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ものを考えるとき
アンケートや人生相談のカテゴリにするべきかと迷ったのですが、適切でない気がしたので、こちらに投稿させていただきます。(カテゴリ違いでしたらすみません。) モノを考えるとき、どうやって考えているか教えてほしいのです。 脳が神経が…という話ではなく、感覚的に。 以前テレビで、バイリンガルの方に「何かを考えるときは何語で考えていますか?」と質問されているのを見ました。その方は「最近は日本語かな」というようなことを答えていたのですが、果たして本当にそうなのかと。 私は日本語しか話せませんが、モノを考えるときは日本語じゃないと思うんですよね。考えていることを説明するときは、ぼんやりと雲のようなものがあって、それを拾い上げて言葉に結びつけるというか…翻訳を要します。だから、言葉を発するのに時間がかかります。感覚としては、英語の辞書をめくりながら適切な単語を探すような。思ったことをすぐ口走ってしまうなんてなかなかありえません。私が特殊なのでしょうか?ちなみに本を読むときは映像が見えていることが多いです。 みなさんは、どうやってモノを考えますか? また、参考になりそうな本などありましたら紹介いただけるとありがたいです。
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はじめまして。 カテゴリ違いではございませんよ。拝読致しましてすぐに私には分りましたので。ご安心下さい。 世間では「考える」と「思う」をしっかり分けて捉えている方は驚くほど少ないです。どんなに有名な言語学者、文学者、哲学者でさえも本当にごく少数です。普段、皆さん考えるという言葉を当たり前のように使いますが私から見ればほとんど「思う」です。貴方様の文章の中の「考える」は「思う」と「考える」がまだはっきりしていないのではないでしょうか。「考える」=「哲学する」ということです。 ご興味がおありでしたら、プラトン「ソクラテスの弁明」、小林秀雄「考えるヒント」、池田晶子「14歳からの哲学」、などがお勧めです。これらの書は分る人には分る、分らない人には全く分らない。中途半端はございません。 哲学書は様々な入門書・解説書が書店に並んでおりますが、誰でもわかるという触れ込みのものは読まないほうがいいです。まず著者が「考える」ということの本当を捉えておりませんので。 あと、脳がどうのとかではなく感覚的にと表現されてましたね。 私はそれを「考えが考えるを考えている」というふうに捉えますね。普通の人が読めば意味不明でしょうが貴方様はどうでしょう? 本を読まれるときに映像が見えるということですがここは私もありますが説明はできません。ただ私は外出し景色を見てその景色が言葉に変わるタイプです。 少しでも御参考になれば幸いです。
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- moritan2
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思考の内容によってかなり違うのではないでしょうか? 言葉で考える場面は確かにあります。一方ルービックキューブの最後の詰めの手順を考えるときに「上辺を左回転させて、、、」などと言葉で考えることはないでしょう。ほとんどの人はルービックキューブの立体イメージが頭にあってそれを回転する様子を頭に描いて考えるのではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます たしかに!言葉に置き換えることも多々ありますが、そうじゃない思考だって沢山ありますね。その部分を「考える」と意識しているか否かという問題なのかもしれません
- adaypajimy
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イメージを言葉や図形に置き換えたあとに組み立てるから"考える"というのであって、想起する部分は確かに言語ではありませんね。でも、考えるということはイメージを言葉や図形に置き換えてから組み立てることだと私は思うので、"考える"でもよいのではないでしょうか? 言葉の定義の問題です。 何で考えを表現するか?という領域の言語も駆使する部分も、バイリンガルの人は、考えるうちのプロセスとして捉えているのでしょう。 余談ですが、言葉(ロゴス)は、いわゆる区別するための道具です。ですから、イメージを何で区切るかによって決まりますね。 ちなみに、私は英語は達者ではありませんが、多少英語を覚えれば誰でも英語でも考えれるようになります。日本語でも考えられます。確かに、想起する部分は言語じゃないです。 思い浮かんだ!←考えるというより、ひらめきじゃありませんか?思い浮かびという抽象的なイメージが、言葉という具体的なモノに置き換わって、秩序ある並べ替えが、いわゆる考えるということ。 私の職業はプログラマですが、下記にプログラマの方がおりますが、変な話だけど、そのプログラム言語で一般的な物事を数値化して考えるくせがあるせいか、その言語で考えられるということもできますね。技術者は確かに言葉じゃなくて、イメージの組み合わせで考えられます。 言葉でうまく説明できないけど、 頭では立体的に考えられる状態にある。 想起する部分と言葉を置き換える部分のどちらまたは両方を、"思考"と捉えるかの違いだと思います。 文献的には、ソシュールの言語学からはじまった、初期構造主義の書籍が面白いと思います。ちょっと、質問者さんが疑問に思っていることとは違うかもしれませんが^^;
