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両親媒性について
脂肪酸はR(疎水基)とCOOH(親水基)をもつので両親媒性を示すという本がありました。それはRが小さい時で大きくなると疎水性が強くなりますか? またリン脂質などの場合脂肪酸が両親媒性を示しているわけではなくて疎水基となっています、それはRが大きいからでしょうか? 基礎的ですみませんが教えてください
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> 大きくなると疎水性が強くなりますか? その通りです。 > リン脂質などの場合脂肪酸が両親媒性を示しているわけではなくて疎水基となっています、 > それはRが大きいからでしょうか? こちらの場合は、脂肪酸の部分が「カルボン酸」の形ではなく「エステル」になっていることが 主因となって、全体が疎水基として振舞うことになります。 (例えば、酢酸ではカルボキシル基(-CO2H)が遊離状態なので親水性が高いのに対して、 酢酸エチルではカルボキシル基がエステル化されているために著しく親水性が低下します: 但し、電気陰性度の高い酸素原子を含むため、アルカンに比べれば親水性はありますが) リン脂質の構造: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E8%84%82%E8%B3%AA
お礼
ものすごくわかりやすい回答ありがとうございました