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関係代名詞の先行詞?

こんばんは。 次の英文があり、関係代名詞(which)の先行詞がよく分かりません。 The Scanner is a very important peripheral device, which can be thought of as an integral part of the computer. スキャナ(という入力装置)はコンピュータと一体だと考えていいほど重要な端末機器です。 このwhichの先行詞はThe Scannerでしょうか? それならば The Scanner can be thought of as an integral part of the computer. The Scanner is a very important peripheral device. この2つの文が合体したものでしょうか? こちら(私)のレベルとしては中学校程度の英文法がわかる程度です。 who-whose-whom which-whose-which でも「,which 」は「but~なんとか…」と訳すみたいなことを高校で習ったような…(うろ覚えです) よろしくお願いします。

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  • vive
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回答No.3

関係詞は、形式と意味の間にねじれ現象を引き起こしやすいので、「よく分か」らなくて当然です。 まず、今回のように、be動詞の補語に、非制限的関係節が続くのは非常に稀なケースです。 通常は、補語のあとには制限的関係節が続きます。 (1)The Scanner is a peripheral device that is very important. ここでも問題になるのが、先行詞です。形式的には、(1)のthatの先行詞は、peripheral deviceですが、意味論上は、the Scannerが先行詞と考えられます。先行詞がbe動詞と共起していることも問題を複雑にし、先行詞に入る冠詞がaかtheによっても、be動詞の役割自体に変化が生じます。 ことは単純ではないということを念頭におきながら本論に入ると、この場合のwhichの先行詞は、the Scannerです。 考え方としては、The Scanner is ...very important...,とある点に着目してください。ここで書き手は「判断」を提示したのですから、つづいて、その根拠が示されることを読み手は「期待」するわけです。したがって、<, which>は、直前の用語について解説する「挿入的」用法ではなく、主節の命題について書き手の意見を付け加える「連続的」用法として読むことになります。 こう考えると、<,which>は<,because it>と言い換えることができることに気がつきます(この<,because>は、「因果関係」を表すのではなく、「話し手の推論」を表す点で、<,for>とパラフレーズすることもできます)。 では、言い換えた<,because it>のitは何を指すでしょうか? これは、the Scanner以外ありません。なぜなら、itは主語の位置にあるので、「トピックが同じであるもの」を指すと考えるからです。 以上を整理すると、ここでは、the Scannerはvery importantであると、書き手が主張し、続いて、その理由について、the Scanner can be thought of as...と意見を述べていると読むことができます。 問題の文は、解釈上も面白い点を含んでいます。 前半は、「スキャナーは、peripheralではあるが、機器としては非常に重要である」と読むと考えられます。peripheralとは、この場合、「コンピュータのCPUとケーブルでつながれている」ことを表します。 後半は、「スキャナーは、コンピュータにとって必要不可欠な要素のひとつであると考えることができる」と述べていますが、スキャナー自体は、peripheral、つまり、外部接続機器であることから、「『見た目から言えば』コンピュータの外側にある機器だが、『機能から見れば』コンピュータを構成する、つまり、内側に入る機器だ」というのが、今回の書き手の主張と理解することができます。 「形態上は、確かに、peripheralだが」という譲歩表現として、読む必要がある点が、意味論上は、面白い点です。

sugarface
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >>非制限的関係節が続くのは非常に稀なケースです。 >>ことは単純ではない 少々難しい英文なのでしたか。 また#2の方のお礼のほうに、この英文のタイトルと一部抜粋を載せておきました。 #1~#5の方まで熟読しての結論は 「この本論の, which の英文は非常に稀な(珍しい)タイプの英文であり  先行詞はやはりThe Scannerを指している。」 そして私の当初の質問のように The Scanner can be thought of as an integral part of the computer. The Scanner is a very important peripheral device. この2つの文が合体したもの。と考えてよろしいでしょうか? 「試験にでる英文解釈」の関係詞の項にて----------- (1)「, which …」=「, because it …」 [例文1] I cannot read this book, which is so difficult.  =I cannot read this book, because it is so difficult. 私はこの本を読むことができない、なぜならばそれはたいへん難しいから。 (2)「, which 」=「, and … that ~」 [例文2] He spoke French, which language I did not understand. =He spoke French, and I did not understand that language.   彼はフランス語を話した、しかし私はその国語(フランス語)がわからなかった。 ライトハウスの辞書のthinkの項にて------------ think of A as B=regard A as B AのことをBだと思う。 [例文3] I once thought of all authors as struggling with poverty. 私はかつて作家はみな貧乏と闘っているものだと思っていた。 「試験にでる英熟語」や別の熟語集にて------------ look on(upon) A as B=regard A as B=consider A as B AをBとみなす。と考える。 [例文4] He was looked on(upon) as a promising young writer. 彼は有望な青年作家と考えられていた。

