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Which it does.

Place matters even to those who forecast its demise. The purveyors of the place-less world, it turns out, tend to congregate in one place: a 50-mile corridor between San Francisco and San Jose, where they happily bike and hike and generally behave as though geography does matter. Which it does. この2つ目の段落の冒頭の文の「whichの使い方」と「itが何を指しているか」を教えていただけるとありがたいです。 この2つ目の段落は Its role in our happiness and our psyche is a fact that the forces of globalization and technology have failed to erode. That's why each year about 40 million Americans pick up stakes. Sure, we move for career opportunities or for family (a desire for either greater proximity or distance). But for many Americans, moving is about happiness: the U-haul version of Horace's legendary search for the Happy Isles.という文が続きます。

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  • fwkk8769
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回答No.20

ご質問に対する私の答えを先に述べておきます。 ●「whichの使い方」 ⇒ いわゆる継続用法の関係代名詞whichで、直前の動詞 ”matter” を先行詞にして受けています。この点は、#5(=#17)の方が文献も引用されているとおりです。 ●「itが何を指しているか」 ⇒ すぐ前に出ているgeographyです。 結論としては#7さんと重なると思いますが、この文脈内でなぜ ”Which it does.” が「実際そうなのである」、つまり「実際に地理[住む場所]は大事なのだ」ということになるのかについて、以下に談話文法の観点も含めて説明を試みます。 (1) まず、今までのご回答者のどなたも触れていらっしゃらないことですが、この部分はいわゆる動詞句を主題化する「動詞句前置」が背景にあるということです。 例えば、 1. Jane plans for John to marry her, and marry her he will.  (ジェーンはジョンが自分と結婚するようにもくろんでいるが、実際、彼女との結婚ならあいつはするだろう。) (福地肇『談話の構造』大修館書店、p.86より引用) 次はやや長いですが、この動詞句を主題化する「動詞句前置」がご質問の例文と同じような文脈(段落の冒頭)で用いられている例です。 2. When my grandson announced one Friday that a school project, not yet begun, was due on Monday, the family braced for disaster. How could a paper on Gothic architecture be written in three days by a 12-year-old whose chief interests are bikes and baseball? By Sunday night Benjamin had managed to write three pages. Contemplating errors in punctuation, spelling and simple fact, his father said grimly, “When he fails social studies, maybe he’ll learn something about planning. This will teach him.” Teach him it did―but not what his father expected. The project came back with an A and “Keep up the good work.”(以下、略) (最後の段落の和訳:実際、彼に教訓をそれは与えた―しかし、その教訓は父親が思っていたものではなかった。そのレポートはAの評価がついて、「この調子でがんばりましょう。」というコメントが添えられて返ってきた。) (英文は1997年鹿児島大学の英語の入試問題より引用) この2つの例は、前置された動詞句が先行文脈に出た動詞句(1では”marry her”、2では ”teach him”)をそのまま節の始め(1の場合)や文頭(2の場合)に繰り返して用いる用法です。ご存知のとおり一般には、文の主題になりやすいのは名詞句や前置詞句であることが多いのですが、このように動詞句を主題とする極めて意図的な構文と言えます。この前置される動詞句は直前の動詞句を受けていること、さらにその役割は直前の動詞句を主題として新たな節(や文)を始めることであることがポイントです。 (2) いわゆる継続用法の関係代名詞whichが、直前の動詞(句)を先行詞にして受けているのはよくあるパターンです。この点は、動詞句を先行詞にとりえるということを言葉で明示している文献を挙げてみます。 (a) “The Cambridge Grammar of the English Language” は、Rodney HuddlestonとGeoffrey K. Pullumが2002年に出版した1842ページもある英語の記述文法書ですが、2004年1月にはアメリカ言語学会Leonard Bloomfield Book Awardを授与された名著なのですが、同書 (p.1052)は次のように説明し例文を挙げています。 Supplementary relatives whose antecedent is an AdjP, VP, or clause, not an NP, always have a relative phrase: ii. He set out to redeem himself, which he eventually did.  (以下、略) (例文の私訳:彼は名誉を回復しようと試み、実際結局名誉回復をはたした。) antecedentは「先行詞」、VPが ”Verb Phrase”(動詞句)です。また、ここでは表せませんが同書では、例文の ”redeem himself” には下線が施されており、whichの先行詞であることが明示されています。 (b) ご回答#17の方が引用されている『現代英語語法辞典』(小西友七編、三省堂、p.1187)は、「先行する節またはその一部を受けることができ…この語法は20世紀に入って使用頻度を増し、今日ではくだけた文体、特に話し言葉で用いることが多い。」 さらに、「先行節の…述語動詞を受けることがある」と述べた後に次の例文を挙げます。 They say he plays truant, which he doesn't.    実はこの例文の出典は、現代英文法を記述したもので最高峰の一つ、"A Comprehensive Grammar of the English Language" ("CGEL"), by Randolph Quirk, Sidney Greenbaum, Geoffrey Leech, Jan Svartvik, May 1985 (ISBN: 0-582-51734-6) という文法書の 15.57(p.1118) が出典です。同書は、この例文のwhichの先行詞が先行する節の動詞句(”play(s) truant”)であることを明確に述べています。 (3) 以上のように、 (2)で示したとおり、この ”Which it does.” は前の段落の最後: …where they happily bike and hike and generally behave as though geography does matter. (私訳:「そこで、彼らは楽しそうに自転車に乗ったりハイキングをしたり、概して、まるで住む場所が重要であるかのように行動しているのです。」) のうち、直前の部分にある動詞 ”matter”を、whichの先行詞として受け、実質 ”Matter it does.” のことである。 また、(1)で示したとおり、前の段落の最後: …where they happily bike and hike and generally behave as though geography does matter.(私訳:「そこで、彼らは楽しそうに自転車に乗ったりハイキングをしたり、概して、まるで住む場所が重要であるかのように行動しているのです。」) のうち、直前(前の段落の最後の部分)の話題:”… generally behave as though geography does matter.”(私訳:「概して、まるで住む場所が重要であるかのように行動しているのです。」)を受けて、「では『住む場所が重要である』という話題(テーマ、つまり「主題」)について、現実はどうか」という観点から新しい段落を展開し始めるわけです。

