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長調、短調の見分けについて
今度期末で調判定が出るので勉強しているのですが長調、短調の見分けがつきません。 よく質問で見るのは曲の最後が主音で終わるのでそれを見ればいいとあるのですが、今まで学校で配られたプリントを見ると一曲の中の五小節くらいが抜き出されてそれを見て判定しなさいとあります。(つまり曲の最初の部分、最後の部分が無い状態です。) もらったプリントから自分なりにも規則性など探してみました。今のところ、「短調には臨時記号シャープが必ず付いている」というのを見つけたくらいです。 これが正しいか、間違っていた場合は他の見分け方を教えてください。
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質問者の誤解に、どう答えるべきか、見当がつきません。 もとの原点にもどって、実際に歌ってみることが必要です。 いままでに誤って覚えたことは、いったん忘れてしまいましょう。 初級編 >曲の最後が主音で終わるのでそれを見ればいい< ハ長調=イ短調、ニ長調=ロ短調、ホ長調=嬰ハ短調、ヘ長調=ニ短 調、ト長調=ホ短調、イ長調=嬰ヘ短調、ロ長調=嬰ト短調……。 >短調には臨時記号シャープが必ず付いている< 主な調性を表わすために、わざわざ臨時記号を付けないのです。 つぎの原則を、なんとしても理解する必要があります。 主音(ハ)を1度とすると、上属音は、つねに5度(ト)です。 中間音が、長調なら長3度(ホ)、短調なら短3度(変ホ)です。 長調の導音(ロ)に対し、短調の導音に臨時#(嬰ニ)が付くことも。 中級編 http://q.hatena.ne.jp/1132529494 あなたは楽譜が読めますか? ~ Hatena enquete ~ http://d.hatena.ne.jp/adlib/20051207 ── はてなアンケートでは「楽譜を読める」と思っている人が10% 前後、思っているだけで読めない人の実数は、もっと少ないようです。 http://q.hatena.ne.jp/1134037458 上級編 つぎの作品は、きわめて難解な転調の例です。(譜番参照) とても目まぐるしく、それゆえに美しいのです。 1.ト長調(主調)2.ホ短調 3.ロ短調(関係調)4.5.ホ短調 ── ベートーヴェン《ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58》18081222 初演 独奏ピアノの独創的な単旋律で始まる点で、すでに意表をついてる。 長調とも短調とも分らない単旋律の第一主題に、ややあって弦楽器群 が控えめに短調の第二主題で呼応するという趣向である。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070527 時のあとさき ~ 音の上り下り ~
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- HHHAAA_2011
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調判定ということなので、それなりの楽典の知識があるものという前提で。 楽譜をみて歌えれば解決といえばそうなんですが、そんな簡単なものばかりでも ないので、習ったことをそのまま書いてしまいますが、 (1)次の音に跳躍進行する音(増2度を含む)は音階固有の音である。ただし短調の導音は除く。 (2)次に2度上行するときも2度下行するときも、かわらない音は音階固有の音である。 (3)音階固有の音が臨時に高くされた場合は、次に2度上行する。 (4)音階固有の音が臨時に低くされた場合は、次に2度下行する。 (5)導音でない短調のVIIは、2度上行することも跳躍進行することもない。 ということで、どこまでシャープやフラットが音階固有の音なのかを判断して調を判断していました。 あと決め手は、 (6)ある調の音階のIII、IV、V、導音を全部音階中に共有する調は他にはない。 ということで、長調と短調の区別ができます。
お礼
ご回答ありがとうございました。解決しました!
補足
ご回答ありがとうございます。 ですがすみません、。私には少し分かりづらかった部分がありました…。 >調判定ということなので、それなりの楽典の知識があるものという前提で。 "それなりの"がどの程度かは分かりませんが、現在中学生なのでそのレベルでお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、私側に誤解があったんですね…。もう一度いちから確認し直してみます。 (中・上級編も拝見させていただきました。思っていた事よりもレベルが高かったです…。また改めて拝見したいと思います。)