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俳句 活用形
しずかさや 岩にしみ入る 蝉の声 という俳句に関して質問です。 この俳句の「しみ入る」は活用形では何形になるのでしょうか?終止形ではないのでしょうか。 この場合、「や」は切れ字と考えていいのですか? 教えて下さい。お願いします。
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>この俳句の「しみ入る」は活用形では何形になるのでしょうか?終止形ではないのでしょうか。 この場合、「や」は切れ字と考えていいのですか? 「しみ入る」は自動詞マ行四段の「しむ(染む・侵む)」の連用形「しみ」と、自動詞ラ行四段の「入る」の複合語です。この場合活用は後の「入る」の活用になります。つまり、自動詞ラ行四段の活用になります。 「しみ入る」は「蝉」という名詞(体言)に連なっていますので、連体形では。 「や」は切れ字で、俳句の切れ目と感動の中心を表しています。蛇足ですが初句切れになると思います。 以上参考までに。
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- miirumatsu
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回答No.2
「しみ入る」は、連体形です。 1番の方が仰っていることが、ほぼ正解です。 ただし、「しみ入る」が掛かっているのは「蝉」という体言ではなく、「声」という体言のほうです。 (岩にしみ入っているのは「声」!「蝉」がしみ入ったらたいへんです!) 修飾語というのは、必ずしも「直後」の語句に掛かるとは限りません。 文の成分を理解するときは、文の形だけでなく、意味も良く吟味しなければなりません。 以上、補足まで。
質問者
お礼
連体形なんですね。 修飾語についての解説ありがとうございます。 とても参考になりました。
お礼
詳しい解説と迅速な対応ありがとうございます。 とても参考になりました。