その他の回答 (6)

  • gdmgm
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回答No.7

またまた出てきてしまってすみません。 ちょっと気になったもので。 No.2の補足の欄の文章を見ると、問題の文の後に、「私の場合はもっと積極的に…」とあります。なので、I go one step furtherの前の部分は「I」の意見ではない気がするのです。では、誰の意見かと考えた時に、それが特定されていない(省略されている)ので、やはり一般の人々ではないかと思うのです。厳密に言えば、この分野(グラフィックデザイン)の人々でしょうか。(例えば、数値入力を行う職場ではテンキーは必要不可欠(integral part)だと思うのですが、一般的にそうかというとそうではありません。でも、この場合も、能動態で主語をとるとしたらtheyだと思うんですよね。)実際に、この分野の人々がそう考えているかは別として、著者は、この分野の人はこう考えていると思っている(思い込んでいる?)ということだと思います。著者はちょっと思い込みの激しい方のようですし…。それに、もしかしたら、この分野では、そのように考えられているのかも…。 あと、「コンピューターの一部といっていい」というのは、「コンピューターに必要不可欠である」を意訳したもので、「コンピューターにくっついている」という意味で使っているのではないと思いますよ。 実は、英語に触れるのは久々…。ここ数日、辞書片手にいろいろ勉強させて頂きました。ありがとうございました。

sugarface
質問者

お礼

どうもお付き合い、ありがとうございました。 お礼が遅れて申し訳ないです。 (締め切ったかと思っていたのですが…) どうもありがとうございました。

  • gdmgm
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回答No.6

No.5の補足の部分に回答します。 受動態の文中で、その文を能動態にしたときの主語に当たる単語が省略されている場合、省略されているのはthemと習った気がします。(高校で)この場合のtheyは、一般的な人々を指しており、peopleと言い換えることもできます。 なので、例文4の受動態→能動態の書き換えは合っていると思います。 質問の文は They can think of the scanner as an integral part of the computer. となると思います。

sugarface
質問者

お礼

再びのご回答ありがとうございます。 >>They can think of the scanner as an integral part of the computer. 私も最初 they、people かと思いました。 おそらく高校の定期試験の問題範囲としてなら、これで正解かなと思いました。 しかし「文脈」まで考慮してみると、もしかしたら I can think of the scanner as an integral part of the computer. これなのかもと思いました。 なぜならば、その後に続く英文も I go one step …   (私の場合…) I never forget … I use Photoshop. I am not the type of … (私はフォトショップの中だけで…) ほとんど I から始まっている。 また一部省略してしまいましたが、この英文全体もしくは、この書籍全体 1デザイナーの1個人の(少々厳しい表現を許せば「独りよがりな」)意見。 「私はこのように使っていますよ~。私はこう思うのだ!」みたいな本ではあります。 事実、#4の方が >>「スキャナーはコンピューターの一部である」とすることは不自然ではないか、 >>通常、スキャナーは初めからPCにくっついてはいないからです。 と思うことも無理はないと私は思いました。 少し混み合ってしまいましたが、 「they、people」 は一般論、一般の人々ですが この英文に限って(笑)やっぱり「I」 かな(笑) 皆様どうもありがとうございました。

  • gdmgm
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回答No.5

私は、先行詞はthe scannerであると解釈します。 「,which」は関係代名詞の非制限用法で、「そして、それは」「しかし、それは」などと訳します。(辞書でwhichを引くと「非制限用法」として載っていると思います) 昔の記憶なので自信がありませんが、「接続詞+it」(大抵「and it」)に置き換えられる(関係代名詞が主語の場合。目的語だと「接続詞+S+V+it」など)とならったような気がします。 制限用法(whichの前に「,」がない場合)のように、先行詞を修飾するというよりは、先行詞についての説明を補足する時に使います。なので、制限用法のように、2つの文章を合体させるというよりは、繋げる、というイメージです。あくまで、私のイメージですが。 なので、上記の文章を言い換えるとすると、 The Scanner is a very important peripheral device,and it can be thought of as an integral part of the computer. となると思います。 直訳すると「スキャナは重要な端末機器です。そのため、それ(スキャナ)はコンピュータ必要不可欠なパーツだと考えられうる。」という感じだと思います。上記の訳は、これを意訳したものだと思います。 No.4の回答者の方がおっしゃるように、私もスキャナが「コンピューターと一体だと考えていい程重要な端末機器」か、疑問に思いましたが、この文章はグラフィックデザインに関する書籍からの抜粋ということなので、スキャナが重要視されることにも納得がいき、このように解釈しました。

sugarface
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 熟語集や参考書をあたっている内に、また一つ疑問がでてきて ついでと言ってはなんで、別な質問になりそうですが、皆様ご回答お願いします。 [例文4] He was looked on(upon) as a promising young writer. look on(upon) A as B=regard A as B=think of A as B だから =He was thought of as a promising young writer. これは受動態(受身)の文だから =He was thought of (them) as a promising young writer. 受動態→能動態 =They thought of him as a promising young writer. この文は正しいですか? また最初の質問の文で The Scanner can be thought of as an integral part of the computer. この受動態(?)の文を能動態にするにはどうしたらよろしいでしょうか? 私の考えた解釈で The Scanner can be thought of (me) as an integral part of the computer. (me)が隠されているのではないかと思うのですが、どうでしょうか?

