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梁と桁の違い
和英辞典、和仏辞典ではともに同じある単語の訳として「梁。桁。」となっていました。 梁と桁は同じ意味と考えていいの?違いは何でしょうか?
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『明鏡国語辞典』 けた【桁】《名》 (1) 建物・橋などの柱の上に横に渡して、他の部材を支える材。 (2)~(3) <略> はり【梁】 構造物の上部の重みを支えるために、または柱を固定するために、柱の上にかけわたす水平材。特に、桁<けた>に対して、棟と直角にかけわたした水平材をいう。 -------------------- 『広辞苑』でも、「桁と梁とを区別して、棟と直角にかけたもののみを指すこともある。」としています。 「梁 桁」で画像検索すると分かりやすい図解が見つかります。 http://tezukuri-uchi.hp.infoseek.co.jp/kouza/kouza-sekkei03.html 「橋の桁」を「橋桁(はしげた)」と言いますが、「橋梁(きょうりょう)」は「橋の梁(はり)」ではなく橋そのもののことですね。微妙です。
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桁、梁ともに建築用語として考えた場合には、 桁は屋根との接合部分などの高い位置で外壁伝いにぐるっと鉢巻状に建物を巡っている横木の事です。 下からは2mとか3mごとに柱に支えられており、逆に屋根の軒先部分を支えたり二階の重量を支えたりします。一般的な住宅では幅10センチ強で高さは支える重量などによって10センチ強から30センチあたりまであります。古い日本建築の縁側などでは丸太のまま使われている事がしばしばあります。 梁は、天井裏を覗いてみた時に、部屋の上を横切って桁(上述)から桁などに差し渡されている太い材なので直ぐ解ります。ちょっと古めの木造なら丸太のままの形で使われている事が多いです。この梁には屋根重量を支える為の小さい柱(小屋束といいます)が何本も立っています。 建築用語では桁と梁はちゃんと区別されています。 建築用語以外でこの言葉を使った事がないので、他の意味があるかどうかは知りません。
- zap35
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漢和辞典(学研 漢字源4版)によると、 桁は「柱の上に渡した横木」「水上に舟をならべてつくった橋」で、「かたくまっすぐである意味」を含む。 梁は「左右の両岸に支柱を立て、その上にかけた木の橋」「日本の支柱で屋根を支える材」で、解字は「左右の両岸に支柱を立て、その上にかけた木の橋」と字の意味そのものが語源のようです。 つまり漢字の梁はもともと「橋」が字源で、桁はその他の「横木」を字源とするようです。 英語ではそれらを分けて考える意味はないのでしょう。西洋は石の橋も多いし、なおさら無意味かも(^^;
梁は家の場合 桁は橋などの場合 じゃないでしょうか(橋げた) ただ、役割としては 梁:屋根や上階の床の重さを受け支えるために、柱上に渡される横木の総称。うつばり。 桁:建物・橋などで柱・橋脚などの上に横に渡して上部の構造体をささえる横架材 なので、「横に渡すもの」という意味では同じ。