- 締切済み
作曲のために、クラシック、ジャズの理論を独学で勉強するには
現在4年制の総合大学に通う者です。 私は、高校生の時に趣味で作曲をしていたことがあり、いったん作曲活動は途絶えたものの、最近また挑戦してみようと思い、いろいろと思考錯誤している日々です。 楽器はピアノとギターが弾け、ピアノは小さいころから習い、中学生になってからレッスンはやめて適当にポップスなどを弾いてました。アコギは中学生の時から始めました。作曲するときは主にピアノを使いますが、時々ギターでも作曲します。ギターを通して基本的なコードは覚え、巷に流れてるポップスなら感覚で聞いただけでその曲のコードを探せます。しかし、基礎的な音楽の知識はあるものの、そこまで理論的な部分においては学習してこなかったため、理論の知識は浅いままです。 最近作曲をするにあたって、自分の音楽の幅を広げたいと思い、クラシック、ジャズをはじめとする音楽理論を学びたいと思っています。自分の使うコード進行が似たり寄ったりで、同じような曲ばかりできてしまったり、メロディに和音を付ける時など自分のイメージに合う和音がすぐ探せず、その間にイメージ自体を忘れてしまうことがあります。 そのような点からより早く自分のイメージを曲にしたり、また、例えばジャジーな感じにしたり、クラシカルなストリングスを取り入れたりしてみたいと思い、理論を勉強しようと思いました。しかし、どのように勉強したらいいのかわかりません。ちなみに作曲しようとしている曲は、そこまで硬派な曲ではなく、むしろポップスに近いです。 一度和声とジャズの理論の独学に挑戦したことがありますが(和声は高校のころで、知人からもらった有名な「和声と実習」を使っていました)、勉強方法がわからず続きませんでした。ジャズに関しては、「ザ・ジャズピアノ(小谷教夫著)」を使っていましたが、こちらも長続きしませんでした。 過去のレビューなどを見ると独学は厳しいようですが、どうにかして理論を体系的に独学でマスターするいい勉強方法はないのでしょうか? もし独学でマスターした人がいらっしゃれば、どのようにして勉強していったかを教えていただければ幸いです。 また、話は少し変わりますが、R&Bなどよりリズムも重視した曲も作ってみたと思っています。しかし、なかなかピアノではうまく作れません。その系統の曲をつくっている方はどのような楽器、またはDTMソフトや機材を使って作っているのでしょうか? ちなみに、私は今のところDTMで作曲してないので、もしいいソフトなどがあれば紹介して頂けたいです。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
みんなの回答
- tattom55
- ベストアンサー率52% (194/367)
No.4 三たびです。 オレはW.Piston の「Harmony」「Counterpoint」「Orchestration」で勉強しました。大学教授の指導の下でだったので独学でやった場合の苦労は判らない。課題を解いた時にそれが正しいかどうかは自分で判断できないのは最大の難点。作曲や対位法の場合は楽典のように正解が決まっているわけではないもんね。自分でピアノを使って弾いてみて修正していくしかない。 ともかくは曲に当たりながら学んでいくのが近道で、ピストンの本には例題が多く載っているので使い易いとは思うよ。あとはピアノでも器楽曲でも歌曲でもバンバン当たってくだけろ、だね。 ピストンの著書はイギリスかアメリカの大学の図書館になら必ずあると思うし、分厚い割には結構安かったという記憶があります。
- tattom55
- ベストアンサー率52% (194/367)
No.4 再びです。 まずは分析能力を養うなめに理論書が必要なのです。自分が感性で作ってしまった曲を理論的に分析できるようになることが必要だと思います。 No.5 さんとちょっと意見が違いますがクラシックの理論は無敵です。ただ音大などでも作曲科いがいではなかなか近現代の和声まで学べないのでジャズに距離を感じてしまうのではないかと思います。リズムも和声もずっと複雑化しているのはむしろクラシックといわれる分野のものです。 もちろん理論からの脱却が新しい音楽を生むことになるわけですが個人的にはもう限界に来ていると思っています。人によっては単純への回帰が起こるとさえ言うくらい。 作曲家には期待し続けています。
お礼
そうですね。理論的に分析できるだけでなく、理論を道具として 自分の曲作りに活かしていきたいです。 私もクラシックの理論は手強いと思います。特に基礎の部分においてどなたか独学での勉強法を培った方がいらっしゃればいいのですが。。 なかなか難しそうでね。
- phusike
- ベストアンサー率38% (29/76)
勉強方法といいましても、 体系的に書いてあるサイトや書籍を読破すれば自然と身につくもので、 私としては独学が厳しいという印象は持ったことがありません。 ただ、作曲法の学習は語学の学習に近いという印象は受けました。 音楽理論はあくまで「文法」です。 文法をどれだけ学んでも、 「読む」「書く」「聞く」「話す」の演習を怠れば、 決して身につかないし、使えるようにはなりません。 身近にある曲の進行を理論的に分析してみるとか、 新たな内容を学んだのであれば、8小節とか16小節でもいいから、 その内容を用いてちょっとしたフレーズを作ってみるとか、 そのような演習を行わないと習得は難しいかもしれませんね。
お礼
そうですね。語学に置き換えて考えてみるのは面白いですね。 というのは、話は変わりますが、この英語学習サイト (→http://homepage3.nifty.com/mutuno/)みたいに 誰か音楽理論を体系的に学ぶ術を作った方がいらっしゃるかなと思 ってここに投稿した次第なので。(このサイトほどのものは求めていませんが)(^-^; 確かに、演習を平行して行わないと、知識を生かしてアウト プットすることができなさそうですね。わかりました。