iamgreen
質問者

お礼

fwkk8769様、お久しぶりです。ifの質問以来でしょうか。 皆様のおかげで私の意見がちょうどまとまったところですが、実際にこのような文を作文できる自信がありませんでした。 文法の本というのは実際に英文を作る自信を与えてくれるので素晴らしいですね。 おかげさまでよく分かりました。これで同じ文章のWhich particular の件へ戻ることができます。

その他の回答 (19)

回答No.9

もうすこしかきますが、 >which it = the geography 「この」geography ということです。 そして、この geography が external factor であり、out there であるわけで、これらが happiness を形成する、、、、という風に前文につながるわけです。

回答No.8

>関係形容詞が代名詞を修飾する この関係形容詞は M-W では adjective、Cambridge では determiner と分類してます。 Your one などと同じことです。 (ex from the net) You should not need to download this file, while your one is not corrupted anyhow. There are not many AMVs about her at all, and your one is really very good! >whichは何を指すのか determiner で使われている以上曖昧になります。 (ex from Cambridge) The picking of the fruit, for which work they receive no money, takes about a week. この which は determiner で which work = the picking of the fruit for their work と同じ意味ですが、their にすると comma splice という、完全文をカンマでつなぐ文法エラーになるので、それを which で回避してます。 Which it does. は一文なのに which を使ってる特殊な例で、ようは which it = the geography 「この」geography ということです。

回答No.7

as though geopraphy does matter 「地理が大事であるかのように」 に対して, Which it does.「実際そうなのである」 という解釈でいいと思います。 it は 主語ですので,geograghy です。 which は前にある部分を受ける関係代名詞ですが, 関係代名詞の which というのは人称代名詞 it や指示代名詞 this, that と同じ感覚です。 , which is why ~のような表現をかための文でよく見かけますが, これも前の内容を it(あるいは that)で受けて that is why ~と言っているようなものです。 今回も,geography とは別に it で受けるような内容があるはずです。 すなわち geographey does matter の matter(s) という動詞を, 「そうする」と do it で受けることが可能です。 もとの動詞に目的語があるなしとは関係なく, 日本語の「そうする」という感覚が do it です。 逆に長くなりますが,... does matter → matters を 「そうする」の does it にして,この it を関係代名詞の which にすると Which it does になる 文法的にはこれで OK だと思います。

iamgreen
質問者

お礼

ありがとうございました。おかげさまでwhich particularの件へ戻ることができます。

iamgreen
質問者

補足

ありがとうございます。 >does matter → matters を「そうする」の does it にして,この it を関係代名詞の which にするとWhich it does になる たしかに私もこれは頭をかすめました。ただ、まだこのWhich it does という形が気になるので明日(というか今日)まで考えさせてください。 ところでWhich it doesのitですが Place matters even to those who forecast its demiseのPlaceのような気がするのですがありえませんか。geographyでもPlaceでもあまり代わり映えはしないのですが。

