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酢酸カーミンがなぜ「塩基性色素」なのか
塩基性色素の定義はアミノ基-NH2など塩基性の官能基を含み、酸性下では水素イオンを受け取り、色素がプラスの電荷に偏るということですが、カーミン(カルミン酸)の構造式をみても-OHや-COOHは見当たりますが塩基性の官能基はみあたりません。 どのように酢酸の酸性下で色素は正の電荷を帯びるのでしょうか? 酸性下でのカルミン酸の構造式から説明して頂きたいのですが。 何卒、宜しくお願い致します。
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カルミン酸はその名の通り酸ですが、カルミンはカルミン酸にアルミニウムとカルシウムがキレートしたものです。 http://www.springerlink.com/content/p8640284n772021r/ 酸性条件下ではカルミン酸からの水素イオンの電離が抑えられ、アルミニウムイオンやカルシウムイオンが正の電荷を帯びることで、全体として塩基性になるのではないでしょうか。
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- dontakle
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回答No.1
下の引用は以前の質問と回答ですが,なかなか興味深いものがあります。 私もよく見かける酢酸カーミンが塩基性色素というのは誰かの勘違いが広まってしまったものではないかと思います。 ただ申し訳ないですが正確なメカニズムは知りません。 とりあえずご紹介ということで。
質問者
お礼
早々とご回答ありがとうございました。 DNAが酸の性質があるから、それを染色することから塩基性色素なのですという説明でのりきるのが妥当なのでしょうか・・・。 生物はほんとに難しいですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 キレート錯体ですね。官能基はおいといて、プラスになるのはここから説明できそうです。 私のPCにもどこかで拾ってきたChemIndexで作られたgif画像がありました。(サイズが小さくて拡大してもよくわからないんですが・・・)