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「習慣は第二の天性」

英語の諺に, 1) Custom is second nature. 2) Custom is a second nature. 3) Custom is the second nature. とあります。冠詞はどうすれば適切でしょうか? どれが正当でしょうか? Google検索(英語圏)すると,この3つはほぼ同数がヒットします(順に,51.4万,51.3万,51.7万)。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

>Google検索(英語圏)すると,この3つはほぼ同数がヒットします(順に,51.4万,51.3万,51.7万) は正しいのでしょうか。英語圏などに限らなくても,ここまでの数は出てきませんが。 「天性」という意味の nature はいわゆる不可算名詞ですが, 英和辞典などでは U と C が併記され,具体性を帯びるなど可算化することも多くなっています。 日本語では「第二の」というしかありませんが, ESL(English as a seceond language)の第二言語にしても, 「二番目」と決まっているわけではありません。 「1番目」でないだけで,2番目でも3番目でもいいのです。 これが a second ~= another ~です。 3 の the ~は,非英語圏の人がしがちな誤りだと思います。 1 か 2 かですが,上述のように本来 nature は不可算ですが,second がつけば可算化するはずです。 「一番」「二番」というのは数えなければあり得ないことです。 そういう意味では 2 が正しいのだと思いますが, 日本の辞書では 1 としているものが多いです。 ことわざというのは慣用的に決まった言い方になっていますので, a が省かれた形で日本に紹介されたのかもしれません。

BCKT
質問者

お礼

>日本語では「第二の」というしかありませんが, >ESL(English as a seceond language)の第二言語にしても, >「二番目」と決まっているわけではありません。 >「1番目」でないだけで,2番目でも3番目でもいいのです。 >これが a second ~= another ~です。 “second”の意味を知りませんでした。 納得できます。 また機会がありましたら,よろしくご指導ください。<m(__)m>

その他の回答 (5)

回答No.6

#5 の方がおっしゃるように,今では second nature が普通だとすると,それは慣用的なものだと思います。 というのも,#3 で申し上げたように second がつくと可算化するからです。 非常に不可算性の強い evidence のような語でも "second evidence" で検索すると,ほぼ a か the がついていることからもわかると思います。 あくまでも想像ですが,Custom is a second nature. ということわざから,second nature「第二の天性」という言葉が慣用的に無冠詞で用いられるようになり, それがことわざ自体でも無冠詞へと変わっていった。

BCKT
質問者

お礼

おっしゃる通りと思います。 当方に疑う根拠はありません。 またの機会によろしくご指導ください。

回答No.5

まず英和辞典を引いてみました。 Habit is (a [((古)) the]) second nature. ((ことわざ))習慣は第二の天性《◆今は冠詞をつけないのが普通》(ジーニアス) Custom is (a) second nature. ((ことわざ))習慣は第二の天性 《◆今は a をつけないのが普通》(同上) Habit is second nature. 《諺》 習慣は第二の天性.(研究社英和大辞典) Custom is (a) second nature. (ことわざ)習慣は第二の天性.(ランダムハウス英和) Habit is (a [or the]) second nature. (ことわざ)習慣は第二の天性だ. (同上) つぎに英英辞典を調べてみました。 custom にも habit にもこのことわざは出ていませんでしたが、second nature の項目にこうありました。 Habit is second nature. (Concise Oxford Dictionary 7) このことわざではありませんが、他の英英辞典でも、second nature は無冠詞でした。 I used to hate computers, but using them is second nature to me now. (Cambridge Advanced Learner's Dictionary) Wearing a seatbelt is second nature to most drivers. (Longman 3) というわけで、少なくとも今は無冠詞が普通であろうと思います。 >Google検索(英語圏)すると,この3つはほぼ同数がヒットします >(順に,51.4万,51.3万,51.7万) どう検索されたのでしょうか? こういう場合はフレーズ検索が基本です。 一番簡単なのは " " でくくることです。 ウェブ全体(日本語などのページを含む)から検索の数は以下の通りです。 "Custom is second nature" 73 件 "Custom is a second nature" 15,200 件 "Custom is the second nature" 14 件 "Habit is second nature" 11,100 件 "Habit is a second nature" 6,800 件 "Habit is the second nature" 2,140 件

BCKT
質問者

お礼

英英辞典という手段を私は忘れておりました。 「どんな人:一般人」とのことですが, 相当の実力の持ち主だと拝察いたします。 検索の " " の使い方も知りませんでした。 お恥ずかしい限りです。 また機会がありましたら,ご指導ください。

回答No.4

No. 1 です。英文の最後のところ一語抜けてました。 ..... used in this way is not a countable noun."

  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.2

>どれが正当でしょうか? 2) Custom is a second nature.

回答No.1

どれも英語としては可でしょうが、1)が適切と思います。 この格言(aphorism)の元は英語でなく、ラテン語の consuctudo altera natura のようです。 では、なぜ1)かについて小生意見です: 1.まず、customと単数になっています。普通、この語は可算名詞としては「習慣的行為」のような意味で、不可算では「慣習、風習」のような意味。で、ここでは単にcustom と無冠詞・単数。よって、具体的な慣習的行為をイメージしたもんでなく「慣習なるもの(で、何が慣習的なものになるかは人によって少し違いはあろうが)」という意味合いであろう。habits and usages collectivelyです。 2.ここでのnature の意味あいははここではthe instincts or inherent tendencies directing conduct; the qualities born in a personといった意味合いであろう。また、この語はある意味で custom と対比されてる。つまり、customは1.の意味合い。よって、それ(不可算)の意味合いでのnatureとして訳すべきがベターでは。 よって、ニュアンスをとらえた日本語訳は「習慣といったものは二つ目の天性のようなものである」といった感じになるのではと思います(ラテン語の意味合いはわかりませんが)。 なお、仕事のついでに米国人ライター(在米)に聞いたところ "I don't think there is an official version of it. But, native speakers would normally not use an article in front of "second nature" because nature used in this way is not a noun."というようなことを電話口でいったました。

BCKT
質問者

お礼

ラテン語までお出来の方にお返事いただけるなんて感激です。 とても勉強になりました。 機会がありましたら,またよろしくお願いいたします。

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