯を使うなどです。 共振回路に使う場合回路のQを高める時にはインダクタンスを大きくする意味でコア付きコイルを、あるいは寸法制限が無い場合は大きな空芯を使う事もあります。 またコアを調整すれば簡単にインダクタンスが変化しますので微調整が必要な用途などにはコア付を使います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 具体的な用途がわかりました。