- phusike
- ベストアンサー率38% (29/76)
昔自分が学んだサイトを失念してしまいまして、 色々と検索したのですが、 http://valse.lolipop.jp/mr-bear-crash/ ここなどは比較的まとまっていると思います。 http://www.binary-id.net/ ここも比較的悪くないですね。 ジャズの理論とクラシックの理論は、 初歩こそ共通していますがかなり乖離した部分があると思います。 ジャズの理論をいくら学んだところで対位法は身につきませんし、 クラシックの理論ではテンションやUSTのような複雑な和音は出てきません。 どちらがポップスに近いかと言えば、無論ジャズですが、 クラシックの技法を学ぶことは技法を広げることにこそなれ、 学んで損をするものではないと思います。 DTMソフトは、最初敷居が高ければ、 http://hp.vector.co.jp/authors/VA010012/ ここのCherryや、 http://www.tkb-soft.hmcbest.com/ ここのDominoなど、フリーウェアを使ってみてもよいかもしれません。
お礼
ありがとうございます。皆さんいろんな本、サイトを紹介してくださるのは嬉しいのですが、どちらかというと私はそのような本やサイトを使って、「どう勉強すればいいのか」ということをお伺いしたいのです。例えば、「この本を使って、このような勉強方法ですると理解しやすい」とか、「この順序で勉強していくとよい」など、特に独学で勉強してきた方の方法論みたいなのをお聞きしたいのです。 できれば今持っている上記の本を使って勉強できればいいですが、とりあえず教材に関係なしに、どのように勉強していけば自分で学習していきやすいのか、特に体系的に勉強していきたいのです。どなたか教えて頂けますか。
- tattom55
- ベストアンサー率52% (194/367)
海外にいらっしゃるのなら Paul Hindemith や Walter Piston の著書が 簡単に手に入るのでは? クラシックの作曲理論をある程度身につければジャズへの移行は簡単です。 頑張ってください。
お礼
ありがとうございます。探してみます。
- tom0120
- ベストアンサー率26% (367/1390)
http://www5d.biglobe.ne.jp/~sak/sak/index.htm http://www1.odn.ne.jp/morejam/oldtext-site/0-0.htm この辺あたり・・・自分は勉強しました。(^^; DTMで作曲してないので、もしいいソフトなどがあれば紹介して頂けたいです。 ・「予算」や「好み」のジャンル。でピンキリでいろいろありますね。 定価で、3万~10万くらいのが、充実しています。 DTMでぐぐると、目星いところありますね・・・(^^;
お礼
回答ありがとうございます。 確かによくまとまっていて見やすいサイトでいいですね。自分としてはサイトはどちらかというと本の付属として使ったほうがいいような印象を受けますが、活用してみようと思います。 まだ一回もDTMはやったことないので、そんなに高いソフトではなく、どのタイプの曲を書くにもバランスがとれていて使いやすいものがいいと思います。自分でもぐぐってみますね。
- altered
- ベストアンサー率17% (64/371)
理論に関しては私自身まだまだ初心者ですが ジャズの理論書では渡辺貞夫さんの「jazz study」が古典じゃないでしょうか? ドン・セベスキーのも良いようです。 私が「音楽理論」と言うものに目を開かれたのは ジョージ・ラッセルの「リディアン・クロマティック・コンセプト」でした。 しかし、「ブルー・ノートと調性」を書いた濱瀬元彦さんは上記の本に かなり批判的でした。 どれも、かなり高価ですので手に取って読まれることを薦めます。 相当、専門的な店でないと置いてないでしょうが(泣
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、今海外に住んでいるので、日本の書籍は手に入りにくいですが、ドン・セベスキーの本はチェックしてみようと思います。
- phusike
- ベストアンサー率38% (29/76)
クラシックの理論にはそれほど詳しくないし、 私も使いこなせないので分かりませんが、 ポップスからジャズに至る理論でしたら、 ネット上に独学できるだけの情報は充分ありますので、 私はほとんどネットだけで独学しました。 書籍でしたら篠田『実践コード・ワーク 理論編』リットーミュージックあたりが勧められるところですかね。 楽理を勉強するコツとしては、 楽譜や用語だけをいくら眺めていても身につかず、 「この進行はこういう響きなのだ」と、 実際にピアノ等で音を出してみて実感しないとものになりません。
お礼
回答ありがとうございます。 ネット上で情報を集めるとなると、断片的な知識しか身につかなそうですが、参考にしてみようと思います。 何かお勧めのサイトなどがあれば教えて頂けますか? 紹介して頂いた本はチェックしてみたいと思いますが、現在アメリカに交換留学中なので、英語で書かれたものでいいものはご存知ですか? やはり音を実際出して一つづつ理解していくほうがよいのですね。
お礼
やはり課題を解いたときにチェックする人が必要という点で、独学の 大きな壁がありそうですね。とりあえず紹介して頂いた本をあたってみます。受験のためにやるわけでもないので、できるだけ自分の作曲と絡めて楽しんで勉強していけたらいいと思っています。ご親切にありがとうございます。