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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:培養細胞を免疫染色した後の封入剤)
封入剤選びのポイントとは?
このQ&Aのポイント
- Cos 7細胞を免疫染色した後に封入剤で封入した際、ゴミみたいなものしか観察できなくなる問題が発生しました。
- 使っている封入剤はcrystal mountという水系封入剤で、切片標本用の封入剤とされています。
- 封入剤を選ぶ際には、実験目的や観察方法に応じて適切な封入剤を選ぶことが重要です。具体的な選び方やルールについて教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
>どうも切片標本用の封入剤みたいです。 そこが問題なのではないです。カバーガラスをかけて封入出来る程度の厚みものなら、基本的に使えるはずです。問題は、crystal mountが(非水溶性の)色素系染色(DAB, NBT/BCIPなど)に使われるもので、蛍光染色用ではないことです。説明書にどのような染色に適するかは明記してありますよね。 蛍光観察をする場合の封入剤は、 ・励起光、蛍光を吸収しないこと(弱めないこと) ・自身が蛍光を発しないこと が不可欠です。 もっともよく使われるのはグリセロールです。このての目的のために「非蛍光」品質を保証している製品もあります。 他にも各社からいろいろな製品が出ているとは思いますが、よく使われるのは、Vector社のVectashieldでしょうか。 どちらにしても、カバーグラスをかける必要があり、固化しませんので保存する場合は、マニキュアなどで周りを封じて水平に保つ必要があります(固化するタイプで蛍光観察に耐える封入剤は、私の知る限りないです)。 >どういう封入剤が適しているのか。そして「こういう場合にはこういう封入剤を使え」というルールがあれば教えて頂きたいです。 説明書を読めば、どんな染色に適しているかは書いてあるはずで、あとは 用途に応じたものを選べばいいだけです。蛍光観察向きと明記していないものは蛍光染色に使うべきではありません。 おおざっぱに言うと、 蛍光観察する場合の封入剤は上に書いたとおり。 色素型では、色素が水溶性なら有機溶剤系の封入剤を使う必要があり、有機溶媒に溶ける色素の場合は、水系の封入剤を選ぶ必要があります(色素が溶けてにじむので)。
お礼
参考になりました。 ありがとうございました。