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関係詞について
関係詞についてロイヤル英文法という参考書を見て調べてみたのですが、(P.632)関係代名詞は先行する、名詞や代名詞に結び付けられると説明がありました。そういうものだと自分も思っていたのですが、会話でWhichではじまる文があり、「which‘d make here more like the scene of a TV.」という言い回しを聞いたのですが、その前の文が「It‘s so fine to have the dishes by かthe candlelight.」の様な文でした。ここでWhichは前文のthe candlelightの様な部分の名詞を受けているのか、前文全体を受けているのかよく分かりません。日常会話で文全体を名詞節として捉え、先行詞とすることは可能なのでしょうか。
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関係詞 which には「非制限用法」というのがあり、 その中には先行する文を受ける用法があります。 (参考URLを参照)。 お示しの参考書に書いてある説明は一般論としては 正しいですが、厳密に言うとそれだけではない、という ことです。ことによって、その本にも「非制限用法」 を説明しているところはありませんか。
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- googoo1956
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>会話でWhichではじまる文があり、「which‘d make here more like the scene of a TV.」という言い回しを聞いたのですが、その前の文が「It‘s so fine to have the dishes by かthe candlelight.」の様な文でした。 ○ お尋ねになっている「元の英文」がどのようなものかが分かりにくいのですが、下記の2つの可能性があるようです。 (1) It's so fine to have the dishes by the candlelight, which'd make ... (2) It's so fine to have the dishes by the candlelight. Which'd make ... ○ 「会話でWhichではじまる文があり」という表現から判断すると、(2)がお尋ねの英文ではないかと推察します。 ○ 結論から言えば、(1)と(2)のどちらの「which」も前の「to have the dishes by the candlelight」という句を先行詞とする、非制限用法の関係代名詞です。 ○ 学校などでは(1)の英文しか教えられないので意外だと思われるでしょうが、(2)の形も書き言葉ではよく用いられています。
- Parismadam
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こんにちは。1/25のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問1: <関係代名詞は先行する、名詞や代名詞に結び付けられると説明がありました。> 名詞・代名詞に限らず、先行詞は句や節や文に結びつけられる場合があります。 ご質問2: <ここでWhichは前文のthe candlelightの様な部分の名詞を受けているのか、前文全体を受けているのかよく分かりません。> ここでは、前文の句を受けています。 1.受けている句は、前文のto have the dishes by the candlelight「蝋燭の明かりで料理を照らすこと」となります。 2.このwhichは非制限用法の関係代名詞です。 3.非制限用法とは、前文または前文の一部を受け、付加的、挿入的に説明したり主食する用法です。 4.通常はその前にコンマが置かれ、前から訳し下げます。Andやbutなどの接続詞+代名詞で置き換えて訳すときれいな訳になります。 5.制限用法と非制限用法の違いは以下の通りです。 (1)制限用法:コンマはなく、後ろから訳し上げます。 He had three sons who became doctors. 「彼は医者になった3人の息子がいた」 (2)非制限用法:コンマをおき、前から訳し下げます。 He had three sons, who became doctors. =He had three sons, and they became doctors. 「彼は3人の息子がいたが、彼らは医者になった」 6.ご質問文は、前文の一部を受け、非制限用法の関係詞で接続しているのです。 このwhichをItやThatという代名詞に置き換えて訳すと、わかり易いでしょう。 7.なお、2文めのwhich’dの’dはwouldの省略です。このwouldは仮定法の婉曲推量用法で、「もし~だとすれば、・・・になるだろう」という、条件のニュアンスを含んでいます。 ここでは、主語which=to have the dishes by the candlelight「蝋燭の明かりで料理を照らすこと」を条件のニュアンスとしてとらえています。 8.その仮定のニュアンスをくんで2文を訳すと以下のようになります。 A:「蝋燭の明かりで料理を照らすなんて、素敵ね」 B:「そうすると、TVのワンシーンみたいに見えるわね」 Which’d=Which wouldを「そうすると」「そうすれば」という仮定のニュアンスで訳すときれいな訳になります。 ご質問3: <日常会話で文全体を名詞節として捉え、先行詞とすることは可能なのでしょうか。> 可能です。 1.ここでは句を名詞句と捉え、それをwhichという非制限用法の関係代名詞で置き換えたものです。 2.ただ、このような文頭にくる関係代名詞は、むしろ代名詞的な用法が強いのでItやThatに置き換えても不都合はありません。形は関係詞ですが、代名詞の働きが強いと言えるでしょう。 以上ご参考までに。
お礼
ご丁寧いつも有難う御座います。大変勉強になりました。
- tjhiroko
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#1さんもお書きのように、非制限用法では、「前に出た句・節・文またはその内容」を先行詞とする場合がありまして、よく見られる形です。 今回の文の場合ですと、先行詞は前文全体というよりも "to have the dishes by the candlelight" の部分ですね。
お礼
ご丁寧に有難う御座います。文を一つの名詞的に捕らえるのかなと思ったんですが・・・でもやはり受けられるようですね。