お礼
アドバイスありがとうございます。 うーん、なるほど、難しいですが、「考える」の定義が曖昧でしたね。言語学…この質問がどこの分野か本当にわからなくて迷ったのですが、色々な分野で考えることができそうです。基礎知識がないのでなかなか理解が追いつかなさそうですが、とりあえず最初は字を追うだけになっても読んでみたいです。
『絵で考えるのが私のやり方である。言葉は私にとって第二言語のようなもので、私は話し言葉や文字を、音声つきのカラー映画に翻訳して、ヴィデオを見るように、その内容を頭の中で追っていく。』 とテンプルグランディンという自閉症の方が仰っていました 自閉関係の方ならもっと正しくその感覚を説明してくれると思いますが 視覚優位の方が多いようです。 一度本などを手にとってみたらと思います。 http://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E9%96%89%E7%97%87%E3%81%AE%E6%89%8D%E8%83%BD%E9%96%8B%E7%99%BA%E2%80%95%E8%87%AA%E9%96%89%E7%97%87%E3%81%A8%E5%A4%A9%E6%89%8D%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%90%E7%92%B0-%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3/dp/4054007791/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1196342253&sr=1-2
お礼
アドバイスありがとうございます。 なるほどなるほど、「言葉は私にとって第二言語のようなもので」というのにはものすごく共感しました。 自閉症というものにはあまり詳しくありませんが、そちらのほうでも色々探したりしてみようかと思います。
こんばんは。(^^*) わたし、(女性です) 感覚回路・思考回路 → 感情に変換 → 言葉に発する時間 ご質問者さまと似ていますよ。 ( と言うか、一緒 ) >>考えていることを説明するときは、ぼんやりと雲のようなものがあっ>>て、それを拾い上げて言葉に結びつけるというか…翻訳を要します。>>だから、言葉を発するのに時間がかかります。 あたしも、日常の中のさまざまな出来事・友人との会話の返答 全て、 1.まず感覚で感じる → 次に 2. 2~3日かけて感情&言葉に変換 (脳内作業かな?) >>思ったことをすぐ口走ってしまうなんてなかなかありえません。 なので あたしも ↑ これはほぼ、有り得ません。(時に例外も有り) あたしは、周囲の友人には、このキャラ?で理解してもらって いますよ。 >>ちなみに本を読むときは映像が見えていることが多いです ↑ これも同じですよ☆(^^*)/. これは単に文から→映像への 想像力です。 私もつい最近まで、 皆同じような脳回路と 思っていました! ( 違う人も居るみたいですね ) 左脳より → 右脳系のヒトって(芸術系感性ってこう) この回路、 多いですよ。 共感覚の人も、 似てるかもですね! ちなみに考え事は★【日本語】で言葉でする時と、 ★【感覚】でする時 2パターン有りますよ。 あと、何故か、私の場合は、【寝言】と【とっさの出来事】 の際は、 瞬間に英語が勝手に出ます。 脳の思考回路って、 人それぞれで、面白いですよ! 右脳人間は、 楽しいです★ (^^*)/.
お礼
回答ありがとうございます 同じ感覚の方ということで、画面の前でそうそう!と頷きっぱなしでした。色々なタイプの方がいらっしゃりそうでおもしろいです。 自分のタイプを理解しつつ考えていけたらいいのかなあと思いました。
- harepanda
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私はノンネイティブとしては英語が出来る部類に入ります。 発想法は、あなたと全く同じ。まず、概念や物事の関連性が頭に思い浮かび、それにふさわしい言葉が後から脳内に浮かび上がってきます。 困るのは、日本語で話そうとしているのに英語やドイツ語での表現に向いた概念が出てきてしまい、それに対応する良い訳語が日本語に存在しない時です。
お礼
アドバイスありがとうございます。 そうそう、そういうかんじです!わたしの場合は英語もドイツ語も表面をさらっと通した程度なために日本語以外に言語を持たないので、そういうことがなく、余計表現が出てこないのかなあという気がしています。
- eienn
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現段階で、あなたの納得する答えは得られない気がしますよ。 脳や意識に関しては、一番未知の部分が多いのです。 頭の中で生まれる言葉を「内言」 外に発する言葉を「外言」といいます。 私の場合、論理的に話そうとしたり、人に相談したりするときは、「内言」を使って考えています。いわば、典型的な左脳人間ですね。 あなたは右脳人間なのでしょうか。 映像や感覚で物事を取捨選択するということは。 思ったことをすぐ口走らないのは、「慎重だから」では? ま、ご参考までに。
お礼
