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J-SOX法
J-SOX法関連と言う事でよいのか分からなかったので。 たとえば企業で受注した業務についてなのですが、 受注したものを社内の規程にて期間・業務内容別に区分をしたとします。 その個別の区分について、完了していないのに売り上げる事は 合法なのでしょうか? 違法なのでしょうか? 違法な場合は誰の責任となるのでしょうか? 例えば管理職の口頭指示により行った場合はどうなるのでしょうか? 質問内容が分かりにくかった場合はごめんなさい。
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- lv4u
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あまり認識されていませんが、基本的にアメリカ生まれのSOX法は、株式等を購入する投資家保護を目的にしています。つまりは、経営状態が悪くて赤字なのに、いかにも「わが社は、大儲けしています。大幅黒字でっせ!」って嘘、あるいは現在流行している「偽装した利益を報告するな」ってことですね。 ですので、下っ端が可能な横領とか、誤魔化し、あるいは、売上計上を勘違いして発生するようなマイナスは、もちろんあってはいけないでしょうけど、それによって「企業が倒産する!」ってレベルには、ほとんどならないと思われます。 SOX法あるいは、J-SOX法が真にターゲットとするのは、企業経営を危うくする「経営者」です。現場の人たちではありません。経営者が誤魔化そうとしても不可能な、あるいは可能でも、偽装の証拠が残り、経営者がその証拠を削除・修正できないような仕組み造りが重要でしょう。 ただし、経営者は、そういうシステム構築に抵抗すると思われます。いかにして「経営者」を騙して、そのような仕組みを作るかが、情シスの腕のみせどころでしょうね。 それから、社内で決めたことに違反しても、社内規定は「法律」ではないので、違法にはならないでしょう。また、本当に違法なことを業務としてやっている企業も多いですが、それでも、マスコミネタにならない限り逮捕されないようです。ただし、仮に違法として問題になったとき、管理者の口頭指示があっても、実行者であった、下っ端の責任にされる可能性も大きいと思われます。