  • hohokus
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回答No.4

No. 3の方の回答が気になったのでコメントさせていただきます。 引用されている取説?の「スキャナ(という入力装置)はコンピュータと一体だと考えていいほど重要な端末機器です」と言う文は、「The Scanner is a very important peripheral device THAT can be thought of as an integral part of the computer.」と解釈しているようです。(つまり「,which」ではなくthatとして解釈している。) 私の解釈では、「,which」が使われているので、先行する文への補足をしていると考え、意味としては、「スキャナーは重要な周辺機器です。ところで、周辺機器というものはコンピューターの一部なのです。」となるのではないかと思います。より自然な日本語にすれば「周辺機器はコンピューターの一部ですが、スキャナーも重要な周辺機器の1つです」となると思います。 この判断は、通常のPCの構成を考えた場合に「スキャナーはコンピューターの一部である」とすることは不自然ではないか、という「英文を離れた実体験」にも基づいています。通常、スキャナーは初めからPCにくっついてはいないからです。もし、こうした「実体験」がなかったら、非常に判断しにくくなると思います。 この文も、前後関係と、さらには全体の流れから判断しないと、どれが本当に正しいかは何とも言えない、と言うのが私の意見です。

sugarface
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >>この文も、前後関係と、さらには全体の流れから判断しないと、 >>どれが本当に正しいかは何とも言えない、と言うのが私の意見です。 ご察しのように #2の方のお礼のほうに、この英文のタイトルと一部抜粋を載せておきました。

noname#16369
noname#16369
回答No.2

whichの前に「,」があるときは継続用法といい「,」がない場合は制限用法といいます。「,」がなければ先に回答された方の訳になりますが、この訳は「スキャナーは大変重要な周辺機器でコンピュータに必要不可欠と考えられうる」となります。なお、先行詞はwhichの前の部分です。

sugarface
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 他の方々からのご指摘により 確かに1文章だけでは、文脈が捉えにくいのかもしれません。 ゆえに、ここで抜粋することをお許し下さい。 The scanner is a part of Photoshop スキャナはフォトショップの一部です The Scanner is a very important peripheral device, which can be thought of as an integral part of the computer. スキャナ(という入力装置)はコンピュータと一体だと考えていいほど重要な端末機器です。 I go one step further and regard it as part of Photoshop. I never forget the existence of the scanner when I use Photoshop. 私の場合、もっと積極的に考えて、フォトショップの一部だとみなしているから フォトショップを使う上で、スキャナの存在を忘れたことがない。 I am not the type of designer who creates designs only with Photoshop. 私はフォトショップの中だけでデザインするタイプのデザイナーではないから、 Therefore, I use the scanner to scan pictures I have drawn,photographs, images directly scanned in,and even trivial objects en route to the trash can. 自分で描いたもの、カメラで撮影さたもの、スキャナで直接取り入れたもの、 そして普通ならゴミとして捨てるようなものもスキャナの世話になる。 (以下、一部省略) As shown on the next page,I scan mail and printed matter delivered to me every day to store pieces of material for my collage and montage designs. こうして、私は次のページで示したように、 毎日届く郵便物や印刷物をスキャンしてコラージュやモンタージュを デザインのための断片資料として保存している。 (終わり)

回答No.1

この場合の先行詞はwhichの前の a very important peripheral deviceをさしています。関係代名詞の前にカンマがある場合は大体そこの部分が先行詞になります。 あと、訳もちょっとおかしいと思います。 The Scanner is a very important peripheral device,which can be thought of as an integral part of the computer. スキャナーはコンピュータの必要不可欠な部分と考えられうる大変重要な周辺機器である。 これでどうでしょうか。

sugarface
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 whichの先行詞はa very important peripheral deviceをさしていたのですか。 それならば、whichは目的格のwhich(英文法用語)であり The Scanner is a very important peripheral device. A very important peripheral device can be thought of as an integral part of the computer. この2つの文が合体したものでしょうか? あと日本語訳のほうは本書(マック・グラフィックス p102)からの、そのまんま抜粋ですので ちょっとおかしいと指摘されても私にはどうにも… http://list10.dena.ne.jp/item/53363087