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SOHOが自分で自分を「派遣」する?
SOHOでWEB制作を行っています。 この度、あるシステム会社に常駐してSEとしてプロジェクトに参加することになりそうです。 この場合、成果に対して報酬をいただく「請負」ではなく、人月単位で労働時間を売ることになります。つまり、私は派遣会社の代表として自分自身を派遣するのだ…と思いきや、よく考えると派遣業は認可事業でした。勿論私は派遣業の認可など受けていません。 そうすると、「委任」契約とすべきなのでしょうか? まあ、単なる言葉の問題なのかもしれませんが、契約を交わす上で何か留意すべき点があるのではないか?と思いお尋ねしました。
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> 請負か否かは、「実作業が派遣先企業の指揮下にあるかどうか」だったと思いますが、そうだとすれば「機密保持のためにクライアント企業に出向しているが、作業の指示は派遣元のリーダーが行っている」のであれば一応OK(派遣ではない)ですよね。 その場合でも、クライアント企業が勤怠管理を行っているような場合は偽装請負です(つまり、本来の請負の要件を満たしません)。
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- jacta
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> 個人請負がOKだとすれば、実質従業員と変わらない使い方をしながら、請負業者とみなす契約が可能ではないか?という事です。 可能かどうかはともかく、よく見かける契約ですね。 社会保険等の負担をなくすためにそのような非正規雇用を行っている会社は少なくありません。 もっとも、クライアント先に出向する場合は、クライアントから受け取る報酬から社会保険の費用を捻出するので、その分を本人に渡すのであれば、(法的なことは別として)労働者本人はそれほど困りません。製造業や土木・建築業とかでなければ職場での事故の可能性も低いでしょうから、労災保険がないことも大きな実害はないでしょう。 請負ではなく、雇用にすると、誰が一番得をするか考えてみると面白いですよ。 雇用の場合、社会保険庁は黙っていても保険料が入ります。また、納税も確実です。給料には消費税がつきませんので、雇用主はその分も納税することになります。ところが、個人請負になった場合、国保も年金も未納になることが多々あります。所得税、住民税もまともに払ってくれるかどうか分かりません。請負なら消費税も払うことになりますが、多くは非課税事業者なので実際には納付されなくなります。
お礼
>請負ではなく、雇用にすると、誰が一番得をするか… はい。その通りですね(笑 社会保険等を企業に負担させるという事は実質的な人頭税ですので、当然企業は正規雇用者の頭数を減らそうとします。その結果、少ない人数を目一杯使うか(~~; 非正規雇用や(偽装)請負を増やすと。 よって私は、社会保険の類はポータブル(個人的に加入して持ち歩ける)にすべきだと思います。仰るように、保険料分は報酬に上乗せすれば良いだけですから。 税金の話も、確かに雇用か請負かで納税額が全く違ってきますね。所得税というのは基本的にこうした矛盾を抱えるので、極力なくすべきだと思います。 とにかく、我々としてはその仕事がトータルとして割に合うと判断すれば受注するだけで、名目が何かは問題ではありません。仕事の中身と報酬さえはっきりしていればよいのです。 ところが、契約内容をはっきりさせようとすると「雇用」か「請負」か?の話に突き当たるので、法律的にヤバイ。すると、実態とはかけ離れた又は曖昧な契約になって、結局受注者が割りを食う。(若しくは、受注者の立場が強い場合なら発注者に吹っかけるのか?)そんなところでしょうか。
- mackid
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>だろう、と言っているのです。 だとするとかなりグレーですね。かといってその話を持ち出してしまうと、じゃあ他に頼むから、となりそうですし。 >フレックスタイム制の会社の従業員はすべて請け負い業者(SOHO)になってしまいませんか? いいえ。給料をもらっているのですから社員です。指揮監督云々は自社から別の事業所へ派遣されている場合の定義です。社員が在宅勤務やフレックス制という自社のルール内で働いているのとは別です。
お礼
>だとするとかなりグレーですね。かといってその話を持ち出してしまうと、じゃあ他に頼むから、となりそうですし。 そういう事です(笑 とりあえず私からは時給ベースのモロに派遣/バイト的は見積もりを出しましたが、最終的にどういう扱いにするかは今後の交渉次第だと思っていました。しかし、先方は「わかりました」と受け取ったきり返事がありませんね(笑) >いいえ。給料をもらっているのですから社員です… 別に現行の社員が請負だと言ってる訳ではありません。雇用契約を締結しているのなら従業員は従業員です。 私が言いたいのは、個人請負がOKだとすれば、実質従業員と変わらない使い方をしながら、請負業者とみなす契約が可能ではないか?という事です。
