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「純利益」とは法人税がひかれたもの?
「純利益」という言葉がありますが、これが一般的な会社の最終的な利益といいますが、参考書では法人税を引いたものとしては記載していませんでした。 法人税は利益の40%と聞きましたが、最終的な利益はなんというのでしょうか。もしくは、「純利益」は法人税を引いた額のことを言うのでしょうか。 ご存知あれば教えて頂ければ幸いです。
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会社法施行後 I 売上高 II 売上原価 --------------- 売上総利益 III 販売費及び一般管理費 --------------- 営業利益 IV 営業外収益 V 営業外費用 --------------- 経常利益 VI 特別利益 VII 特別損失 --------------- 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 --------------- 当期純利益
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- makosei
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「税引前当期純利益」に対して「(税引後)当期純利益」と口で説明することはありえても、特に「決算報告書」で「税引後当期純利益」という表記はまずありません(失礼しました)。No.4の方のご説明どおりです。 それとも少関連しますが、No.4の方のご説明にもあるように「法人税等」とは法人税・住民税・事業税を含んでいます。「未払法人税等」「仮払法人税等」などと共に「法人税等」というひとつの定型的な勘定科目と考えてください。 (「法人税など」とすると、例えば「固定資産税・印紙税・法人税など、税と名のつくもの」という使い方に見られるように、違う意味に取られたりするので注意が必要かと思います) (No.2より)
- hinode11
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法人税等(※)を差引く前の利益を「税引前当期純利益」、差引いた後の利益を「当期純利益」と呼びます。 ※法人税等:法人税、法人都道府県民税と法人区市町村民税、法人事業税。利益に対する法人税等の実効税率は約40%です。
- makosei
- ベストアンサー率21% (193/898)
こんにちは。(No.2から補足) 「経常利益」が記載されていたというのはどの書類か分かりませんが、「決算報告書」の「損益計算書」には「当期純利益」まで記載されているはずです。 「経常利益」では「法人税等」は全くひかれていません。 (税引き後)当期純利益が税引き前の半分までにはならないと思います。前述のように「実効税率40%」からすれば6割くらいでしょう。 ただし経常利益15億円でも、その40%にあたる6億円くらいの「法人税等」を会社が必ず払っているとは限りません。過年度に欠損金を出していると、青色申告などの条件のもと、それを繰り越すことができます。例えば過去7年以内の欠損金が20億あれば今期15億の経常利益でも今期の法人税は0ということもあります。ただし住民税の均等割と資本金1億円超の企業においては事業税外の外形標準課税分は負担しなくてはなりません。「法人税等」が0になるわけではないのですが、大幅・小幅に軽減されます。したがって「(税引き後)当期純利益」もその時の条件によって多くなったり少なくなったりします。
- makosei
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「純利益」だけでは税引き前なのか税引き後なのかはっきりしません。言葉としては「税引き前当期純利益」も「税引き後当期純利益」もあります。「最終的な」利益は、文字通り税引き後の「当期純利益」です。(売上総利益、営業利益、経常利益、税引き前、と来て「最終に」税引き後当期純利益が記載されます) なお、法人税は利益の40%というのは当たりません 利益(=収益-費用) を調整した 「法人所得(=益金-損金)」 の30%(資本金1億円以下の中小法人については所得が800万円以下の部分は22%)です。 他に事業税・住民税があります。これを加味した「実効税率」がだいたい40%になる、ということでしょう。
- zorro
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補足
私の会社は経常利益で掲載されていましたが、ちなみに15億です。 経常利益は回答から推測すると法人税などは全く引かれていないものと考えられるのですが、そうでしょうか。 また、当期純利益になると半分ぐらいになると考えてよいのでしょうか。 宜しくお願い致します。