- 締切済み
英熟語に関する質問です
受験参考書に In men, as a rule, love is but an episode which takes its place among the other affairs of the day, and the emphasis laid on it in novels gives it an importance which is untrue to life. という文章が掲載されていました。私が違和感を感じるのは" take its place" です。今まで take place (起こる、生じる)と覚えてきたので、間にitsが入るのが不思議なのです。 質問は2つあります。 (1)itsはどういう働きをしているのでしょうか? (2)この文章で" take its place"を、" take place"に置き換えても、誤りではなく、意味も変わらないでしょうか? よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
ついでにこっちも加筆しておきましょう。 >「その場所を占める」と,くどく表現しているだけでしょう。 くどい=強調が加えられている=「しかるべき」の意味合いがでてくる わかりますか? もっとくどく表現すると,「take its own place =独自の立ち位置を占めている」となります。ぼくがNo.2に書いた,take its unique place もこれとおなじ「くどさ」をもちます。 わかりますか? ランダムハウスの改訂のときには,これらも加えてね(笑)。
ご返事ありがとうございます。 >take one's place (one's は「代名詞の所有格」という意味)は、take place とは別物です。ランダムハウスには・・・いかがでしょうか? だから,「take place = 場所を占める = (比喩的に)生起する」と,説明したでしょう? 文脈によって,どちらにも解せます。ランダムハウスが「おせっかい」をして take one's place の形式をわざわざ見出しにしているんじゃないかと,ぼくは思いますね。ぼくの「ヤクザのけんか殺法」の虎の巻には,そんな見出しは存在しません(笑)。「take place とは別物」だとはみなしません。 ぼくの訳文を,もういちど見てください。 >人間においては,だいたいにおいて,愛は一日の諸事のなかに挟まれる一つの小話にすぎない。 ぼくは「生起する」とは訳出していません。「重要な位置を占める」とも訳出していませんが,日本語のニュアンスはこれに近いです。やくざ辞書には見出しが存在しなくても,ちゃんと意味はとっています。
補足。英語がへたな倭人のオヤヂの感覚なので,それ弾かもしれません。 take place には,もともとの「場所を占める」という意味合いが多分に残っていて,漢語の「生起」のように切り離せない熟語ではないと思います。つまり,サンドイッチのパンにして take its place だろうが,take its unique place だろうが,take an unexpected place だろうが,「なんでもあり」だとぼくは思います。
高校生向けの参考書にしては,ずいぶん「ひねくれた」例文を掲げたものですねえ。著者のトンチキ英文学者の顔が見たいよ(笑)。 men は,「男性」をいいたいのか「人間」をいいたいのか,あいまいですね。後者として訳しましょう。意訳。 人間においては,だいたいにおいて,愛は一日の諸事のなかに挟まれる一つの小話にすぎない。さらに,小説中で愛が強調されるのは,愛が人生にとって重大な虚実だといわんがためだ。 (1)ぼくはなんの違和感もなく読みました。「take place = 場所を占める = (比喩的に)生起する」だと,ぼくは了解しています。だから,「その場所を占める」と,くどく表現しているだけでしょう。 (2)誤りでもなく,意味も変わらないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。ただ、他の質問回答サイトでも尋ねたのですが、 「take one's place (one's は「代名詞の所有格」という意味)は、take place とは別物です。 ランダムハウスにはこの形で連語として見出しになっています: (…の中で)(しかるべき)位置を占める《among …》 ・・・このように説明され、例文として Her new work will take its place among the most important contemporary novels. (彼女の新しい作品は最も重要な現代小説の一つとみなされるようになるだろう) ・・という文を載せています。」 と説明されました。この点についてはいかがでしょうか?
お礼
ありがとうございました。