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キレート適定法
[キレート適定法で、硫酸マグネシウム中のマグネシウムの定量をエチレンジアミン四酢酸二ナトリウムを指示薬として滴定したのですが、硫酸マグネシウムをpH10に調節にしたのですが、なぜpHを調節する必要があるのですか?]
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EDTAは4価の弱酸なのでH4Yと表すとこの錯体生成の平衡反応は Mg^2+ + Y^4- ⇔ [MgY]^2- と書けます。 pHが大きい程[Y^4-]も大きくなるため、反応は右に進み易くなり、 結果として当量点付近の[Mg^2+]の変化が顕著になり、 指示薬による終点の判別が、より小さな誤差で可能となります。 しかしpHを大きく上げてしまうと、Mg(OH)2の沈殿が生じてしまい滴定がうまくいきません。 結局はpHを10位に保つのが一番の妥協点という事になります。
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noname#160321
回答No.1
過去問 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa857250.html の中の#3のお答えにあります。
お礼
ありがとうございました。 とてもわかりやすく、課題を理解することができました。