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終端開放線路について
電気・電子回路で"終端開放線路"と"終端短絡線路"というのがよくわかりません。自分の中では、終端開放線路はフィーダにアンテナをつなげたことであり、終端短絡線路はフィーダに負荷を取り付けたことだと思っています。 また、何のためにやっているか自体もわからないので教えてください。
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>"終端開放線路"と"終端短絡線路"というのがよくわかりません。...... [用語] 文字通り、"終端に何も接続せず開放のままの線路(分布定数線路)" と "終端を導体で短絡した線路(分布定数線路)" です。 [用途] 2ポート(端子対)の一方の端子対を開放/短絡した状態で、他方の 1ポートを回路接続に使用する。 線路のオーム損失(R)を無視するとリアクタンス素子に近似でき、共振用の 1ポートとして使える。 終端開放線路(直流を阻止するリアクタンス 1ポート)→ LC 直列共振 (無限個を並列接続した特性になる) 終端短絡線路(直流を導通するリアクタンス 1ポート)→ LC 並列共振器 (無限個を直列接続した特性になる)
- info22
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定常波(定在波) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9A%E5%B8%B8%E6%B3%A2 や分布定数回路 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E5%B8%83%E5%AE%9A%E6%95%B0%E5%9B%9E%E8%B7%AF を勉強してみて下さい。 大きくは 正弦波の進行波と反射波による定常波(定在波)を乗せた場合と パルスなどの進行波(入射波、反射波、透過波)の過渡現象の解析の場合があり、 分布定数線路、具体的には、TVのアンテナフィーダー線、レッヘル線、同軸ケーブル、ストリップ線路(プリント基板上やIC基板上に作成された導体電極パターンによる分布定数線路)などで、末端短絡または末端開放で進行波に対する反射が起きます。積極的に定在波を利用する場合、電流と電圧の位相が±90°ずれることを利用して、コンデンサやコイルの代わりに使われたり(高周波分布定数フィルタ)、アンテナの給電に使われたりします。アンテナ自体も定在波を乗せて先端解放(先端で電流ゼロ、電圧最大となる定在波を立てて電波の送受信をする)として利用します。
お礼
遅くなってスンマセンでした。 定在波=0(ゼロ)が理想ということしか知りませんでした。 ありがとうございました
- candle2007
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http://www.melinc.co.jp/snap_appnote_free/SnapApp11.pdf 例えば50Ω伝送線路の終端に50Ωの負荷(純抵抗)をつないだような場合、「終端を”整合”した」といいます。 (上記資料 5ページ上段「負荷インピーダンスと線路インピーダンスが等しい場合」参照) 終端開放・短絡はいずれも”物理的に開放(または短絡)”するという意味であり、いずれも「不整合」です。 (リタンロス 0dB 即ち SWR ∞) 「開放」については上記資料の5ページ下段に説明があります。 同図bにあるように、開放点から「電圧最大」の反射が起きます。 「短絡」については、6ページ下段から説明があります。 図bにあるように短絡点から「電流最大」の反射が起きます。 いずれもリタンロス0dB=SWR∞ です。 この反射により、送信機が破壊されることがあります。 したがって、一般に送信機は「SWR 5以上の負荷を接続しないでください」等の規定がなされています。(例) (50Ωの)フィーダにアンテナをつなげることも、負荷を取り付けることも、それらのインピーダンスが50Ω(例)であれば「整合」です。 もしアンテナや負荷が100Ωまたは25Ωであれば、SWR=2 (不整合であるが許容範囲内)ということになります。
お礼
連絡が遅くなってスンマセンでした。 開放と終端とでは動きが違うんですね。 ありがとうございました。 またリターンロス=反射というのも勉強になりました 重ねてありがとうございました。
お礼
LCの直並列の共振になるとは全く知りませんでした。 とても参考になりました。 ありがとうございました。