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尊敬プラス可能を同時に表現するにはどうすればいいのでしょうか?
「尊敬」と「可能」を同時に表現する便利な仕方はありませんか? たとえば、「話す」を尊敬と可能同時に表せますか(表せられますか)? →いまIMEpadで一発変換しませんでした。しかし不思議なことに「洗わせられ」は変換候補にありました! 「話せられますか」はなんと!一発変換しました! これはいわゆる「正しい日本語」ではないんでしょ? でも変換するとは不思議な。 もし正しい日本語ではないのなら、ほかの表現法はどんなものがありますか?
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「れる・られる」という助動詞を使いながら、「尊敬」と「可能」を表すのは無理です。「れる・られる」は「自発・受身・尊敬・可能」の意味をあらわすので、その内のいずれかの意味を表すのには使えるのですが、ご質問の場合のように二つ以上の意味を表そうとする場合には、むしろ避けた方がいいでしょう。 「話す」の尊敬語で、よく使われる形は「お話になる」。一方「できる」の意味の尊敬語は「おできになる」。この二つを単純に結びつければ、「お話になることがおできになりますか」となり、ちょっと異様な言葉遣いになりますね。この場合、どちらかの尊敬語を外した言い方をすることで一応解決できます。 問題は、それが自然な言い方になるかどうかです。 「話すことがおできになりますか」 「お話しになることができますか」 どちらも、今一つですね。このような言い方は、他人の前や電話でプライバシーにかかわることを話せるかどうかを聞いている場合に使う可能性がありますね。 実はNo.1の方の回答にある「お話になれますか」がぴったりですね。「お話になる」という尊敬語の一部「なる」を可能動詞「なれる」にすることで解決しているわけで、これは決して変な使い方ではありません。むしろお奨めできる言い方です。 「人前でお話になれますか」のように。この外にも考えれば出てくるでしょうが、今思いつきません。
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- Ishiwara
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日本語であろうと、外国語であろうと、1つの文は1つの概念を表すのが原則です。2つの概念を同時に表そうなどと考えてはいけません。もし、あなたがそのような便利な表現を考えついたとしても、相手が正しく受け取ってくれるかは、きわめて不確実となります。
- marialulala
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目上の人に、あることができるかどうか聞いたり、できるかどうか判断したりするのは失礼になるため、「尊敬+可能」は不自然になると思います。
- DMIM
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変換できる不思議さについてですが、「表せられますか」や「話せられますか」が変換できたのは、「表す」や「話す」が可能動詞と呼ばれるものになれるからだと思います。五段活用の動詞だけ可能動詞になれます。 五段活用の動詞を可能動詞にしない場合は「表されられる」や「話されられる」になると思います。 五段活用の動詞でない「見る」や「食べる」は「見られられる」や「食べられられる」になると思います。 「れる」「られる」の活用は一段動詞の活用型だと思いますし、「れる」「られる」は未然形に接続すると思うので、「れられる」や「られられる」は文法には合っているみたいです。しかし、もちろん聞いたことはありません。 「話せられますか」の「られ」が「可能」以外を表しているのなら、あまり聞きませんが文法に合っている正しい日本語だと思います。
話す→お話になれますか? 着る→お召しになれますか? ・・・ですかね。 ただ、ちょっと相手を馬鹿にしたようにもとられかねませんね。
補足
そうかもしれませんが「おできになりますか」という表現もあるでしょう。