アドバイスありがとうございます。 難しい分野というか、本当に人それぞれというか、土台の部分だけにアウトプットが難しくて共有するのも難しそうですよね。ただ、沢山回答いただいて、たしかにそういう考え方が存在するんだなあとぼんやりと感じられてよかったなあと思います。 内言、外言というキーワードは心に留めておきたいです。 自分でも「慎重派」と思っていたのですが、ひょっとして考え方のせいでもあるのかなあという気がしたので付け足してみましたが、ひょっとしてこちらのほうは単なる言い訳だったかなあ…
《いかなる国語にも属さないこころのことば(verbum cordis)》を取り上げ アウグスティヌスが 議論しています。 もしそれがあるとするなら 絶対者へと開かれた窓であるかも知れないけれども そのこころの言葉も いかに偶有的で可変的なものかを心得なければいけないと言っているようです。 ところが わたしが疑うとき 疑う対象やその内容についてのことばでは なく 疑いそのことについてのことばがある。疑っていることがどう展開す るか これとは別に わたしは わたしが今疑っているということを知っ ているというそのことについての言葉がある。 (『三位一体論』15・23) それは ほんとうは疑うべきではないという隠れた思いであるかも知れない。 それは 疑って必ずや真実を明らかにしなければならないという義憤でありうる。 有限・可変的・可謬的ながら 真実のことばだと考えられる。 けれども このことばが いかに 神のことばから遠いかを わたし は 見なければならない。(同上15・15) 今このように思惟していることは いかんせん 持続し得ないからだと思われる。 思惟の成果も 座右の銘になるのが 精々である。 疑いを持ったゆえ思考することと その疑いや思考をあたかもさらにその奥にあって見守りつつのように思惟することと いづれも ある種のかたちで 《精神が旋回しつつ運動する》ようである。 だから 旋回する精神が 求める解を見つけ出したときには その解のあたかも ほかに真実のことばが 別にあって しかも《日本語なら日本語に属するような音や声もなく》 こころに語られているかのようである。 もしそうだとしたら わたしは なお この《親しき内密のことば(verbum verum intimum)》の窓を さらに 開かねばならない。 つまり まだ そのことばは 窓であって 到達すべきことばではないのだというのだと考えます。 美術史家の木村重信が ことばよりも 視像のほうが 原生的で幅広いのだと言っているようです。 イメージはロゴスに従属するのではない。 ロゴスはイメージから抽象され、イメージの働きを基礎にして、象徴的な 思考が可能になり、その結果として哲学や科学などがうまれた。 このイメージないしその記号としての美術の本質は〔歴史的に変わって来 たが それは〕変貌であって、発展ではない。 進歩、退歩とか開化、未開とか言われるが、これはすべてのことをロゴス に翻訳して考える習慣が我々にしみついているからである。 (『木村重信著作集』〈第2巻〉はじめにイメージありき の広告用文章)
お礼
アドバイスありがとうございます。 不慣れな分野のためか、なかなか言葉を飲み込むことができませんが、よくよく考えてみようと思います。 考えをかたちにできそうになってからお礼つけさせていただこうと思ったのですが、あまりにも遅くなりそうだったので、お礼の言葉だけ、先に。
こんにちは。しがないプログラマー1年目です。 自分は「日本語で考え事をするほう」でした。 頭の中に原稿用紙があって、そこに自動的に文字が記述されるような、といった感じです。 今ではちょっと違います。 ITの業界で、意思や目的の統一化、ソフトウェアの設計をするのに「UML」というものを使うのですが、これを学んだところ色々な考え事をUMLチックにするようになりました。 考え事の内容にもよるのかもしれないし、やっぱり人によって考え事の仕方が違うので、自分の意思を視覚的に伝えやすいUMLは重宝してます。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、そういうのもあるのですね。プログラム関係には全然詳しくありませんが、感覚的にはなんとなく想像できる気がします。色々な考え方ができると作業効率がよさそうというか便利そうですね。
- mi-dog
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推理小説でも、主人公がいたり、敵対する人、サポートする人さまざまです。 その立場になってみるのもいいかもわかりません。
お礼
回答ありがとうございます。 ごめんなさい、多分、質問の意図が伝えられなかったんだと思います。文章下手ですみません。 推理や前向き思考をするための方法のような「自分で意識的に変えられる考える道筋」ではなく、「普段何気なく色々なことを考えているけれど、それってどういうことなんだろう?」という疑問なのです。(…これも意味不明かもしれません;;言葉が見つからない…!)
お礼
はじめまして。アドバイスありがとうございます。こちらで大丈夫とのことで安心しました。 下の方々の回答を読んでいても思いましたが、「考える」「思う」という区切りが確かに曖昧でした。とりあえずオススメいただいたものから読んでみようかなと思います。ちょうど「考えるヒント」はこの質問とは関係ないところなのですが他の方からもオススメいただいたところでしたので、早速読んでみようかと思います。色々読んで考えてみて、もう一度いただいたアドバイスを見返したりするとさらに学べることが多そうですね