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変圧器の定格電圧について
今、電験3種の電力の勉強をしています。質問させて下さい。 ある送電線路において、三相短絡電流を求める際、短絡前の負荷側の電流を求めるのには負荷の両端の電圧は定格電圧で計算するけれども(変圧器の出力電圧は内部抵抗分を含めて定格電圧プラスαのハズ)、負荷側が短絡したときには変圧器の出力電圧自体が定格電圧として計算しないと回答が導けません。 要は、線路にきっちりした負荷があるときは…電源側である変圧器出力=定格電圧+α 線路の負荷が短絡したときは…電源側である変圧器出力=定格電圧 としなければならず、短絡する前と後では電源の発生電圧が違う状態で計算することが非常に不思議です。 どなたか、教えてください。
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- ninoue
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回答No.1
お礼
丁寧に回答していただき本当に有難うございます。 ninoueさんからの回答をずーっと読みながら、変圧器の%インピーダンスを勉強しなおしました。 「%インピーダンスを求めるときには、負荷の両端には定格電圧がかかっていて、そこに流れる電流は定格電流値である。そして、その定格電流値を%インピーダンスでわると、短絡電流になる。その短絡電流というのは、変圧器の内部インピーダンスだけが負荷として存在し、そこに定格電圧を印加したときに流れる電流である。」と理解しました。 よって、三相短絡電流を求める問題の場合、電源が定格電圧で、負荷が変圧器や線路のインピーダンスのみのときの電流を考えるのだと、理解していこうと思います。 ただ、実際の送電では、変電所は定格電圧+α で出力していると思われるので、短絡電流=(定格電圧+α)÷ (変圧器や線路のインピーダンス)だという気はするのですが…。