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「亡くなる」は尊敬語?
例えば、「昨日、私の祖父が亡くなりました」という表現は、「亡くなる」が尊敬語だからおかしいと聞きました。 そうすると、身内の死についてはどういう表現が一般的でしょうか? 他界する、永眠する、息をひきとる、 などでしょうか? よろしくお願いします。
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はじめまして、こんにちは。 今の時代、みんな結構間違って使っています、敬語 。 尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けが乱れに乱れている昨今、 私は気にするのをやめました(笑)。 自分が正しい表現をしても、 まわりのみんなが間違った言葉を使っているため 逆に自分が間違っていると思われることも多々あります。 誤 → 正 ご利用できません。→ご利用にはなれません。 どういたしましたか?→どうなさいましたか? この電車はご乗車できません。→ご乗車になれません・ご乗車いただけません。 などなど。 おっしゃるように「亡くなる」は、「死ぬ」の尊敬語です。 本来身内には使いません。 しかし<亡くなる>は人が<死ぬ>の婉曲表現だそうです。 “人が死ぬことをやや婉曲(えんきょく)に言った”もので、 尊敬語などの敬語では無いらしいのです。 婉曲に「死ぬ」ことを言う丁寧語なので、 本来は自分にも身内にも使ってよい言葉で、 実際江戸時代の文献にも 「親が亡くなりました」といった用例も載っているそうですよ。 NHKの「気になることば」でやっていました。 最近はメディアで間違った使い方が定着したせいで 「亡くなる」と使いがちです。 「亡くなる」でも最近は良いように感じます。 「昨日、私の祖父が亡くなりました」 が正しい日本語で適切な表現になりますが、 あまりにも直接的過ぎるため個人的にはどうかなと思います。 <代わりの言葉>としては 「他界しました」「身罷(みまか)りました」「永眠いたしました」 と表現することができます。 ご参考になれば。
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- nyantan
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申し訳ありません、訂正です。 「昨日、私の祖父が亡くなりました」ではなく 「昨日、私の祖父が死にました」です。
- ANASTASIAK
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>他界する、永眠する、息をひきとる、 >などでしょうか? もうひとつ挙げるとすれば、「死去する」でしょうね。 これらはどれも「いたしました」とつづけると謙譲の 意味合いになります。死者に謙譲もヘンだとは思いますが、 内と外の文化ですから、人さまに対して陳べるときには 適当なことばだとも思います。 婉曲というのもそうかもしれませんが、死ぬという直接 動詞の丁寧表現のような気もします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 婉曲的であり丁寧表現なのですね。
- cooperation
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「亡くなる」は尊敬語ではないようです。 死ぬの婉曲な表現だそうです。 http://dictionary.msn.co.jp/result.aspx?j=%e5%9b%bd%e8%aa%9e&keyword=%e4%ba%a1%e3%81%8f%e3%81%aa%e3%82%8b&startcount=0&matchtype=startwith¤titem=15101500 結構同じような疑問を持つ方も多いのですね。 http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2005/04/0406.html http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1011329660 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010687150 私も亡くなるって普通に使ってますよ。 丁寧後にするときは「お亡くなりになる」と「お」を付ければ良いんです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 よくわかりました。
お礼
詳しいご解説ありがとうございます。 敬語も時代とともに変わるのですね。