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フェライトビーズとチョークコイルの違い
はじめまして。初めて質問させて頂きます。 フェライトビーズとチョークコイルの違いを教えて下さい。 どちらもノイズ抑制があり、クロック信号ラインにも使う為、 同じ様な気がするのですが・・ 違いの他にも用途が分かれば有難いです。 詳しい方、どうぞよろしくお願い致します。
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フェライトビーズは材料およびその形状についての分類です。 一方、チョークコイルは使用目的による分類です。 分類のカテゴリーが異なるのでそもそも比較する事が間違いです。 フェライトビーズ:フェライトで作ったビーズ状の部品の事。ビーズの穴に電線を通した部品を示す事もある。表面実装用に作られた部品ではチップビーズなどと呼ばれる。 主に数MHzからGHz帯までの信号を減衰させるのに使用する。単に信号を通過させないのではなく、フェライトの周波数特性を利用して高周波での損失を大きくする事でエネルギーを熱に変える作用を持つ。 チョークコイル:直流又は低周波の信号を通過させ高周波の信号を阻止するために使用するコイルのことを言う。 整流回路において電源周波数のリップル低減に使用される事が多い。この場合、50Hz又は60Hzを阻止する事が目的となる。(“チョークインプット”で検索の事) “コモンモードチョーク”などと呼ばれる部品もある。
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- tadys
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チョークコイルは整流回路でのみ使用する訳ではありません。 あくまでも低い周波数は通して高い周波数は阻止する用途に使うコイルをチョークコイルと呼んでいるのです。 何Hz(あるいは何MHz)を低いと言うのかも用途によって決めるものです。 チョークコイルは用途による分類なのでどのような手段でチョークコイルを作っても良いのです。 フェライトビーズで作ったコイルをチョークコイルにしても良いし、鉄心に電線を巻いた物をチョークコイルにしても良いのです。 フェラーとビーズはその構造上ワンターンコイルとして使用する場合がほとんどでインダクタンスの値を余り大きく出来ないので高周波で使用する場合がほとんどです。 用途による分類と製造方法による分類を混同しないでください。
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お忙しい所、ありがとうございます。 大変参考になりました。 ありがとうございます。
- mii-japan
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フェライトビーズはその穴に電線を通す/電線に沿わせることでその効果を発揮します これは1/3~1/2回巻きのコイルと見なせます チョークコイルは、複数回巻きのコイルです 巻き数はリアクタンスに関係します 高リアクタンスを必要とする場合、複数回巻かなければなりません 低リアクタンスで充分な場合、フェライトビーズに通すだけで十分な場合もあります 高リアクタンスが必要か低リアクタンスで十分かは、対象機器と周波数に依存します それぞれの目的によって使い分けます 数百MHz~GHzが対象の場合フェライトビーズで充分でも、オーディオ機器では目的を達成できません
お礼
わざわざご回答ありがとうございます。 なんとなくですが、分かりました。 大変助かりました。ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 あらためて教えて頂きたいのですが チョークコイルは電源の整流回路でのみで使うと考えておけば よろしいのでしょうか。 信号のクロックラインでは、フェライトビーズだと考えておけば よいのでしょうか。 また、チョークコイルでもフェライトを使用しているものもあるようですが、フェライトビーズとの違いはあるのですか。 どちらも高周波の信号ノイズを落とすことには変わりないように 思うのですが・・・・。 以上です。 知っていれば、教えて下さい。 何卒よろしくお願い致します。