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長調と短調の曲の転調の仕方
クラシックなど(特に古典派など)ではソナタ形式の場合、長調の曲は属調への転調が下属調への転調より多く短調の曲では平行調への転調が他の近親調への転調よりも多い気がします。これが事実ならなぜそうなるのでしょうか?
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noname#192232
回答No.2
クラシックなど(特に古典派など)ではソナタ形式の場合、長調の曲は属調への転調が下属調への転調より多く短調の曲では平行調への転調が他の近親調への転調よりも多い気がします。これが事実ならなぜそうなるのでしょうか?
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回答ありがとうございます。 ご示唆いただいて「フラット系への転調は落ち着いていて癒し系向き」とかどこかでゆうてたのを思い出しました。 再現部の第二主題は提示部からみて下属調なので落ち着いた感じが出るのですね。ナットクです。この考えを応用すると緩徐楽章の調子は第一楽章の調子の下属調にしたくなりますね。第一楽章とは反対にゆったりと癒し系で書きたいさかいに。 それにしても古典派時代の調子に対する考え方は「長調は完全で短調は不完全」とバロック時代からしてみるとかなり捉え方が変わったようですね。なんていうか品がないというか安直というか(笑)1720年代のラモーの機能和声に関する書物がこのような思想に少なからず影響を与えたのでしょうか?気になるとことです。 でもおっしゃるとおりイ短調の属調はホ短調ですが和音からするとホ長調的性質もあり不安定ですね。そういう意味では扱いづらく「短調は不完全」という意味も分からなくはないです。短調さんなんかかわいそう(*_*) 短調が不完全という考えから楽器の響きや調律の都合で転調できへん場合を除いて第一楽章の第一主題が短調の時も緩徐楽章は第六度長調になるのですね。イ短調はヘ長調というように。