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弾性剛性に基づいた値とは

一級建築士、平成9年の構造の問20なんですが肢3で 偏心率、剛性率の算定に当たって、耐力壁、袖壁、腰壁、垂れ壁などの剛性は、弾性剛性に基づいた値とした。----○ とありますが、解説をみても 『弾性体とした剛体、つまり弾性剛性に基づいた値とする。』 とありますがなんのことだかさっぱりわかりません。 では逆に弾性剛性に基づかない値と言うことになるとどう言うことを言うのでしょうか?

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noname#65504
noname#65504
回答No.3

#2です。 >つまり降伏後の計算は考えてはならないと言うことになりませんか? そうですね。 問20の質問文が書かれていないのですが、 >偏心率、剛性率の算定に当たって、耐力壁、袖壁、腰壁、垂れ壁などの剛性は、弾性剛性に基づいた値とした。----○ は選択肢の中で○になっているということですね。 新耐震設計法では、ルート1では簡単な許容応力度による検討、それでだめな場合はルート2になり、より詳細な検討をします。でもこの段階では許容応力度範囲(弾性範囲)での検討をしています。ルート3の保有耐力になってから初めて、塑性後も考慮した検討となります。 偏心率、剛性率はルート2で求めるものですから、弾性範囲で計算することになっているということです。 >偏心率、剛性率の算定に当たってと言うところがミソなのでしょうか? つまりそういうことです。

mezaken
質問者

お礼

ありがとうございます 問題の質問文は耐震設計に関して間違っているものは、です >偏心率、剛性率はルート2で求めるものですから、弾性範囲で計算することになっているということです という所ですべて納得しました。 この問題はそのまま覚えれば済む問題なので皆さん特に深入り追求しないかと思いますが、どうも何が聞きたいのかわからずもやもやしていました。 おかげでのどの骨が取れました。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#65504
noname#65504
回答No.2

>弾性体とした剛体 解説がおかしくないですか? 剛体とは変形をしないことを前提としていますし、弾性体は弾性変形(荷重を取り去ると元に戻る)をすることを前提としています。 剛体とは合成が無限大の大きさと考えれば、いいという考え方もありますが。 塑性化すると剛性は変化(主に低下)しますので、それを考慮しないでよいということでしょう。 壁とあるのでおそらく鉄筋コンクリートを想定していると思いますが、弾性範囲を超えた剛性を考えるとは、ひびなどが入ったり、鉄筋が降伏した後の状態での剛性を考慮するということです。 わざわざ弾性剛性と書いてあるのは、最近の建築設計は終局耐力設計や一部の制震装置などでは降伏後の計算も行うことがあるから、そのような知識を持っている人が迷わないように、それを考慮する必要はなく、弾性範囲であることをはっきりさせるために書いているのではないでしょうか? 何しろ国家試験ですので、塑性後も考慮する可能性がある状態だと、不適切問題といわれてしまうおそれがありますので、厳密性を持たせる必要がありますから。

mezaken
質問者

お礼

ありがとうございます 解説全文は 『偏心率、剛性率を求めるときの剛性は、耐力壁、袖壁、腰壁、垂れ壁などを弾性体とした剛体、つまり、弾性剛性に基づいた値とする。』 となってます。 >わざわざ弾性剛性と書いてあるのは、最近の建築設計は終局耐力設計や一部の制震装置などでは降伏後の計算も行うことがあるから、そのような知識を持っている人が迷わないように、それを考慮する必要はなく、弾性範囲であることをはっきりさせるために書いているのではないでしょうか? 問題の出し方が 降伏後の計算も行うことがあるがこの問題では 『弾性剛性に基づいた値として考えよ』 とかの指示問題ならわかりますがこの問題はそのまま 『弾性剛性に基づいた値とした』と言う部分を問うていますよね。 弾性剛性に基づかない値では×となるのではないですか? つまり降伏後の計算は考えてはならないと言うことになりませんか? 偏心率、剛性率の算定に当たってと言うところがミソなのでしょうか?

  • uskt
  • ベストアンサー率49% (361/733)
回答No.1

弾性でないのは、塑性ということになります。 でも、塑性変形してしまうと、もとには戻らないので、その時点で構造壁として用を成さなくなってしまいます。 ですから、構造壁の応力は弾性域に収まるようにするのが当然であり、弾性剛性で計算する、ということだと思います。

mezaken
質問者

お礼

ありがとうございます いまいちわからないんです。。 わざわざ弾性剛性と謳う意味が・・・ ふつうコンクリートや鉄筋他世の中の物質全てフックの法則が成り立ち剛性はEIで自動的に降伏するまでは弾性剛性に基づくんじゃないのでしょうか? Iは基づくもなにも断面で決まるので弾性剛性に基づかないと言うことはヤング率等を無視すると言う意味しかないのではないのでしょうか?

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