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He has a simple and a beautiful nature. 冠詞の使い方についての質問
- 冠詞の使い方で質問があります。ひとつの物に冠詞は一つですが、He has a simple and beautiful nature.と冠詞は一つにしないといけないのでしょうか?
- 背景として、ドリアン・グレイの肖像画を描く画家が友人にドリアンの性格について話しています。彼はドリアンが美しくて単純な性格を持っていると述べていますが、この文の中で冠詞の使い方について疑問を感じています。
- どのように冠詞を使うべきか、正しい使い方について教えてください。
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「He has a simple nature and a beautiful nature.」の略ですから、それでいいのでは? ちなみに、2番目の「a」があることによって、これは「beautiful」を強調してしゃべったのだということがわかります。あえて音声を文字で表してみると「He has a simple... and a BEAUTIFUL nature.」という感じで、つまり「...」で軽く一呼吸置いて「BEAUTIFUL」を強めに言う感じです。 日本語に置き換えると、「He has a simple and beautiful nature.」が「彼には素朴で美しい性質が備わってるんだ」であるのに対して、「He has a simple and a beautiful nature.」は「彼には素朴で、しかも美しい性質が備わってるんだ」という感じです。で、ちなみにこれは「彼に備わっているのは素朴な性質で、しかも美しい性質なんだ(He has a simple nature and a beautiful nature.)」と、ほぼ同義語なわけです。 じゃあ、「彼にはいったい何個の性質があるんだ?」という突っ込みを入れたくなるかもしれませんが、「性質」は厳密な数え方をできないので、何個でもいいのではないかと。
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- bakansky
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確かに変だと思います。 普通は a simple and beautiful nature であるはずだと思います。 そこで、辞書で a の an A and B という項目を見てみたら、He is a novelist and diplomat. という例文の後ろに 両者を強調する場合には、A と B にそれぞれ a [am] を付ける という説明がありました (『スーパー・アンカー英和辞典』 第2版)。 ということなので、普通ではないにしろ、用法としてはあり得るようです。 A と B とが、相容れないような、全く毛色の違うものの場合、(それぞれの名詞が独立して自己主張しているかのように) 強調のために and の後ろの名詞にも不定冠詞が付くことがある、ということだろうと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >両者を強調する場合には、A と B にそれぞれ a [am] を付ける そうだったのですね! 辞書の使い方がお上手ですね。 >用法としてはあり得るようです。 ベストセラー本や、文学書だとややっこしー文法が使われているので、中々と難しく、、、、。 >強調のために and の後ろの名詞にも不定冠詞が付くことがある おそらくこれが形容詞である場合にも当てはまるんでしょうね。 改めて、ご回答にお礼申し上げます。
- Chicago243
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もしこんな風だったらどうですか? He has a simple nature from his father and a beautiful nature from his mother. 要するにこの二種類のnatureは発言者の感覚では独立している。 彼のような a simple natureだけを持つひともいればa beautiful natureだけを もつ人もいて、でも彼は両方を持ち合わせているというような感じ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、別個の独立した性質だからということですね。 ところで、、、そもそも、beautifulであるためにはsimpleでないといけないという考えが作者独特の考え方なのか、その時代の考え方なのか知らないのですが、どれくらい独立した感覚で発言しているのかややっこしいですね。 (そもそも、常識的に考えると無関係に思えますので) 改めて、ご回答にお礼申し上げます
補足
すいません、No4様のご回答を拝読してから、回答者様の仰りたかった事が分かりました。 深いご回答をいただいたのですが、、、気がつきませんでした。 すいません。
- kigurumi
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a いると思います。 simpleって飾りっ気が無い とか 世に毒されていない とか 流行を追っていない ありのまま とかそんな意味ですよね。 beautiful nature ってのは すばらしい個性 とかそんな意味ですよね。 だから、彼は「飾り気っけが無く、<そして>、 すばらしい個性 の持ち主である となるので、、、 、 後ろから前のsimlpeにかかるんじゃないので、、、、前も後も名詞? だから a いるんじゃないか と。
お礼
こんにちは、早速のご回答ありがとうございます。 日曜まで待たずにお礼できました。 僭越ながら、 >前も後も名詞? だから a いるんじゃないか と。 例えば、良くある例文なんかで、 一人の場合:He is a pianist and screenwriter.(彼は、ピアニストでもあり脚本家でもある。) 一人以上の場合:They are a pianist and a screenwriter.(彼らは、ピアニストと脚本家だ。) というのがありますよね? 例えsimpleが形容詞でないと判断されたとしても関係ないのではないでしょうか? ------------------------------------------ 質問とは関係ないかも知れませんが補足: >simpleって飾りっ気が無い とか 世に毒されていない とか 流行を追っていない ありのまま とかそんな意味ですよね。 そのような良い意味で使われることも有るのかも知れませんが、、、あまり実例を見たことがありません。 現代英語だったら普通は「バカ」の意味ですよね。 また、ドリアン・グレイの肖像では、美しさと知性は相容れない性質のものとして書かれていますので、このsimpleは(遠まわしに)「バカ」という意味だと思います。(But beauty, real beauty, ends where an intellectual expression begins.とも書かれています。) >beautiful nature ってのは すばらしい個性 とかそんな意味ですよね。 で、バカの対極にある「美しい性質の持ち主」だといっているのだと思いますよ。
補足
こんにちは、お礼欄で間違えました。 X:バカの対極にある「美しい性質の持ち主」だといっているのだと思いますよ。 訂正:で、「美しい性質の持ち主」であることの必要条件でもあるバカの性質の持ち主だといっているのだと思いますよ。 失礼しました。
お礼
超人、大変わかりやすいご解説ありがとうございます。 >「He has a simple and beautiful nature.」が「彼には素朴で美しい性質が備わってるんだ」 >「He has a simple and a beautiful nature.」 >(He has a simple nature and a beautiful nature.)」と、ほぼ同義語なわけです。 やっと、aが二つにする場合の感覚が掴めました。 No3様のご回答で、強調で使われるというルールは分かったのですが、「どのような感覚で強調されている?」のかまでは分からず、本当にありがとうございました。