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非極性アミノ酸と非電荷極性アミノ酸
非極性アミノ酸と非電荷極性アミノ酸は、側鎖のどの基によってその性質を決めていますか? 塩基性アミノ酸は側鎖の-NH2(あるいは =NH )が、 -NH3+(あるいは =NH2+)になることで塩基性を示します。というようなかんじで回答をお願いします。
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極性のアミノ酸は、側鎖に電離する基を持っているか、双極子モーメントを持っているかです。前者が電荷極性、後者が非電荷極性です。どちらも持たないのが非極性アミノ酸です。側鎖が疎水性であると言い換えてもいいでしょう。 双極子モーメントは共有結合の共有電子対がどちらかの原子に引っ張られて、一方がややマイナス、他方がややプラスになるものです。水素結合を思い浮かべてください。これを側鎖に持つアミノ酸は、OH基をもつSer, Thrなど、SH基をもつCysがあてはまります。
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- geneticist12
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回答No.2
非電荷極性アミノ酸の双極子モーメントはOH基(Oがδ‐, Hがδ+)がほとんどすべてて、例外がCysのSH基(Sがδ‐, Hがδ+)だけだと記憶します。 側鎖が炭素と水素だけでできているものは非極性という理解で良いと思います。Sが入っているMetは例外ですが、このSは双極子モーメントになりません。
質問者
お礼
ありがとうございました!とてもよく分かりました☆
補足
なるほど!では、アラニンやバリンなどの側鎖の炭化水素基が、双極子モーメントをもたず電離もしないということで良いですか? お恥ずかしい話ですが化学をやったのがずいぶん前なので、どういう基の時に原子にひっぱられてややマイナスになるか忘れてしまっているので。。。