• 締切済み

最大角度差の計算の過程がわからなくて困っています

角度θ=一定、角度Aと角度Bが tanA=cosθ*tanB の関係を満たすとき、 角度Aと角度Bの最大の角度差Cは C=atan(1/cosθ)^(1/2)-arctan(cosθ)^(1/2) となるとある文献に掲載されているのですが、 なぜそうなるのかがわからなくて困っています。 どなたか計算の過程を教えてくださるとありがたいです。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • zk43
  • ベストアンサー率53% (253/470)
回答No.1

細かい点は抜きに大まかな計算 tan(A-B)=(tanA-tanB)/(1+tanAtanB)=(cosθ-1)tanB/(1+cosθtan^2B) ここで、x=tanBとおいて、これを独立変数xの関数と見る。 y=(cosθ-1)x/(1+cosθx^2) xで微分すると、 y'=(cosθ-1)(1-x^2cosθ)/(1+cosθx^2)^2 y'=0となるのは、x=1/√cosθのとき。 つまり、tanB=1/√cosθのとき、tan(A-B)は最大となる。 tanは単調増加関数なので、同様にこのときA-Bは最大となる。 tanB=1/√cosθとすると、 tan(A-B)=(√cosθ-1/√cosθ)/2 ここで、一般にatanX-atanY=atan{(X-Y)/(1+XY)}が成り立つ。 なぜならば、a=atanX、b=atanYとすると、tana=X、tanb=Yであり、 tan(a-b)=(tana-tanb)/(1+tana・tanb)=(X-Y)/(1+XY) a-b=atanX-atanY=atan{(X-Y)/(1+XY)} よって、X=√cosθ、Y=1/√cosθと見て、 (分母は2=1+√cosθ×1/√cosθ) A-B=atan{(√cosθ-1/√cosθ)/2} =atan√cosθ-atan(1/√cosθ) が最大になる。 cosθがマイナスのときとか、細かいことは考慮していないので、 もう少し詳細に考えてみてください。 相加相乗平均とかでもできる気もしますが、よく考えてません・・・

hide0214
質問者

お礼

丁寧な説明で、とてもよくわかりました。 ありがとうございます。 大学の数学の領域かと思いきや、高校数学で解けるものなのは驚きました。 解法が美しいですね。

関連するQ&A