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キレート滴定で

硫酸マグネシウム溶液と硫酸亜鉛溶液をそれぞれ単独で、0.1mol/dm3EDTA溶液で滴定して、それぞれの濃度を求めました。次に、上記の2つの溶液を同体積混合し、pH=10とpH=5の緩衝溶液を用いて先のEDTA溶液で滴定し、マグネシウムイオンと亜鉛イオンの濃度を求めましたが、単独で滴定した時の濃度より、亜鉛イオンは高く、マグネシウムイオンは低くなってしまいました。 何故ですか?教えてください。。。

みんなの回答

  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.2

Mgは、pH5以下では、EDTAと反応しないようです。 (上野影平「EDTA-コンプレキサンの化学-」、p44、南江堂、1977年)。 すなわち、 pH 5 pH 10 Mg ×    ○ Zn     ○    ○ Mg+Zn Znのみ  MgとZn となります。  ですから、混合物は、ほぼ2倍の値になったのでは。    pH5の時は、pH10の単独の値より低くなったのでは。pH5では、MgはEDTAとほとんど反応せず、ZnもpH10の時の1万分の1らいの反応しかしないようです。 >加水分解を防ぐために加えた硫酸  金属とEDTAの反応は、pHに大きく依存します。緩衝液を加えるのは、pHの影響を避けるためです。  ですから、硫酸を加える必要性は、理解できません。それに、有機物は分解すしますが、無機物の分解というのも・・・。陽イオンと陰イオンが解離しないと、沈殿になり、測定が困難ですし。

apfelfleur
質問者

お礼

なるほど…!! kgu-2さん、有難うございました。

  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.1

 化学の専門家ではありませんが、金属は分析しています。金属の測定には、30年前から原子吸光、最近はICPも使い、EDTAを研究に使ってはいませんが。  金属とEDTAとのキレート生成には、お分かりでしょうがpHが大きく作用します。化学反応は、熱とpHに大きく左右される、というのは釈迦に説法でしょうか。 >pH=10とpH=5の緩衝溶液を用いて先のEDTA溶液で滴定し、マグネシウムイオンと亜鉛イオンの濃度を求めましたが  これは、できるとは思えませんが。「pH=10とpH=5の緩衝溶液を用いて先のEDTA溶液で滴定したら、pH10は、Mg単独、Zn単独より高くなり、pH5では低くなった」ではないのですか。  pH5では、金属とキレートの安定度が低くなるので、値も低くなります。測定した値も書いて下さると、回答しやすいと想います。高い・低いにも、程度差がありますので。  また、単独時のpHを書き込んでください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=874866と同じクラス、あるいは偶然?

apfelfleur
質問者

補足

すみません、文章省略しすぎました。 単独のときは両方pH=10の緩衝溶液で、混合溶液の場合は、pH=10とpH=5ので2回滴定した、ということです。 pH=5の時は、亜鉛のみの定量ということになるんですよね?単独で滴定した時に加水分解を防ぐために加えた硫酸は、濃度が違ってきた原因の1つになるのでしょうか…