- mackid
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#3です。 >そうすると、勤務体制も先方のものに従わざるを得ないのではないでしょうか。 #4さんがお書きのように、要するに、勤務時間はこうでなければいけないとか、休憩や食事時間はこうでないといけない、欠勤がどうこう、といった指示に拘束されるのかどうかではないでしょうか。 逆に「この仕事をいつまでにしてくれ」という指示があるだけで、それについて時間と人員をどう配分するのもあなたの裁量の範囲内、必要があれば自由に自分の会社に戻れる、というような場合は問題ないと思いますし。
お礼
はい。ですから、私の今回のケースでは「勤務時間はこうでなければいけないとか、休憩や食事時間はこうでないといけない、欠勤がどうこう、といった指示に拘束される」だろう、と言っているのです。 >逆に「この仕事をいつまでにしてくれ」という指示があるだけで、それについて時間と人員をどう配分するのもあなたの裁量の範囲内、必要があれば自由に自分の会社に戻れる、というような場合は問題ないと思いますし。 概念的には判るんですが、これを個人に適用すると、フレックスタイム制の会社の従業員はすべて請け負い業者(SOHO)になってしまいませんか? あなたも冒頭で仰ってましたが、請負人も労働者も同一個人であること自体が、「請負業者」と見なすには苦しいのかもしれません。
- mackid
- ベストアンサー率33% (2688/8094)
労務の専門家ではないので、会社や大学にいたSEさんと一緒に仕事をしていた経験からの回答になりますが、業務請負であって派遣でも偽装請負でもないように思います。 要はそのシステム会社にあなたが指揮監督されてしまうのか、ということでしょう。 あなた自身が責任者イコール担当者、なので微妙な所もありますが、業務を請け負い、その請け負った業務の責任者であるあなたが、実際の担当者であるあなたを指揮監督するという感じでしょうか。 あなたは先方の勤務体系などに縛られておらず、協同で仕事をするにあたって、先方に詰めていた方が作業効率が上がるからそこに行っている、という解釈が成り立つのなら問題ないように思います。 納品直前に納品先に2週間詰めっきりでテストした、なんてのと同じでしょう。 ソフト開発の場合、見積もりを人月単位でするのはよくあることですが、それはあくまでもその仕事を完成させるにあたっての計算上の式であって、その人月を相手先に拘束されるということを意味しないと思います。
お礼
ありがとうございます。 仰る事は判りますが、(それ故に)私の今回のケースでは、請負と見なすのはあまりにも苦しいかと(^^; まず先方企業の社員がリーダーとなり、私ともう一人の社員がその指揮下に入るという体制です。つまり、私の担当部分が予め決まっている訳ではなく、その場その場でリーダーの指示に従うことになると思います。そうすると、勤務体制も先方のものに従わざるを得ないのではないでしょうか。
- jacta
- ベストアンサー率26% (845/3158)
> システム会社が従業員SEをクライアント先に派遣して、人月単位で報酬をもらうことは良くありますが、その場合は派遣業者としての認可を受けていると言うことでしょうか? 認可を受けた上で派遣契約を結んでいる場合もありますが、大多数はいわゆる「偽装請負」です。
お礼
なるほど偽装請負ですか。やはり…というか。 請負か否かは、「実作業が派遣先企業の指揮下にあるかどうか」だったと思いますが、そうだとすれば「機密保持のためにクライアント企業に出向しているが、作業の指示は派遣元のリーダーが行っている」のであれば一応OK(派遣ではない)ですよね。 まあ、実際はかなりグレー(黒っぽい)なケースが多いとは思いますが。
- jacta
- ベストアンサー率26% (845/3158)
それは、実質的には「アルバイト」ですね。 ちなみに、一般労働者派遣事業者の認可を受けても、代表者は労働者ではないので派遣できません。
お礼
なるほど、単に私が派遣先の企業に勤めると。つまり雇用契約ですね。 ちなみに、代表者の派遣は無理としても(^^;システム会社が従業員SEをクライアント先に派遣して、人月単位で報酬をもらうことは良くありますが、その場合は派遣業者としての認可を受けていると言うことでしょうか? ありがとうございました。
お礼
なるほど。ありがとうございます。 リンク先のチェックシートを見ると色々ありますね。本質的にはやはり、人月単位で契約(※)してる時点ですでに「請負」ではない、と言うことですね。まあ、当たり前と言えば当たり前ですが。 ※念のために、これは人月(工数)をベースに見積もりを出す、と言う意味ではありません。労働者の時間を売るという話です。