回答No.6

これも関係形容詞だと思いますけど。 determiner とも言います。 (例)Cambridge 英英 The picking of the fruit, for which work they receive no money, takes about a week. と同じ使われ方だと思います。 最初からずーとこの determiner の which が使われているとおもいます。

iamgreen
質問者

お礼

確かに片方が疑問代名詞でもう片方が関係詞というのも不思議な気がします。結果的に質問が二つに分かれてしまいご回答しづらくなったかと思い申し訳ありません。 関係形容詞ということですがWhich it doesのようにwhichが代名詞のitを修飾することになりますね。関係形容詞が代名詞を修飾するという文は作文し難いとは思うのですが。 また関係形容詞の場合Which geography does.のwhichは何を指すのか#3で補足していただいたため分からなくなってしまいました。 お時間がありましたらよろしくおねがいします。たびたびすみません。

  • sceptic
  • ベストアンサー率32% (9/28)
回答No.5

#3777724の回答で、関係代名詞がパラグラフを超える例は見たことがないと書きましたが、同じ文章の中にその例があるとは気づきませんでした。こちらの問題にコメントするだけの知識はありませんが、前の質問と関連があるのでコメントします。 他の方が回答しているように、この which は matter だと思います。 非制限用法の which について、『現代英文法講義(安藤貞夫 著)』に以下の例が載っています(P.191)。 The king told her to approach, which she did. ここで先行詞は to approach だと説明されています。今回の質問の文と文法的に同じかどうかは分かりませんが、意味の関連性は似ていると思います。

iamgreen
質問者

お礼

調べていただきありがとうございます。 この本は持っていないので明日本屋へ行ってきます。

  • tjhiroko
  • ベストアンサー率52% (2281/4352)
回答No.4

このwhichは関係代名詞だと思います。 ここから辞書(ライトハウス)の該当箇所を例文とともにご紹介します。 [whichに続く節の中で主格補語として]: They accused him of being a traitor, which he was. 彼らは彼を裏切り者だと責めたが、実際そうであった。 If that's true--which it is--what could have been the motive? それが本当だとするとー実際本当なのだがー動機はなんだったんだろう。 【語法】この場合先行詞は名詞または形容詞で、先行詞が人を表す名詞であってもwho を用いない ということで、意味的には「実際そうなのだ」(地理的なことが重要であるかのように行動しているが、実際地理的なことは重要なのだ)ということになると思いますし、itはgeography を指しているでしょう。 問題は先行詞をどう考えるかですね。上に書いた辞書によると、先行詞は名詞または形容詞だそうですから、それで行くとよく分からなくなってしまいます。私もas though geography does matterのdoes matter はmatters の強調した言い方だと思いますので。 ここは#1さんのように考えるとうまく折り合いをつけられそうですね。 またかと思われてしまいそうですが、やはり私は文法的につじつまが合わなくても文の流れでストンと納得できる意味でとらえたいと思います。

iamgreen
質問者

お礼

ありがとうございます。 明日本屋にいってみます。

回答No.3

すみません、it は明らかに geography をさしてます。 「この geography が重要だ」

回答No.2

原文をざーと読んだだけで熟読してませんのでさんこうですが、キーワードは拾って読んだつもりです。 for many Americans, moving is about happiness Which it does. の it は、アメリカ人には例えば moving であって、他の人たちはナンチャラであって、ということと思います。 最初に external factors とあります。 External factors determine our happiness.ということで どの external factors かというと、それは人によって異なるということで、 Which it でその数あるファクターのなかのどれかが(それが例えばアメリカ人の場合は moving であったりする)が does = make a difference するということと思います。 Its も 「factor(= out there) の」だとおもいますが。

  • d-y
  • ベストアンサー率46% (1528/3312)
回答No.1

Which = matterすること it = geography ということで、 Which it does. = Geography (actually) does matter.

iamgreen
質問者

お礼

d-y様 こんにちは やはりこれは関係詞でしょうか。 このような文章を自分で書いてしまってよいでしょうか。 >as though geography does matter. >Which Geography does. = Geography (actually) does matter. 確かにこうなって欲しい気がしますが、「Which = matterすること」というところが良く分かりません。 as though geography does matter.のmatterは動詞でdoesは強調の助動詞扱いだと思いますので He does the job every day. Which he does.=He actually does the job はありそうに見えますが、やはりwhichの使い方が不思議です。 でもこのお礼を書いていてこのwhichは疑問代名詞ではないように思いました。 もう一つの質問と重複するといけないのでよろしければこちらをご覧ください。 http://odn.okwave.jp/qa3777724.html いつもありがとうございます。

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