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大衆消費市場とは?

 流通の本を読んでいて、戦後は大衆消費市場が発達し・・・などの記述があるのですが、「大衆消費市場」の意味が、いまいちよく分かりません(なんとなくは分かるのですが・・・)。  「大衆消費市場」の具体的な意味を教えていただけないでしょうか。あるいは、学問的に定義などがありましたら紹介していただければ幸いです。  よろしくお願いします。

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noname#155689
noname#155689
回答No.1

学問的な定義は、特にないと思うんですが。 大量生産・大量販売・大量消費型の市場です。 マス・マーケットのことです。 まだモノ不足で みんなが欲しくて仕様がなかった耐久消費財が あった時代の市場で 具体的には昭和30年前後の「三種の神器」。 電気洗濯機、電気冷蔵庫、白黒テレビのことですが とにかく「みんな」が欲しがった訳です。 そんな「みんな」は「大衆」と名付けられ そんな「商品」は「大衆商品」と呼ばれ そんな「市場」は「大衆市場」と呼ばれた訳です。 昭和40年前後になるとイザナミ景気がやってきて カー、クーラー、カラーテレビが「3C=新・三種の神器」と呼ばれ 本格的な高度経済成長に突入します。 マイ・カーの時代、などともいわれ 例えばカローラは「大衆車」と誇らしく呼ばれていた訳で。 昭和80年前後になると「みんな」が欲しいモノより みんなとちょっと違うモノの方が売れる時代になります。 いわゆる「分衆」「少衆」の時代と呼ばれましたが このあたりから大衆が、大衆市場が見えにくくなり マス・マーケティングが困難になっていきます。

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