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両性電解質の量的変動
問)グリシンは両性電解質である。したがって、pHによりアミノ基とカルボキシル基の解離状態が異なる3種類のグリシンが存在する。それらの量的変動をグラフで表しなさい。ただし、グリシンのアミノ基のpKは10、カルボキシル基のpKは2とする。 酸性付近では H が多く存在し、 | H―C―COOH | NH3+ 中性付近では H | H―C―COO- | NH3+ が多く存在し、塩基性付近では H | H―C―COO- | NH2 が多く存在するということでいいんですよね? これをグラフで表したのですが、間違っていたようです。グラフにするときの注意点など、詳しく教えてください!! 試験問題なのですが、この問題の回答をやり直して提出しないといけないんです。急いでます!!!!
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- DexMachina
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グリシンは、中性では電離していない形が主体になると思います。 つまり、 H | H-C-COOH | NH2 です。 グラフの作成については、以下のサイトの下方にある、 「濃度C mol/lの二価の酸H2Aについての考察」が 参考になると思います; http://chem.sci.utsunomiya-u.ac.jp/v2n2/kashida/chapter2/sec4/c244.htm 例示されているのは炭酸の場合ですが、アルカリ性側でのグリシンの 構造を2価の酸(共役酸)と考えてやれば、そこに表示されている式が そのまま使えることになります。 H | H-C-COOH | NH3^+ ↓ ┌ H ┐^- | | | |H-C-COO| + 2 H^+ | | | └ NH2 ┘ (酸性時の構造からアルカリ性時の構造に変わると、2つのH^+を放出 =酸性時の構造を、2価の酸と見なすことができる)